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山内健太郎さんという人・その3

近頃の山内健太郎さんは忙しそうである。
動画配信(ダウってポン)やら地上波の番組(推しといつまでも)で日本全国飛び回っている様子。どちらも、私の知っている山内健太郎さんのテイストが出ているなぁ、と感じる。笑いと温かさは紙一重なのだと教えてもらった気がする。


以前、チャップリンの“笑い”についての記事を読んだことがある。

笑いの中に人情味や温かさを指摘する人がいて、それと同時に「強烈な風刺」があって、単純な笑いをもって現代の課題を吹き飛ばす。それ以上に「時代を切り取り、課題を提供する強さ」を持っている、と。



幼い頃からお笑いは好きだが、時代の流れと共にお笑いの世界が変化しているのを見てきた。

でも「単純な笑いを持って現代の課題を吹き飛ばす」ことは昔も今もなんら変わっていない。



何はともあれ、きっと山内健太郎さんのやりたいお仕事ができているのだろうと思い、陰ながら見守っている。

…にしても山内健太郎さんはいったいいつ寝ているのか。
山内健太郎さんにお会いしたこともなければ、24時間追いかけているわけでもないのでホントのところはわからない。が、しかし、SNSの発信を見ると24時間起きているように思える。
不死身すぎて驚く。何者なのだろう。山内健太郎さんは二人おるんか?
これだけ忙しいのにTwitterだ、インスタだ、ブログだ…と発信を怠らない。テレビっ子なので合間に何本も番組を観ているはずだし、読書もしている。お笑いの舞台も観に行くし、ハムスターのお世話までしている。よくもまぁポンポンポンポンとこなすなぁと感心する。眠かろう。

でも、毎日、体に鞭打って自分を追い込んでいる山内健太郎さんはなかなかカッコイイ。たいして忙しくもないのに「忙しい忙しい」と忙しアピールするやつがどの会社にもたいてい一人はいるが、山内健太郎さんの場合、忙しいのに忙しさを当てつけがましく言わないところが◎。もちろん、無理をして体調を壊してほしくないが。

反面、山内健太郎さんの恋のパートナーだったら、ぜっんぜん会う時間ないんだろうな、とか、不規則な職業だから生活リズムも合わないのかな、などと、いらない心配をしてしまう。
いや、山内健太郎さんはそこらへんの人とはひと味ちがう。大切な人のためなら身を削ってでも会いに行きそうだ。売れっ子芸人ばりの分刻みスケジュールの中、その時間を確保できるかどうかは山内健太郎さんの腕にかかっている。

山内健太郎さんは常識のある人間である(見ず知らずの私なんぞが言うのも大変失礼な話だが)。
おそらく誰に対しても立場をわきまえて、限られた時間の中で頭をフル回転させ、それぞれに合った言葉選びをして対応している。
人を傷つけない、人を不快にさせない言葉選び。
言葉をよく知っているから叩けばなんぼでも出てくる(叩かなくても出てくる)。
シンガーソングライターがよく言う“歌詞が降りてくる”みたいに、山内健太郎さんもその人その人に合った言葉がじゃらじゃらと降りてきているのかもしれない。

なんなら山内健太郎さんに何かテーマを与えて、それについて好きなように文字に起こしてもらうのはどうか。
例えば、“山内健太郎さんのファンについてどう思うか”を歌詞のようなフレーズで書きなさい。
限られた時間の中で頭をフル回転させてきっと答えてくれるはず。果たしてどんな言葉が綴られるのだろう。想像しただけでワクワクする。

仕事でもプライベートでも、レスの速い人が好きなのだが、山内健太郎さんはそれに当てはまるイメージ。
収録や会議などですぐに返信できなくても、合間合間に内容を考えて、一段落ついたときに忘れず返信する。その辺がきっちりしている人に思える。

山内健太郎さんは私の推しであるので、もっと絡みたいしもっといじりたい。でも、今のご時世、見境なく好き勝手には出来まい。それはきっと山内健太郎さんのお仕事でもあるテレビの世界も一緒なのではないかと思う。
昔に比べて番組も作りづらくなっただろうなぁと感じる。あれもダメ、これもダメ、何より若者のテレビ離れも加速し、一人暮らしを始める今どきの大学生はテレビは必要ないと言う。パソコンとスマホさえあればいいそうだ。

それこそ言葉にも気を遣ってしまう。
ホントなら山内健太郎さんに言いたいことをつらつらと書きたいしぶつけたいが怖くて出来たもんじゃない。
思いをぶつけたところで、山内健太郎さん本人に嫌われてしまうかもしれないし、山内健太郎さんのファンから袋叩きに遭うかもしれない。
なのでいろいろもどかしさはありつつも、常識の範囲内で、極力控えめに、遠くからそっと見守る応援の仕方をしていくしかないのである。

でもそれが出来るって幸せじゃないか。
誰が見るわけでもなかろう、この場でこうして言葉にして山内健太郎さんに対する思いを残せているのだから、それだけでも十分幸せだ。

さて、今回も、“山内健太郎”というワードは何回登場したであろう。

最後に…
かまいたちの“これ余談なんですけど・・・”ふうに呟くと、私は山内健太郎さんの、ぽてっとした耳たぶが好みである。

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