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[雑記] C102夏コミお疲れ様でした

カガミツキ

　久しぶりの雑記です。夏コミ1日目に参加してきました。参加された方々お疲れ様でした。せっかくなので参加した雑感を書きます。

　いや～～～台風来なくてよかったですね。とはいえめちゃくちゃ暑かった…！！2016年夏以来の夏コミ参加ということで…コロナ以降、人数の緩和などあったおかげで正直コミケ舐めてましたね。そうだそうだ、夏コミってこんな過酷だったな…って思い出しました。マスク着用してたのもあって酸素が薄く感じたんですけど自分だけでしょうか…。

　とにかく暑さと湿気で体力持つか結構怖かったんですがなんとか耐えられたので良かったです。未だに疲れは取れてないですが！

　今回は売り子でゆいがたさん、そして武見先生のコスでKさんにお願いしました。めちゃくちゃありがたかった…本当にありがとうございました。

　今回の新刊のP5武見先生ミニアンソロですが、予想以上に手に取っていただけまして、通販はBOOTHのみでやることにしました。

　コロナ入ってから今までのさじ加減で部数決めると在庫を抱えてしまうことが多く、今回も部数本当に迷ったんですが…恐々今までの部数に設定しまして、正直余るんじゃないかなと思ってましたがそんなに残らなかったので結果的に良かったです。予想してた3倍は頒布出来ました。コロナ以前の同人イベントの盛況ぶりに戻ったのかな？と今回はかなり感じました。

　BOOTH通販は8月15日(火)昼12時から販売受付開始しますのでご興味ある方はチェックしてみてください。



　ここからは野暮な話をしますが…

　今回の夏コミ、というかペルソナジャンルでまたサークル参加するかは結構悩んでました。前回が初のペルソナジャンルで、自分的には記念受験的なイメージだったのもあり、参加出来た時点である程度満足しちゃったんですよね。

　「次回も参加されますよね！？」と去年の冬コミ当日、今回のアンソロに参加していただいたこむぎさんから聞かれ、「出ないかもです」と答えたら、「じゃあ漫画数ページ描くので合同誌にしましょうよ！」と言ってくださり、いいのか…！？となりましたが結果的にこんな形でアンソロが出来上がりました。

　あの時背中を押してくれなければ今回武見先生の本は出てないと思います。「やった！新しい武見先生の薄い本だ！」と喜んでくれた方はこむぎさんに感謝するべき！です！

　なおかつ、武見先生のファンアートや漫画をひたすら描いているミラクルユウキさんがこむぎさんを介して参加されるとなった時は「武見妙TO（トップオタ）が参戦！？」と戦慄が走りました。前からミラクルユウキさんの描かれる武見先生が超好きで純粋にファンだったので。マジで！？となったよね…。

　こむぎさん、ミラクルユウキさんといった歴戦の戦士たち（という言い方にさせてください）をジャンル新参者の自分が主催と編集するという事態になったので、気合い入れないとなと逆に士気がめちゃくちゃ上がりました。

　おかげで表紙やら自分の漫画やら、描きたいものは満足できる出来になったかなと思います。編集作業も超楽しかった。一旦ネーム提出もしていただいてセトリ（掲載順）を考えるのも楽しかったなあ。ネーム見れるのもアンソロ主催の特権ですよね。勉強になったし良い思い出になりました。

　合同誌やらアンソロやら、主催をやるのももう20冊以上やってきて（思えば最初に作った同人誌は合同誌だったし主催でした）その時々に思ってるのは参加される方が「参加してよかったな、楽しかったな」という思い出作りになるように尽力する、ということの方が結構大きい気がしていて。もちろん本の出来や完成度に関することは最適解の方向に持っていくようにするのも大事ですが…大人数の飲み会の幹事とかやった時に「また誘ってください！」って言われたらWINWINだよね？っていうアレに近いというか。今回もなるべくそういう風に心がけてやったつもりなのでそうだったらいいなあ…という。これは独り言です。


　以降、小ネタと感想です。

表紙

表紙とタイトル

　表紙イラストは僕が担当しました。表紙本文デザインとかロゴ等、入稿作業も全て。表紙、本当はアンソロで色々な武見先生が見れると思ったので「武見先生七変化」というテーマにしようと話し合いで決めてたわけですが…。

　以前に表紙にたくさんキャラを並べた時に全体的に弱い表紙になった経験があったので、ここはひとつドカン！とインパクトのある武見先生が欲しいとなり、自分の漫画に出てくる水着武見先生にしました。

　僕の漫画で、プロジェクターで海の映像を流すシーンがあるのでそのシチュエーションで。後ろの白布に映ってる感じとか、再現できてたらいいな…。ちなみに今年4月に沖縄旅行に行った際の海の写真を素材で使ってます。

　あとベルベットPPです。ベルベットって名前だけで決めました。めちゃくちゃしっとり滑らかな触り心地です。

※弱い表紙になったな、と思った時の実際の本の表紙
たくさんキャラ描いたのにコスパ悪い！

　タイトルはミラクルユウキさんのアイデアでこちらに決定しました。キャラ名が入ってたり、もっと長々しいタイトルになるかもと思ってましたけどこれなら一発で武見先生の本だと分かるしアイテム買ったりコープ進める時にいつも聞くセリフだし最高。

手描きで作った素材

　タイトルロゴは二種類作りました。明朝体の方は裏表紙に、自分で手描きで作った方を表紙に使用してます。そのノリで各漫画のタイトルも手描きでロゴ作ってます。裏表紙もこむぎさんの粋な計らいで描き下ろしてくださいました。ありがたい…。白衣武見先生は表紙に居ないのでむしろ水着で良かったかも。夏だし。

　あ、あと表紙の後ろにある小物はミラクルユウキさん、こむぎさん、僕の漫画に登場するものを描いてます。アンソロ要素ですね。

ミラクルユウキさんの漫画

　漫画が上手い！！最初の2ページのつかみで武見先生がどんなキャラでどんな性格か、あとP5主人公との関係性とかが分かりやすすぎる！P5知らない人でも読める！と思ったのでセトリの1曲目（1番目）にしました。あ！でも結果的に時系列（P5(R)→P5S）になってたね！

　解像度高ェ～ってうなりました。ベテランの味がします。P5Rのシステムの話（※内容はぜひ本の中で）も盛り込んでて、あらゆる武見先生のデータ持ってる…！ともなりましたし。武見先生の髪の毛の仕上げのやり方もすごくいいなあ…！と刺激受けましたね。

　かなり早い段階でネーム提出していただいて、「武見先生主観の話なんだな」と感じたので逆に僕の漫画は主人公主観にした…という裏話もあります。

こむぎさんの漫画

　プロの漫画家さんだな～～～という圧倒的なネーム力を感じました。病院の静けさみたいな空気感、たまらないですね。なんだかにおいも感じるし…。

　ミラクルユウキさんと僕の漫画はどちらかというと「動」だったので、こむぎさんの「静」な漫画だったら真ん中に挟んであげた方が映えるなと思い2番目に配置しました。

　余計なセリフを省いて描写だけで魅せる二人の関係性、すごい！見ましたか？最後のページの武見先生の唯一の笑顔を…。（これね、ネームには無かったんですよね…）

　話の発想、どこから浮かぶのかな？？と率直に思ったので今度聞いてみよう…。

漫画『サマーヌード』／『オマケ漫画』

サンプルより
2ページ目までサンプル出そうと決めたけど
実際に2ページ目で「完」って出ててウケる

　夏コミだから夏っぽいものを出したいな→じゃあ水着じゃん、という安直な発想から考えた話です。「サマーヌード」は真心ブラザーズの曲から。

　birdのカバー大好きマン。

　漫画で描きたいな～ってなったのはまずP5Sの無念を晴らすことと、自分の初見プレイで武見先生にフラれたこと。どちらも描けたので良かったです。僕は自分が叶わなかった世界線を漫画で発散したいタイプの漫画描きです。よろしくお願いいたします。

作った素材

　掲載順的にはトリになりましたが、主催で締めるのもありかと思いそんな感じの流れに。

　表紙でも描きましたが、プロジェクターの映像が当たってる人間をどう表現するか結構分からなくて、手探り状態でやってみたけど結構うまくいって…ますよね？？（いまだにわかってない）それっぽく見えればいいか！


合間のイラスト

　漫画と漫画の間には3人による武見先生のイラストも掲載されてます。（ここ重要）

　元々予定にはなかったものですが、せっかくなら描き下ろしましょうよ！という話の流れもあり実現しました！が、自分のイラストは以前描いた落書きを加筆修正したもので大変申し訳…ですが気に入ってる絵なので良しということで何卒。


　自分からは以上です。


サークルカット

　冬コミはP5双葉で申し込む予定です。時間あんまりないのでどうなることやら。またよろしくお願いいたします。🙏

気に入ってくださりましたら何卒ご支援のほどよろしくお願いします。