大会形式

かつてオレが仙台でやったものや、今のゲームシーンを見て思いつく限り書く

1.トーナメント(シングルエリミネーション)

シンプルなトーナメント。負けたらそこで終わりの一発勝負
格ゲーで主流の方式だが、大規模な大会は後述のダブルエリミネーションに変わってきている
ある程度の番狂わせは期待できるので、ワンチャンある種目で採用されやすい

実例
・甲子園大会
・闘劇
・サッカー天皇杯

2.トーナメント(ダブルエリミネーション)

WinnersとLosersの2つのトーナメントを用意し、最初は全員Winnersから始まる
負けたら、Losersの指定された位置に移動し、そこから再度トーナメントを登る形式
シングルエリミネーションから少し運要素を排除出来るのがポイント。思わぬアクシデントで負けたプレイヤーに挽回の余地が残る
グランドファイナルではWinnersとLosersの勝者がぶつかるが、Winners勝者はココで1マッチ落としても良いのが一般的
大規模な格ゲー大会で近年主流。海外ではメジャーだが、日本では第1回WBCの時の混乱もあって普及が遅れている気がする……が、最近ようやく認知されてきた感がある

実例
・第1回WBC
・EVO
・Capcom Pro Tour

3.リーグ戦

いわゆる総当たり形式
勝ち、引き分け、負けに勝ち点をつけてそのポイントを競うのが多いか
一番のメリットは、参加者1人あたりのプレイ回数を増やせること。実力勝負よりは交流の場で使われる事が多い
デメリットは大会時間が長くなりやすいこと。よってゲームセンターでの小規模な大会で、参加者一桁とかの時に使われる事が多い
また、勝ち点が同点になることも多いので、順位決定方式を決めておく必要もある

実例
・日本プロ野球ペナントレース
・サッカーワールドカップグループステージ

4.トライアル

参加者全員が規定回数プレイして、その結果を競う形式
スコアやタイムを競うことになるのでそういう種目向き。ゲームならレースや音ゲーが該当する
全員同じ回数プレイできるので公平ではあるが、勝敗決定方式が悩ましい
規定回数の平均を最終スコアにするか、規定回数中のベストをそのまま最終スコアにするかは議論の余地あり

実例
・オリンピック、世界陸上のいくつかの競技(走り幅跳び、スキージャンプ等)

5.東西戦(紅白戦)

参加者全体を2チーム(あるいはそれ以上)に分けて、チームから1人ずつ出し合って対戦させる。勝ったチームは勝ち抜きとしてプレイヤーがそのまま残り、負けたチームは次にぶつけるプレイヤーを選択する。以後チームメンバーが全員負けるまでこれを繰り返す。
コレも格ゲーシーンでたまに行われる形式。チーム分けは格ゲーの場合は「使用キャラ分布」や「過去の大会実績」、「公式のレート順」などがある。
音ゲーでやるなら「段位」とか「アリーナランク」になるだろうか。現代だとノーツレーダーも使えるかもしれない。
その場で即席のチームが結成されるので、チームで勝利を目指すという点において何故か連帯感が生まれることが多い。交流メインのイベント向け

思いついたら追記します

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