米ファイザー社 ワクチン供給について

 今年の1月、新型コロナウイルスのワクチン供給について、米ファイザー社と7200万人分で契約したと発表。6月末には6000万人分を確保できるはずでした。しかし、他国との競争などにより、当初計画から遅れる可能性が出てきており、河野太郎調整役を中心に交渉を行うが、難航しています。

調整難航

 予定通りに供給するよう、河野太郎調整約がファイザー社と交渉を試みているが、ファイザー社からは首相と直接話をしたい、と相手にされないようです。
 首相が直接話をするわけにはいかないでしょうから、交渉は難航しているようです。
※ファイザー社は、それを見越して首相を逆指名しているのかも知れません。

注射器

 当初、ワクチン1本の瓶から6回分を取れる見込みでしたが、日本で流通している注射器では構造上、5回分しか取れず、その場合1200万人分が減る見込みのようです。

今後

 今後の供給は多少時間がかかってしまうかも知れません。
 現在、日本ではファイザー社しか接種できないため、先行利益を得るためにも、ファイザー社は日本に対して強気の交渉をしてくると思われます。
 モデルナ社、アストロゼネカ社などのワクチンが接種可能となれば、競争効果で一気に流通が進むと思われます。
 ただし、注射器の確保、運搬方法の確立、場所や医師の確保など、始まってみれば、新たな問題が出てくるかも知れません。
 また、変異株の状況によっては、ワクチン効果が薄れるとも言われているようです。
 今後に注目です。

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