かれ

母から「たまご焼き器を買おうと思ったら9,000円もしたからやめちゃった!」
というメールがきた。

返信はしない。
一体何がどうしたらそういったことが起きるのか かといって真剣に考えて理解に苦しむ時間は無駄すぎる。

アプリ男子が彼になりました。

恋人がほしいわけでもなく 再婚願望もないし
でも不真面目な募集をするわけにもいかず
アプリを再開したのが1月だっただろうか。

好きってなんだっけ
まあいいや みたいな。

犬連れて 旅行とかお出かけしたいんだよな
普通にごはんとか食べにいったりできる人 

タトゥーが入っていることや
とにかく犬に合わせている生活に
顔をしかめる男性は少なくないです。

彼は過去にあまり女性とお付き合いしたことがなく ゆえに驚くことがしぬほどあって
いちいち腹立ったりするので
昔の自分だったら絶対付き合わない人

でも気づいちゃったのです…
なんにも求めないと ここまでらくになれるんだなあと(苦笑)

ちょっと歳とって
これはよかったなと思えることでした。

そんな境地にこさせてくれた人です(これは嫌味)

ちくいち 会ったこともない二コママに相談したり 愚痴ったり 「もうたぶんうちらはただの旅行友達になりそうだわ」なんて話をしたり。

気持ちが高揚することもなく
だけど不安になることもなく。

私はやっぱり もう好きとかよくわからなくなっているし
犬との暮らしを 好きなように営むこと。
それが許してもらえる方って なかなかいないのです。

この先の自分の一生のこととか
未来のことは考えないようにしているので
どう転んでもいいというか。

今 一緒にいましょうと言ってくださる方がいるならそれでいい。

「小春のことが大切なのはわかるよ、だけどいつか死んじゃうでしょ?」

だからもう少し俺のことをみてほしいというようなことを言っていらした。

そうか。この人はわたしのことを見ている。
そうだなぁ そうだよね。

彼のことをうまく紹介したいなと思いほんとはいろいろ書いたんだけど
ちょっと記憶力悪いし時間軸おっとりすぎるし人に対する想像力が欠乏していてうまいこと紹介できる気がしないのでやめておきます。
(悪い人ではありません)

小春が彼になついてるというか 特に興奮したりもしないで普段通り眠れたりしてくれてるのでいっか。て感じです。

恋愛は相手にべたべたするのが好きなタイプなのですがそういうのも皆無。

小春が 私1人ではとても連れていけない場所に
行けること。ありがたいことです。


わたしも 相手も 100点なんてないよねって
欠乏してるとこが愛しいはずだよねって。
そう思うのです。
離婚を経験して 死ぬほど実感しています。

タトゥーは微塵も後悔していなくて
本当に美しい思い出で 本当に一生もの。
胸にしまっておきたい大切な大切な思い出。

全部を知りたいとか 全部を知ってほしいとかもなくなったなぁ。

ただ、なんでもない時間をゆっくり過ごしていきたい。

まずはここまでこれた自分に よかったね
という感じです。


人生は複雑で 死ぬほど悲しいものだって

でもそれでも
なんとか立て直さないと。生きていかないと。

その理由はいつでも自分で作らないといけない。

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