関学声研ブログ第130回 「寝台列車」

みなさんお久しぶりです。ペコです。
何かネタが無いかと探していたのですが最近行ったゆゆゆの聖地巡礼記みたいなほとんどの人が興味ないようなものしか出てきませんでした。

そこで、ふと思いついた寝台列車の話でもしようかと思います。
声研の中には僕よりも鉄道に遥かに詳しい人が数人いるのでその人たちを差し置いてこんな話をするのもあれですが…

皆さんは寝台列車(俗に言うブルートレイン)には乗ったことありますか?

このご時世で寝台列車といえば「ななつ星in九州」や「トワイライトエクスプレス瑞風」といった一泊数万円〜数十万円する庶民にはとても手の届かない大富豪の乗り物のようになってしまっていますが、一昔前までは北斗星、トワイライトエクスプレス、日本海、富士、カシオペア、サンライズエクスプレスのような予約を取るのはどれも難しかったですが庶民にも手の届くような寝台列車がたくさんありました。この中ではサンライズエクスプレスのみが今なお現役で走り続けていますね。

僕は今まで日本海(A寝台)、サンライズエクスプレス(ツインルーム)、トワイライトエクスプレス(シングルツイン)、カシオペア(スイートルーム)に乗ったことがあります。(もちろん親の金です)

声研の鉄オタのみなさんには僕はカシオペアのスイート乗ったことあるけど?でマウント取れますね。

そんな寝台列車がなくなってしまった理由としては大きく三つ挙げられると思います。

一つ目は、車体の老朽化。

寝台列車はそれまで二十年、三十年と走り続けてきたため、車体の老朽化がかなり進んでいます。そのために廃止せざるを得ないということになりました。

二つ目は、新幹線、飛行機などの発達。

昔は出張などのビジネスマンが寝台列車を使うこともよくあったそうなのですが、新幹線、飛行機などが発達して寝台列車よりも安い値段で格段に早く目的地まで到着することができるようになりました。そのため時間を重視する現代においては寝台列車の需要はどんどん減っていったのです。

三つ目は、青函トンネルの新幹線一本化。

カシオペア、北斗星、トワイライトエクスプレスなどの豪華寝台列車は本州(東京、大阪)から北海道を往復していました。しかし、北海道新幹線の開通により青函トンネルは新幹線しか使えなくなりました。(厳密に言うと在来線は貨物列車の乗り入れができます。)
これはなぜかというと、在来線と新幹線が採用しているレールの幅が違うからです。在来線は狭軌(1067mm)、新幹線は標準軌(1435mm)を採用しています。これが違うと出せるスピードも違ってくるのです。後の詳しいことは知り合いの鉄オタさんたちに聞いてください。

僕としては寝台列車がなくなってしまったのはとても残念で仕方ないです。寝台列車には新幹線や飛行機には全くない面白さがあると思うのですが、そこは時代の流れでしょうか…

また2020年の春にも新しい寝台列車(?なんか寝台列車にもなるみたいなことを言っていたのですがよくわかりません)も出るそうですし、僕としてはバカみたいな値段でなければ是非とも乗ってみたいです。親の金で。

以上になります。ありがとうございました。

#関学声研ペコ #寝台列車  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?