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Robertoの重賞予想🏇全てのホースマンの夢…日本ダービー





今週は日本ダービー。
全てのホースマンが夢見る舞台。
きっちり仕上げた。勝負するぜ。

先週のオークスについて軽く。

スターンズオンアースが強かった。
桜花賞では接触し不利がありながら
馬群を割って勝利。
オークスでは大外発進から勝利。
この世代では1枚抜けているかもしれない。

ただ、個人的に今回のオークスも、
ゲート裏で待たされていたし
秋華賞で見直したい馬も何頭かいる。
サークルオブライフがゲートを決めていれば、、
と思ったオークスだった。


勝ち時計が2:23.9だったんだが
かなりの高速決着で
ここ10年では4番目のタイム。

2019年 ラヴズオンリーユー 2:22.8
2012年 ジェンティルドンナ 2:23.6
2018年 アーモンドアイ   2:23.8


上記の3頭を見ても名牝揃いで
スターズオンアースはこの域に
あるのかもしれないね。
秋華賞以降の古馬との対戦が楽しみだよ。


5月29日(日)


東京11R 東京優駿
15:40発走/芝2400m 3歳OP牡・牝戦


全てのホースマンが夢見る舞台。
2019年に生を受けた
7387頭の頂点を決めるレース。
それが、日本ダービー。


ファンにとっても
特別な想いがあるレースなんじゃないかな。

競馬を初めて最初のダービが2013年。
勝ち馬は「キズナ」鞍上「武豊騎手」
ウイニングランでの「豊コール」
あれを超える大歓声を俺はまだ知らない。

今思えば当時は競馬を
ギャンブル的要素でしか見てなかった。
そんな俺が競走馬1頭1頭に、
騎手1人1人に筋書きのないドラマがあり
それを心から応援したい
と思わせてくれたレースだったと思う。
ここまで競馬が好きになったのは
このレースのおかげだと心から言える。


そんな特別な思いの詰まった日本ダービー。
今年も心がすでに踊ってやがる。


今年は牝馬同様、かなりの混戦。
しかも人気馬がこぞって外に入りやがった。
波乱があってもいいレースだ。
まずは一冠目皐月賞を振り返りたい。


スタート後、
ハナ想定だった(紫)デシエルトが
スタートで躓いている。
これでハナがアスクビクターモアの隊列に。

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この馬が作ったラップがこれ。
12.6−11.0−11.6−12.2−12.8−12.3−12.3−12.0−11.4−11.5
1000m通過が1:00.2という時計。


ここ10年で1000m通過が60秒を超えたのは
2022年を合わせて計3回。

稍重開催だった昨年の1000m通過が1:00.3
2014年のウインフルブルームが作った1:00.2

2014年と同タイムだったんだがこの年のラップが
12.3−11.4−11.9−11.9−12.7−12.1−12.0−11.6−11.7−12.0

太字の部分を比べると1000m〜1600mまで
2014年はペースを上げて刻んでいるんだが
今年の皐月賞は残り600mまで息が入っている。


③アスクビクターモアの5着は
マイペース逃げが叶ってのもの。
ダービーでは軽視したいと思っている。

向正面での位置取りがこれ。
(黄)ジオグリフ
(青)イクイノックス
(赤)ドウドゥース

上位に来た馬は外めを走っている。
この位置取りが直線の進路に繋がる。

画像2


直線を見て欲しい。
上位に来た馬は外め。

画像3

黒い点線部分を見れば
馬場の掘れ具合が全然違う。
完全にこの進路で勝負があった。

そんな中直線で内に進路をとった
(橙)ダノンベルーガ
(桃)ジャスティンロック
(水)キラーアビリティ
この3頭をダービーでは狙うと
皐月賞終わりに思っていた。


4着まで追い上げた⑫ダノンベルーガは
完全に枠の差。負けて強しの内容だった。
東京替わりは共同通信杯の走りからも
間違いなくプラス。
皐月賞では仕上げも緩めで
完全にここを見据えた作りだった。
今回は川田騎手も美浦まで調教に行っており
時計も出してきている。
ただ、日本ダービーは正面スタンド前からの発走。
極限の仕上げなだけにその点が心配。
先週のサークルオブライフの様に
レース前から消耗することもある。
ここは当日の状態には気をつけたい。


今回この3頭で面白いと思っているのが
⑪ジャスティンロック
7着だったが内を通って上がり3Fは3位。
外に出せればという内容だった。
勝ち馬とは0.6差で前走35倍だった馬が
今回15人気で90倍近くオッズも付いている。
狙えるオッズだしここは買う。
出遅れもある馬で行き足はつかないが
前走の末脚から東京替わりは良さそう。
元々抽選だった馬。50%を引いての出走。
最も運のある馬が勝利するのが日本ダービー。
この世代の18頭に最後に選ばれたんだ。
そういう縁なんかも大事にしたい。

血統もリオンディーズ産駒だが
母系は短距離を使われてきた馬。
リオンディーズもダービーでは
上がり最速で0.5差の5着だったし
時計勝負にも対応できそうで。

最内を通った⑯キラーアビリティも
3着馬とは0.6差。着差程負けていない。
今回狙おうと思ったんだが
調教を見るにまだできていない。
ここは当日の状態次第。
枠も外めを引いたし慎重にいきたい。
ただ、土曜の東京を見るに時計はかなり出ている。
血統もディープ×Congareeで
母父父のAraziは欧州芝1200m GⅠ勝ち馬。
インリアリティの血も入っており
時計勝負になればチャンスはありそう。
2歳GⅠ勝ち馬だし、鞍上は乗れている武史。
上位馬と差は詰まってもいいと思う。

皐月賞の上位3頭についてだが
1番買いたいのは⑬ドウドゥース
前走はスタート決まったが控えての競馬。
ペースを考えてか、ダービーを見据えてかは
わからないが後方からの競馬だった。
皐月賞の上位5頭中4頭は4角3〜4番手
位置を取っており、この馬のみ4角14番手から
大外を回してラスト3F33.8の脚を使い3着だった。

前有利のペースの中、ロスある競馬で
この着差なら逆転は可能。
距離不安も言われているが
操縦性も高く折り合いには不安がない馬だし
十分勝負になるんじゃないかな。

1着だった⑮ジオグリフは
荒れた中山の馬場がマッチした様子もあった。
皐月賞、共同通信杯も時計は標準で
元々朝日杯FSでは追走に苦労していた。
時計勝負になりそうな今の東京では不安。
鞍上の福永騎手が
「皐月賞時よりも力強くなっており
フォームも良くなっている。進化している。」
とコメントしており状態はいいんだろうが
皐月賞後のインタビューでは
距離不安もこぼしていた。
前走は福永騎手がうまく乗っていたし
敗れた馬との差はそこまでないと思う。
ここは3列目としておきたい。
喉なりはそこまで心配しなくてもいいと
個人的には思っている。

2着の⑱イクイノックスも
スタート良く好位で運んでの2着。
この馬も終始スムーズに運べており
馬場のいい外目を直線でも走れていた。
それでも前走は大外発進だったし
元々東スポ杯では終いを生かす競馬で
上がり3F32.9の脚を使える馬。
前走は5ヶ月の休み明けで
ダービーを見据えた仕上げだったことを
考えれば東京替わりで
この馬を中心視する人も多いんだろう。
ただ、元々身体が弱く
詰めて使えないタイプだし
調教からも時計は出ていない。
この中5週という点がポイントだろう。
個人的には叩いた上積みはないと判断。
能力だけで上位に来れるかと言われれば
疑いたいところ。

と皐月賞出走組について
自分なりに触れてみたが
ここは思い切ってオッズ妙味から
⑪ジャスティンロックを本命とする。


相手には皐月賞上位組と
その他路線から何頭か。

青葉賞組のジンクスがあるんだが
今年の青葉賞は1000m通過が58.9
かなり流れており先行馬には厳しいレース。
離れた2番手追走し、
やや早め先頭に立たされながらも
2着と粘った⑰ロードレゼル狙う。
⑬デシエルトが逃げ宣言をしているし
前走の再現もありそうで。


毎日杯勝ち馬の⑤ピースオブエイト
まだ底を見せていない点が魅力。
人気もしていないし抑えたい。
毎日杯の時計と同日に行われた
君子蘭賞のタイム差を比較すると
−2.2秒差で時計が優秀。

有名な予想家の松嶋コウさんが
昨年の記事で毎日杯のシャフリヤールを
推奨した理由が書かれていた。
現在無料公開している為、是非見に行って欲しい。


昨年のダービー馬シャフリヤールの
毎日杯の勝ち時計が君子蘭賞と−3.7秒差

2017年皐月賞馬アルアインが−2.4秒差
ダービーでは3着とタイム差無し5着。

2014年マイネルフロストが−2.1秒差
12人気108倍ながらダービー3着と好走。

2013年のダービー馬キズナも
毎日杯では−1.8秒差で勝利している。

このデータからも⑤ピースオブエイトが
ここで通用してもおかしくないと判断。
ここ本命も考えたんだが
ダービー好走の馬は全て父サンデー系。
その点が引っかかり相手までとする。

最後に1枠1番の①アスクワイルドモア
前走斜行しながらの勝利で
一悶着あったんだが好枠を引けた。
京都新聞杯の時計も優秀で
急坂も苦にしていなかった。
ペースも流れると踏んでいるし
面白い存在なんじゃないかな。
2着馬のヴェローナシチーが
出走できていれば間違いなく
買っていたしここも買う。
初ダービー騎乗で1枠1番。
望来騎手は燃えているだろう。


他路線からはこの3頭


買い目


ワイド
⑪-⑫⑬ 2点
(前日オッズ39.6倍 61.3倍)


3連複フォーメーション   
⑪-⑫⑬-①⑤⑥⑫⑬⑮⑯⑰⑱ 15点
(前日オッズ223.3倍〜3186.7倍)


2列目に置いてる⑫ダノンベルーガは
調教からもかなり仕上げている。
当日のテンション次第では
柔軟に変更していく。
今のところは⑤ピースオブエイトが次点。

パドックで⑥プラダリアもよく見えたので追加。


固めの決着が予想されており
個人的にも皐月賞の上位4頭は強いと思う。
だが、ダービーだからといって
スタイルは曲げない。高配当を狙っていく。
ヒーローはこうして誕生するんだ。



俺の歴史にまた1ページ。


ご武運を。
 

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