北海道博物館で飼い熊の謎が解ける

前回は北大植物館アイヌの植物なんちゃら区画で「飼い熊」という謎のワードを発見した。檻を作り、病期っぽければ薬を与えられ、大切に飼われていたようだ。しかし園内の小博物館にも飼い熊についての記述はなく、謎に終わった。
検索すればわかると思ったけど、のちに北海道博物館に行く予定だったのでこれは私の中で謎として秘しておく事にした。

あった。これが飼い熊の正体である。本当に足の生えた檻の中にいるのか、本当は多くの家畜と同じく床に直置きだったのかは謎だがとにかく檻の装飾から大事に扱われていることがわかる。

いる。

かわいい。子熊のようだ。

凄い。前回の北大植物園で、アイヌの人たちは周辺の植物を資源としてあらゆる形で利用していた事がわかった。アイヌの人たちにとっての「カムイ」とは

このようなものらしい。人の手が及ばない範囲にあるものを決して侮らず、敬意を持って接する気持ち、その関わり方の一つが「飼い熊」だとわかった。

そんなところである。なんか分量が足りない気がするので館内の熊を貼って終わりにしよう。

トンネル。

おや、明かりが(入った)

がおー。

座れるタイプの熊。さっきあんなこと展示しておいてコレなので現代における熊の扱いを如実に表す作品なのだろう。去年短期間の実習に行った時ミステリーサークルさながらにコーンを荒らした熊の痕跡など目撃していたのでとりあえず座ってやった。いじょうです。

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