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外大駅伝部まるっと図鑑15区

私たちはチームメイトのことをより深く知るために、お互いにインタビューをし合い、それぞれの素顔に迫った「外大まるっと図鑑」を連載中です。
毎日更新されていますので、是非ご覧ください!

1年・西田涼夏
「経験と悔しさを糧に、チームのエースを目指す!」



陸上競技との出会い


幼稚園の時は水泳、小中学生の9年間はバスケットボールをしていました。心肺機能が高まるスポーツをしていたことが現在の長距離に繋がっているのかもしれません。
お父さんが小学生の陸上アスリートクラブのコーチをしており、小学6年生の時に父のクラブチームで出場する駅伝の人数が足りなかった時に初めて駅伝に出場しました。大会までの4ヶ月ほどだけ練習に参加し、初めての駅伝(2キロ弱)で区間賞を獲得!小学2年生から5年生までは毎年ちびっ子マラソンに参加していたそうですが、初めは20位台。年々順位を上げましたが、4年生までは6位までの表彰台に乗ることができませんでした。表彰台に乗りたくて出場し続けた結果、5年生で5位となり表彰台に乗れて嬉しかったそうです。小学生での区間賞や表彰台などの嬉しさが今でも陸上を楽しむ思い出となっているのですね!


成長できた3年間


本格的に陸上競技を始めたのは高校生からだそうで、まだまだフレッシュな気持ちで頑張ってほしいです!とても有名な北九州市立高校出身の涼夏ですが、先輩方がかっこよく、寮などの環境が整っていてここで頑張りたいと思い入学しました。ワクワクした気持ちで入学してみましたが、始まってみると毎日が地獄と苦笑いで話していました。1年生の時は、怖くて先輩ともあまり話すことができませんでした。練習では、陸上を始めると決めて頑張る覚悟を持ち、毎日必死に食らいついていきました。顧問の先生が自分に合ったメニューを出してくださるそうで、夏に力がついてきたことを実感できました。地獄のような日々でしたが、それを乗り越えられたから今も乗り越えられると自信につながっています。
2年生になると、練習や生活に少しずつ慣れて来ました。1つ上の先輩が1人だけだったということもあり2年生から副キャプテンを任され、キャプテンを支える立場になりました。2年生で副キャプテンを経験できたことで、自分を出せるようになり、責任感を持ってチームみんなのことを考えて行動できるようになりました。同級生がとても多く10人いたそうで、自分たちで話し合うようになったり、お互い支え合って過ごしてきました。競技では順調に力をつけていましたが、2年生1月の駅伝に向けてこれからという選考のタイミングで怪我をしてしまいました。長期間怪我が続き走れない時もありましたが、辛いときにアドバイスをもらったり、お守りやミサンガ、手紙をくれた同級生に救われたそうです。また、先生が一人一人を理解しようとしてくださったり、励ましてもらえたり、自分を認めてもらえたことで自信につながりました。

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3年生になるとキャプテンとして怒られることが多く、泣いてしまうこともありました。下級生をまとめていく中で、次を考えて行動するようになり人として成長できました。競技面では怪我を繰り返し、思うように走れない日々もありましたが一から必死にがんばりました。チームとして都大路出場を掴みましたが、選手として走ることはできませんでした。しかし、1区の選手を応援しているときに同級生の選手がきつい中でも笑顔で走っていました。後から「涼夏を見つけて笑顔になれた」と聞き頑張ってきたことを認めてもらえたように感じとても嬉しかったそうです。

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3年間寮生活をしていた中でもたくさんの成長をしました。寮生活をしていたから全ての想いを陸上にかけることができ、毎日疲れ果ててしまうほど競技に本気で取り組むことができました。
家にいた時はマイペースで親に任せていた部分も、時間を考えて素早く動けるようになりました。家に帰って親からも成長したと言われたし自分でも自律した部分を多く感じ、感謝の気持ちや家族の存在の大きさにも気づくことができました。


文武両道でさらなる成長を


大学に入学し約5ヶ月。陸上だけでなく、勉強も遊びも全力で頑張っています。競技においての4年間の目標は、10000mなど長い距離を走れる選手になり、駅伝でも長い区間を任せてもらえる選手になりたいそうです!チーム内では誰からも頼られる存在、困っている人の支えになれる存在、客観的な視点を持ってチーム全体を見れるような存在になっていきたいと話してくれました。リーダーや引っ張っていく立場でまとめるのが好きな涼夏は2、3年後、関西外大女子駅伝部の中心となってチームを引っ張って行くことになるでしょう。
学校生活では、海外留学に行けるのが関西外大の魅力の一つです。まだどうなるかわからないですが、海外留学でカナダに行きたいです!留学中にはたくさん遊んだり、外国人の友達を作ったりして、積極的に英語を使ってコミュニケーションを取れるくらい英語力を身につけたいです。海外ではマラソンなどのレースにも挑戦して、日本のレースとは違った雰囲気を味わってほしいですね!
最近ハマっていることは自炊で、4年間でレシピを見ずに色々な料理を作れるくらい料理の腕を上達させたいです。また、普段からストレッチや体操などのケアをとても大切にしています。怪我なく練習を継続することが強くなるために一番大切だと思うので、コツコツと力をつけて実を結ぶ日が楽しみです!


〈取材後記〉(4年・西出優月)
何事にも積極的に真面目に取り組む涼夏。1年生の中でも、練習後など積極的に意見を発表しているのが印象的です。私が1年生の時はそれほど発言できませんでした。高校3年間で大きく成長できた証ですね!話聞いている中でも学年やチームを引っ張っていきたいという強い意志を感じました!たくさん走って、食べて、遊んで、何事にも全力で取り組みたいという涼夏は私たちのチームにピッタリです!料理が上手でオシャレ好きで笑顔が素敵な涼夏のこれからの成長に期待しています✨


最後まで読んでくださりありがとうございました。
次は西田涼夏さんに襷を繋ぎます!

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