HARDCORE TANO*C等日本の曲が好きな人にもとっつき易そうな海外のハードコアテクノ

を紹介します。
海外のハードコア、メロディの感じや曲構成が全体的に日本のハードコア(J-core)と異なるので、いざ聴いてみると「なんか違うなあ」ってなりやすい気がします。得てしてあまり日本的な解釈でない譜割やクラブユースをより意識したストイックな構成などが原因かなと思ったりしますね。

とはいえ海外のハードコアもいい曲がたくさんあるので是非聴いてみてほしいです。
特にDTMやっていてハードコア系作ってる人は必ず通った方が良いです。サウンドやミキシングのクオリティが高く、非常に参考になります。

実際に聞いてみよう

S3RLというアーティストの楽曲です。
キャッチーで元気いっぱいなメロディがJなハピコアのバイブスを感じられますね。後半のドンクベース(コンコン鳴ってるやつです)のドロップもノリノリになれて楽しいです。S3RLは基本的にこのようなキャッチーな楽曲が多いです。P*Lightさん辺りが好きな人におすすめかも。

JAKAZiDというアーティストの楽曲です。
歴とした海外のアーティストですが日本の同人音楽の方でも時々名前を見かけるため、場合によってはJ-coreの括りに入れられることもあります。
グルーヴィでノリノリなドロップが特徴な楽曲です。タノシー周りで言うとDJ NorikenさんやGettyさん辺りが好きな人はハマりやすいかも。JAKAZiDはこういったグルーヴ主体の曲も多く書く一方で、メロディアスな作品もリリースしています。日本→海外へのdigを広げる第一歩において特におすすめかもしれません。

Matdukeというアーティストの楽曲です。
展開がクラブミュージックではなくむしろ音ゲーコアの類に近いですが、サウンド感は海外のハードコアそのものという面白い楽曲です。速いBPMに厳ついキックやtrap地帯など展開が豊富なため、音ゲーっぽい曲が好きな人には特におすすめでしょう。
余談ですがMatduke自身がDDR等日本の音楽に影響を受けて作曲しているらしいです。納得。

Rob Gasserというアーティストの楽曲です。
日本人の耳にも馴染みやすい(主観)メロディアスな主旋律が特徴的です。しかもそのメロディを前半と後半でそれぞれ違うグルーヴ(ドラムンと四つ打ち)でやってくれて更に嬉しいです。クールでメロディアスな曲が好きな人にオススメ。
Rob Gasserはあまりハードコア的な曲は多く書いておらず、ドラムンや他様々なジャンルのものをリリースしていますが、どれも個人的には聴きやすいものが多いです。
ハードコア以外のジャンルもdigしたい人は是非。

Audiofreqというアーティストの楽曲です。
過去にはUK Hardcoreをリリースしていましたが、直近ではどちらかといえばRawstyleなどの方面に移行しています。そんなAudiofreqが久々に作ったしっかりめのハードコアということで界隈も喜んでいました。
歪みキックやローリングベース、全体的に厳つい感じがしつつもメロディドロップではノリノリで踊れるといった、Audiofreqらしさが凝縮された一曲です。
MyosukeさんやRoughSketchさん辺りが好きな人におすすめかも。

まとめ
J-coreとかいう音楽が独自の進化遂げすぎ。



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