RTAに関わることにより変化したこと

RTA in Japan 理事、Japanese Restream立ち上げ人、Long Speedrun Summit主催のNakaです。

今回はこみゅリポの12月企画であるAdvent Calenderに参加させていただくにあたり、上記3つのイベントの話を絡めた私の考えなどを話していきたいと思います。よろしくお願いします。

RTA in Japanについて

2016年12月から始まったRTA in Japan(以後RiJと略します)。このイベントは「もか」さんがGDQを参考に日本でも同じようなRTAイベントを行いたいというきっかけから始まったイベントです。

最初は1000人程度の視聴者でした。5年経過し、前回のRiJ2021 summerでは平均6万人近い視聴者でした。このイベントが始まったことにより、最初は知られていなかったRTAというものが認知され、興味を持たれ、新たなプレイヤーとして応募が増えています。

RiJとは1コミュニティイベントであり、開催された時に似たようなイベントが行われていなかったことから様々なメディアで取り上げられ、年2回のペースを崩さず継続的に行っていった結果大きくなっていったと私は考えています。

RiJの目的はRTAという1つの遊び方の発展、促進です。RTAとは決められたルールのもとで、いかに早くゲームをクリアするかという遊び方です。一般的なスポーツに当てはめると、陸上のトラック競技、あるいは競泳をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

私個人としては、RTAもeスポーツとして立派に成立するものであると思います。理由は上記の例の通りで、同様の発展をしていきたいと思うし、これからもRiJを通じてこの遊び方が発展し、ひいては今メインタイトルで行われているようなeスポーツと同等に行けるようにしたいと思います。

私は初回に参加した一参加者に過ぎませんでした。きっかけは偶然見つけて、面白そうだから参加してみようという興味本位の1点のみでした。そこから2年目は当選から漏れてボランティアで参加しました。その後運営に関わるようになり、現在に至ります。初参加した時の動画が以下のものになります。

https://www.youtube.com/watch?v=1vFE0O4vzSk

RTAをする私達にとって、開催される前はそれぞれのシリーズでのプレイヤーの認知度はあれど、別のシリーズ作品などの交流がそれほどなく、閉鎖的な環境になりやすい状況だったものが、このイベントによって異文化交流に近い形のコミュニケーションの場になったと考えています。

また前日のCmaさんが紹介してくれたように、多くのRTAイベントが行われております。現在はコロナ禍ということもありなかなかオフラインイベントとして行うことができないですが、RTAに興味を持っていただいたのであれば是非足を運ぶ、もしくはアクセスしてほしいと思います。

次回のRTA in Japan winter 2021については12月26日〜31日まで行われます。前回から1日延びて6日間のイベントとなります。約90タイトルが今回選ばれ、年末を彩るイベントになると思いますので、是非ご覧ください。

イベント会場: https://www.twitch.tv/rtainjapan

スケジュール: https://horaro.org/rtaij/rtaijw2021 

Japanese Restreamを立ち上げた経緯

Twitch:https://www.twitch.tv/japanese_restream

きっかけはRiJに参加したことが発端です。参加するではGDQ自体を知らなかった自分ですが、RiJ主催のもかさんとの会話の後、「そういう面白そうなイベントがあるのに自分は知らなかった。じゃあ日本語で楽しめる環境ができれば日本でも話題になるし、関心を持ってもらえるのではないか」と考えました。

翌年、実験的に日本語で楽しめる場としてTwitchにて「Japanese Restream」チャンネルを作成しました。最初は1人で只々垂れ流しするだけの手作り感しかない稚拙なレイアウトでRPG Limit breakの日本語配信を行いました。

今ではGDQ,ESA,MWなど、色々なイベントの日本語配信を多くの方にご協力いただきながら活動できています。これも多くの方に認知され、興味を持っていただき、楽しんでいただいてるからこその結果だと思っています。

Long Speedrun Summit開催へ

このイベントを開催する経緯としましては、RiJの欄にも書きましたが、同じゲームでの集まりは非常に強いが、他のゲームのプレイヤーの関わりが少ないことから、同様のことが比較的時間のかかるRTAにも起こっているのではないかということが発端です。

実際ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのメジャータイトルのRTAイベント、あるいは同じシリーズのリレー形式といったRTAイベントはあれど様々なゲームを一堂に介した長時間のRTAイベントはなかったと思ったので、開催しようとお思いました。

コロナ禍での初開催もあってどこか場所を借りて行うということはせず、オンラインでの開催で実験的に過去2年行いました。実際関わってくださった方にはかなり迷惑をかけましたが、無事にイベントを行うことができたので、ボランティアで参加してくださった方には感謝しております。

傍観者であらず、参加者であれ

初回のRiJに仮に抽選から漏れていたらどうなっていたのだろうかと考えたことがあります。その結果として今行っていることに対して後悔もしていないし、やっていてよかったと考えています。

この記事を通して言いたいこととしては、「傍観者としてではなく参加者として積極的に活動して行こう」ということです。何かしらの偶然がきっかけとなり、変わることもあるかもしれません。時には悪い方向に向かってしまうこともあるかもしれません。ただ、動き出すことで変わってくるものもあります。

個人としてはeスポーツにまだ日本では行われていないゲームで参入したいと考えているし計画をしています。そのために私に興味を持っていただいた方とミーティングなどをしてどうやったらできるかなどを相談していただいています。成功させたい。

割と思いつく事をポロッといってしまうような人間なので見づらい文面になっていると思われますがご容赦ください。

まとめ

自分が主で関わってるイベントと経緯を種にして私の考えや実行するということについて書いたつもりです。

ふと気になったものを見つけたらただ見ているだけではなく、実行してみるということが大事だと思います。それにより新たな発見があるだろうし、関わる人も増えたり自分の環境が変わり始める可能性が出てきます。私はRTAがきっかけでした。あなたはどうですか?

啓発本のような感じの記事になってしまっていましたがここまで読んでいただきありがとうございました。以上Nakaでした。

次の寄稿者は根尾ちゃんTV!!さんです。何が書かれるか楽しみですね。
https://adventar.org/calendars/6516


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