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2デッキ制バトルのすすめ

皆さまこんにちは。バトルスキーの杉崎です。

いよいよ今週末の開催になりました、私のバトルスキー大会「バトルスギサキーカップ~双翼杯~」。
今回の大会のウリは、なんといってもバトルスギサキーカップ初の2デッキ制バトルです。

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今回は、「2デッキ制バトルなんて初めてだよ・・・」という方に、デッキやカードの選択のアドバイスができたらなと思い、こちらの記事を作成させていただきました。

これを読んで、2デッキ制の面白さ・奥深さを知っていただき、多くの方にご参加いただければ幸いです。


はじめに~2デッキ制ってなに?~

まず最初に、2デッキ制のバトルについてのルールについてご紹介します。

2デッキ制はバトスピではあまりメジャーな対戦形式ではありませんが、近年だと、ぐれんさんの百鬼夜行ツアーを中心に、徐々に多くの非公認大会で取り入れられている対戦形式です。

基本的には、1マッチング2本先取の大会と同様で、そこで用いるデッキが1つではなく2つというところだけの違いです。

デッキを構築する際のルールは、以下の通り

①同じカードは2デッキ合わせて3枚まで
②制限カードは2デッキ合わせて1枚まで

イメージとしては、80枚のデッキを組んで2等分するというイメージです。

また、対戦する際のルールは以下の通り
①1stデッキ、2ndデッキを固定して戦う
②お互い1本目は1stデッキで対戦し、勝ったプレイヤーはそのマッチングでは1stデッキは使用できなくなります。負けたプレイヤーはそのまま1stデッキで対戦するか2ndデッキに交換するかを選べます。
③これらをくりかえし、手持ちの両方のデッキで勝利したプレイヤーが、そのマッチングに勝利します。

同名のカードが3枚ずつしか採用できないので、絶甲氷盾などの防御札をどちらのデッキで使用するか、使用するデッキカテゴリをどうするか、使用順をどうするかなど、1デッキ制のバトルでは味わえない高度な戦略が魅力的な大会ルールです。


デッキ選びのコツ

では、そんな2デッキ制のバトルにおいて重要となるデッキ選びのコツを紹介します。

①とりあえず環境デッキを2つ使う

割とオーソドックスな考え方です。「環境にひしめくデッキ=勝率が高いから使われる」わけなので、そんなデッキを2つ用意すれば多少の相性は気にせず戦えます。今から何使おうと考えまくるならこれがいちばん手っ取り早い。しかしながら当然多いと予想される=対策されやすい点には注意しましょう。

おすすめデッキ
〇蒼契約

蒼契約

アントラーウミウシが制限になったものの、そのデッキ構築自由度の高さは健在です。見られるデッキが多いため、今大会でも最も多いデッキタイプになることでしょう。

〇紫エヴァ

紫エヴァ

全国大会で優勝してから流行しているデッキタイプ。ATフィールドをまとった耐性持ち連続アタックと、足場の安定感がウリのデッキです。

〇夜族

夜族

ソウルコアを縛る効果で、契約系デッキにとても有利な夜族デッキ。他のデッキと防御札を喰いあわない点でも数多く見ることになりそうです。

②特定のデッキに有利なデッキを持って行く

2デッキ制のバトルでは、各デッキが必ず1勝ずつしなければならないわけですから、特定のデッキを対策したデッキも当然選択肢としてありです。

〇秘契約

秘契約

蒼契約に対してとても有効な秘契約デッキ。他の契約デッキにも重疲労効果が有効ですし、相手に対策される前に速さで勝つこともできます。

〇各種緑グッドスタッフ

緑GS

こちらも蒼契約をはじめとした契約デッキに対して強いデッキ。自由度の高さとカードパワーでゴリ押しも可能です。

③防御札との兼ね合いで考える

2デッキ制のバトルでは同じカードを2デッキで3枚までしか採用できないため、当然、絶甲氷盾などの防御札の取り合いになってしまいます。

そこで有効な考え方として、2つのデッキのうち一つは、これらの汎用防御札を用いないデッキを使用するというのも一つの手です。

〇星札光導

星札光導

防御手段はスティールムーンミラージュのバウンス効果と専用マジックのオーバーホイールオブフォーチュン、そしてデススコーピオンやスコルエンペラーなどの豊富なバーストも備わった、かなり受けが強いデッキです。様々なデッキと互角に立ち回れるスペックを持っています。

〇鋼契約

鋼契約

こちらも専用の防御札があり、2デッキ制バトルにもってこいのデッキです。序盤さえうまくしのげば、相手との圧倒的なリソース差で立ち回ることが可能です。蒼契約に対しても、手札保護のあるショット・ガイザードをうまく使えばかなり優位に立ち回ることができるはず!

〇血契約

血契約

純度100%血晶構築なので、汎用防御札は一切使わない点が優秀。得意不得意がはっきりしているデッキですが、1回でも勝てばOKな2デッキ制バトルにおいては、続けて不利デッキと対面することも少ないでしょうから選択肢に入るかなと思います。

〇雲契約

雲契約

ミズアが制限になってなければ一番人気で推したかったデッキです。

④耐性を押し付けるデッキ

主に白系デッキで有効な手段が、相手のメタカードなんで関係ない。自分の強いカードをどんどん押し付けていけ!という戦法です。デッキによっては回答手段がないと詰んでしまうこともあるので、とても有効な手段になります。

〇オーブ

オーブ

ガンダムSEEDコラボのデッキで、大半のカードにフェイズシフト装甲がついているため、カシウスやバフジャーダレスなどといった定番カードの効果を一切受けずに攻めることができるのでおすすめです。

〇白コン

白コン

クラウンソーラー(リバイバル)が制限になったものの、クラウンソーラーXと併用してあげればそこまでデッキパワーは落ちていないデッキです。こちらも2種のフリーダムガンダムと、レジェンドガンダムがフェイズシフト装甲持ちのため、相手の効果を気にせず攻めることができます。

〇ストジー

ストジー

高BPで耐性持ちの無限ブロッカーは、対抗手段が引けていなければそれだけで詰んでしまうデッキも多いです。装甲の唯一の抜け穴であった黄色も、雲契約が減ることからあまり気にならなくなるので、非常に有効です。

○新メガデッキ

ジャバド

アルティメットのデッキも、スピリットの効果を受けないので相手に対アルティメットの対抗手段がなければ優位に立ち回ることができます。発売直後の大会なので、練度をどこまで高められるかが勝負のカギになりそうです。

⑤先攻後攻で考える

2デッキ制のバトルでは、先攻後攻も非常に重要になります。仮に最初のじゃんけんで相手に先行を取られた場合、少なくとも一回以上は後攻で勝たなければなりません。
逆に言うと、一度のマッチングで必ず一回以上は先行が取れるということでもありますので、「先行が強いデッキ」と、「後攻でも戦えるデッキ」の組み合わせで挑むというのも一つの戦法です。

○先行が強いデッキ
基本的にはバトスピは先攻有利ではありますが、特に雲契約やスタークと契約したデッキなどのメインステップでカウントを増やすタイプの契約デッキは死ぬ気で先攻を取りたいデッキですね。

基本的にはこの手のデッキは1stデッキとして使いたいところ。1本目で後攻を取らされて負けても、2戦目は先攻が取れるので、そのまま2戦目も同じデッキを使えば良いと思います。(デッキがバレているという欠点はありますが、結局デッキを入れ替えたところで負けたらそれまでですし、3本目は後攻スタートでなおかつデッキ内容はバレているので圧倒的不利です。)

○後攻でも戦えるデッキ
蒼契約や鋼契約など、アタック時にカウントを増やすタイプの契約デッキは後攻でもそこまでパワーは落ちないので、2ndデッキ向きですね。

⑥環境なんて知らん!好きなデッキをぶつける!

下手な環境デッキを握るよりも、自分の使い慣れている好きなデッキを握る方が、良いんじゃないかなという考え方です。ちなみに僕はどちらかというとこの考え方です。

とにかく2つのデッキで一回ずつ勝てば良いわけですから、環境外のデッキでわからん殺しするのも時には良いかと思います。
(ちなみにテキスト確認ですごく時間がかかるので、プレイングは早くすることを心がけましょう。)

○青ウルトラマン 

青ウルトラマン 

プレバンでとんでもない再販デッキが発売が決まったこのデッキタイプ。これまで過去の資産が必要であまり手が出ていなかったプレイヤーも多いと思いますが、青の世界やシン・ウルトラマンを無理なく採用できる点や、各種ウルトラマンをサーチする効果で回収でき、青いダークタワーとして契約デッキを蹂躙できるセトの豪腕神殿を入れられる点など、ポテンシャルがとても高い点が魅力的です。

○スターアニス

スターアニス

この間プレバンで発売したアイカツセットのカードで組めるスターアニスデッキ。わからん殺しにはもってこいのデッキですね。正直、ナメてたら痛い目に遭います。

○同じ契約のデッキを2種作る

スターク

例えばスタークを2つのデッキに1枚ずつ採用すれば、相手からしたら銀契約、星札光導・甲獣、覇王、その他どのデッキなのかわからないので相手の油断を誘えるかも・・・?

終わりに

というわけで今回の2デッキ制のデッキ選びのコツはいかがだったでしょうか?
まだエントリーがまだで迷ってる方も、是非一度このエキサイティングなバトルを体感してみてくださいね!それでは〜♪

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