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外大駅伝部まるっと図鑑19区


1年 杉山静香 「経験を力に」

水泳少女から転身

年中から水泳を始める。小4、5年生の頃は選手コースで練習を積んでいた実力の持ち主。陸上へ転身した転機は市のマラソン大会であった。その大会はクラブチームも出場していたが、4、5年生で2位、6年生で優勝した。これをきっかけに中学校から陸上を本格的に始めた。

陸上と勉強の両立

中学受験をし、中高一貫校に入学した。その理由は陸上をその学校でやりたかったというよりも、そこの中学校のカリキュラムの一環である、オーストラリア研修に行きたかったからだったそう。陸上一本で頑張るというよりは、勉強も熱心な学校で、中学生の頃は特に勉強を頑張っていた。高校生になると部活動もさらに厳しくなり毎日忙しい日々を送っていた。目指すは都大路(全国高校女子駅伝)。彼女の通っていた高校は当時都大路の出場経験がなく、三年間の内に新しい歴史を作ることを胸に刻み、日々の練習に励んだ。しかし、一、二年と都大路に行くことは出来なかった。ラストチャンスの高校三年生になった彼女はキャプテンとしてチームを牽引した。勢いのある一年生に焦りを感じるときもあったと言う。『もっと走りもしっかりしなければ』と言う気持ちが、キャプテンとしての自覚を芽生えさせた。見事に都大路への切符を手にすることが出来た。彼女の弛まぬ努力と、都大路への真っ直ぐな想いが繋がった結果となった。

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中学、高校の経験を生かして

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中学でオーストラリア研修に行ったことをきっかけに海外に興味を持った彼女は関西外大へ進学を決意。内気な性格を直して、外国人の方とフランクに話せるようになりたいと語る。
競技面では高校2年生の頃に貧血になったり、疲労骨折をしてしまったがその経験を生かして、現在は食事をしっかり摂ること、疲労を溜めないようにケアをするなどの心掛けを大切にしている。大学では距離が伸びるため、しっかり走り込むことと、長距離に対しての苦手意識をなくしていき、駅伝で選手としてチームに貢献したいそうだ。

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取材後記 文責 4年 田中瑠美

彼女は自分の弱さから目を逸らさずに、改善点を既に見つけている、自分を深く知っている印象でした。また、様々な事にチャレンジしてきた彼女の過去の経験が今の陸上人生に生きていると思いました。大学の目標も明確でこれからどんどん成長してチームにいい影響を与える選手になると思います。歳も離れていることもあり、あまり交流する機会が少なかったのですが、インタビューを通して彼女の素敵な一面を見ることができてよかったです。是非今後も杉山並びに関西外大女子駅伝部の応援の程よろしくお願い致します。

次は一年生の杉山静香さんです!お願いします〜!

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