私が選ぶアイマス楽曲2021
アイドルマスターの楽曲についてより理解を深めるため、2021年にリリースされた楽曲について振り返りをするという企画を行いました。
今年リリースされた100曲を超える楽曲の中でも、その内5曲をピックアップし、ランキング形式にしてそれぞれ感想をつけてみたところとても140字では収まらなかったので、見直しやすいようnoteに再投稿しました。以下の通りとなります。よろしくお願いします。
5位-『スマイルシンフォニア』 歌:イルミネーションスターズ
イルミネにとって新たなスタートを切ったのではないかと思わされた曲。いつでも隣に誰かがいる三角形、からそれぞれの頂点が自分の歩みを進めて、その領域を広げていく。それぞれの色が重なってハーモニーになる。今年のや個人コミュを象徴しているかのようだった。
想像以上にベースが主張強く走り抜けていて、曲として聴いても胸に高まるものがありつつ、カッコ良さも備えていて、その力強さが勇気を与えてくれる。イルミネが大丈夫って言うなら、ここまで踏んできた道のりを思えば大丈夫なんだ。
4位-『ひまわりマークを探せ!』 歌:龍崎薫
先日の10thアニバライブ福岡を視聴して、自身は龍崎薫さんの担当プロデューサーというわけではないけれど、あの4thライブ以降気づけばことあるごとに薫ちゃんとなっぴーの笑顔に多大に元気をもらっていることに改めて気付かされた。
え、みなさん「お花畑にぃ〜」の振り付けと笑顔見ましたか???賑やかで元気いっぱいな曲なのに、どうしてだかステージ上でのあまりの眩しさに、涙が出そうになる。声が出せないライブでも一体感を感じられるようにクラップが盛り込まれてるというチェル氏の談。じゃんけんポンと併せてあまりに粋。
3位-『プラニスフィア 〜planisphere〜』 歌:Team.Stella
近年は情勢もあり、中々アイドルの姿を見られない日々が続いていたりした。けれども雲で見えなかった空の上で星はいつもそこにあって各々の色で輝いているんだ、というこの曲を久しぶりの有観客ライブであった2ndの現地で聴いた時、何かが確実に切り替わった。
3rdでは星座や星のモチーフが多く用いられていて、自分の個性の形で輝きを増す公演の中で聴けば聴くほどに自分の中のモヤモヤや不安な気持ちは拭われていったように思う。
「キラリ光れ!その瞳に映るように」を歌う関根瞳さんを聴くといつも堪えきれないものが出そうになる。なった。
2位-『ソナー』 歌:水瀬伊織
イントロを聴いただけでぶっ飛んでしまった。そのまま囚われて帰っては来られなかった。インタビューで釘宮さんも仰っていたけれど、水瀬伊織はどうやってもお洒落さを身に纏ってしまうものなんだな。最近の流行にも聴こえるピアノとギターの融合はその通りに感情を揺さぶってくる。
こんなにもハイセンスで都会的なメロディな一方で、歌詞はどこか荒く特有のとげとげしさを感じた。『ダイヤモンド』や『ロイヤルストレートフラッシュ』のようにいつでも私が輝くNo.1と言って憚らないおしゃまな伊織が、ここに限ってはソナーのタイトルに準えて相手との距離を測ろうとして測れずにいる。
反応が欲しくて探るように声を張る伊織の姿に「14歳の思春期〜〜〜」となってしまった。アイドルの水瀬伊織はいつも完璧でアイドルでいたから、等身大の人間が急に現れたことに動揺している。これがMA4ということなのか。水瀬伊織を知っている人全員に聴いてほしい。
1位-『パンとフィルム』 歌:≡君彩≡
どう考えても優勝。どう考えても一位。これは何?こんな曲生まれることある?あまりにも良すぎて理屈では説明できない。フルは255円で買えるのでどうにかして聴いてほしい。失恋の曲なのだけれど、こんなに情感がこもっているのに歌詞もメロディも、ひたすらに秋の風のようにからっとした爽やかさがあって、清々しい。
「嗚呼ありふれたけれど美しい日々よ」
今年も特にライブなどは簡単では無い一年だったけれど、『Resonance+』にもあるような、当たり前の日常にこそスポットを当てて、毎日を生きていくという歌詞には相当元気づけられて、ずっとリピートをしていた。
一年間またアイマス尽くせた日々と、そこに共にあった数々のアイマス楽曲に感謝の気持ち。
来年もアイマス最高の一年になりますように。
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