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KIZUNA 20220903 に行って


2022年9月3日、JO1初のアリーナツアーライブの初日。全員揃ってステージに立つ姿を見ただけで、涙が出た。うれしかった。
KIZUNAに対してのここが良かった‼️という話ではなくて(それは別でやりたい)、碧海くんへのお気持ち表明が鮮明であるうちに書き残しておこうと思う。


遡ること約一年前、大好きな金城碧海くんの活動休止が発表された。それは碧海くんを好きになって追いかけ始めてから一年とすこしが過ぎたころの話で、ニュースをみたときは衝撃だった。衝撃とかいう言葉で語り尽くせないような、心臓がドキドキして、なんだかとても心許ない気持ちになって、アイドルを目指して尽くして頑張ってきた気持ちが折れちゃうほどしんどかったんだって思ったら、碧海に無理させてたのは私たちだったのかなってまで思えてきた。というのもなんとなく元気がないような、その頃の碧海の反応がなんだかしゅんとしていることが多いような感じがしていたからで、やっぱりなって気持ちも正直あって、悲しいのに、辛かった気持ちがわかる気がするのに、しばらく姿が見えなくなることは間違いなく寂しいのに、やっと辛いことから碧海は離れられるのかなと思うとほっとした。
碧海はどれだけ自分が辛かったかを話さないけれど、本当に難しい決断だったと思う。表舞台に立つものとして、ブランクをつくる決断ってどれほど不安の大きなものだったんだろう。2021年秋から2022年にかけてJO1の成長が特に著しくて(と私は思っている)ひとりメンバーがおやすみした形で名が知られていくこと、自分無しのシングルが発表されていくこととか、どれほどのプレッシャーだったんだろう。気持ちが凪いでいくためにとった時間だろうに、ゆっくり時間をかけるべきものなのに、長くなれば長くなるほど焦燥感が掻き立てられただろう。私たちは思いを馳せたり気持ちを想像することしかできないけど、でもね、碧海が無理し続けるでもなく、やめるでもなく、おやすみする決断をしてくれたことが、ファンのひとりとしてとても嬉しかった。本当だよ。寂しかったのも、悲しかったのも、碧海がお休みすることに対してじゃなかったよ。


私が国際線移行して間もない頃、点と点が繋がらない仕事内容に四苦八苦しながら「どうせすぐ辞めるんだから仕事教えないから」とか何聞いても何を伝えても「はぁ?」とか言われることに結構堪えていて、休みの日はベッドの上で一日終わったり、仕事の前日は一睡もせずにフライトに行くなんてことがザラだった。人間の防衛本能ってすごくて、マジで何されたのか思い出せなくなってきてるんだけど、ふとしたきっかけで思い出してはなんなんだアイツ、ぶん殴りたい❣️の気持ちになっている。今でこそ軽く言えるけど、次フライト行ったらもう無理って言おう、次こそはしんどいって誰かに言おう…と思っていたのにだれにも相談できなくて、親になんか当然言えなくて、本当にしんどいときって言葉にする気力すらなくなるんだなって思った経験があった。言語化しようとすると辛い経験を追体験してしまうのも原因のひとつだったと思う。
それから、仕事に関して辛いとか無理とかわからないとか辞めたいとか、そういうのを軽口でなく本気で口にすることで「こいつ仕事できないんだな」とか、「仕事向いてないんじゃないの」とか思われるんじゃないかが怖くて、なりたくてなった職業なのに、自分自身で適性がないことを認めてしまうみたいで愚痴ることすらできなかった。

そういうのがフラッシュバックして、つらいことをつらいって公表するのも嫌だったろうなって思って、超つらくなった。当時(2018年)の記憶が蘇ってしんどくなって、私、出向までしちゃったよね。こういうの、共感疲労っていうらしい。よく考えたらなんて烏滸がましいの?って感じ。
(なおその方は現在退職していて、すぐに職位追い越して顎で使ってやっからな(恨)と思っていたので悔しい限りである。あとちょっとだった。)


碧海への想いを馳せるなんて免罪符で自分語りしていて、一体何を・・?の気持ちになっているため話をOTDに戻すと、Born To Be Wild、すごくすごくよかった。純喜の伸び伸びとした歌い出しで肌が粟立ったし、堂々とした表情で立つ蓮くんが、目をきらきらさせてAメロを踊り歌うまめが、目の前にそこに存在するんだって思ったら嬉しくて仕方なかった。嬉しい涙が出たはずなのに、その頃にはとっくに1、2、3、4とJO1の人数を数えてしまう癖がついていて、ひょっこり11人目が現れたりしないかな、なんて淡い期待が打ち砕かれるたびに喉の奥が詰まって、鼻がつんとなった。
人のつらさは本当のところ、当人にしかわかり得ないところがあると思う。もちろん碧海推しJAMが特別つらいんだってしんどい特権を振り翳すつもりもないし、辛かったよねって言わせたいわけじゃない。(たまたま自分の推しがそうだっただけで、もし違うメンバーに同じことが起こっていても、私も等しく辛いと思うに違いないから。)私よりもきっとメンバーのみんなのほうが辛いだろうし、寂しいだろうし、悔しいだろうと思う。だってずっとずっと会いたいを募らせて、道なき中頑張れるモチベーションがネットの先にいる見えない存在だなんて過酷な状況でやれることを必死にやってきて、さあやっと会えます!ってタイミングで全員じゃないなんて。不完全燃焼にも程があるよね。
碧海推しとしてちょっと寂しく感じるくらい、碧海がおやすみしていることへのメンバーからの言及がささやかだった。きっと同情を得たいわけでもなく、全員を強調することでまた彼の負担になりかねないのかなとか、もういろんな方面の気遣いからだったのかなと当時感じていたけど、きっとそのことへの言及はメンバー内でこれでもかと言うくらい話し合いを重ねていて、10人でやれることをやりながら待つ・みたいな決心が揺るがなかったからあれだけささやかだったのかなって今は思う。語り尽くしたことをわざわざ掘り返したりしないよね。
それでもね、奨くんの挨拶での「碧海がおやすみしてます、そのぶんも頑張ります(ニュアンス)」の一言と、碧海の黒色点灯しようってきまちゃんが言ってくれたこと、本当に本当に嬉しかった。るっくんが練習より何よりパフォーマンスする場が、JAMに会える場がなかったことが何よりつらかった、本当は11人でって噛み締めるようにいった言葉に、言わないようにしてた(と思ってる)悔しさがありありと見てとれてまた泣けた。いやぁOTDってマジで一生語れる。

その後の碧海のカムバ(Dreamerジャケ写に突如現れた世界一の爆イケ・岬(何度でも病む)こと金城碧海)があまりに衝撃的だったのと人生で一番嬉しいバレンタインデーだったこともいつか書いて残しておこうと思う。オタク、何かと語りたがる人生・・・

だからね、KIZUNAツアーが発表されて、9月3日が初日だってわかったとき、もう絶対絶対絶対絶対に当てたい絶対に行く!!!!と思った。大阪もおかえりライブになるから絶対に行こうと思った。ていうか13公演全て行きたいんですけど、いくらになってもいいので全公演を円盤化してください。

実際碧海の初めての対面ステージはkconだったしそのあとmtvもあったけど、11人揃って初めての自分達のソロのライブだったから、本当に本当に嬉しくて、席はあんまりよくなかったけどどうでもよかった。うちわが手に入らなかったことは恨んでるけど。妖怪受注販売してくれおばさんになっちゃう・・

KIZUNAのセトリネタバレをしたくないので詳細は伏せて書くけど、セトリが私の想像とぜんっっっぜん違うもので、いい意味で衝撃だった。JO1のいままでをふりかえって、みんなで歩んできたこの2年半をなぞるような夢のようなセトリ。私が考えたんか?ってJAMのみんな、きっと全員が思ったと思う。私も思った。
ずっと無理してたわけじゃなくて、2月から今までの半年間もとても幸せなものだったけれど、11人揃ってステージにあがるJO1のみんなの姿を見て、私の2021年秋から2022年2月にかけてが戻ってきたようなきもちになりました。碧海くん、おかえりなさい。これからも、何があっても、ずっとJAMとして碧海くんのそばにいたいなと思っています。大好きな碧海くんのJAMでいられて、JO1のJAMでいられて、本当に幸せです。

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