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トロイの木馬みたいなお笑い

今週は、とにかく先輩先輩した一週間だった。

8日には敬愛する先輩との警備員おかえり会、9日には街裏ぴんくさんのR-1優勝、13日にはお笑いサークルの先輩との焼き肉と、天から注がれる金色の雫を、ただただ口を開けて飲み込む雛のような日々を過ごさせてもらった。

毎週木曜に記事を上げたあと、来週はこれについて書くか、と軽くメモを残すのだが、今週書こうと思っていたのは「女装をしたい」という内容だった。
宝物の時間とR-1を差し置いて「な、なんか足がスースーしますね……」を何千字と書く訳がないので延期にした。いずれ書きますが。


ぴんくさんが、R-1グランプリのチャンピオンになった。

本当に嬉しい。

俺は、マンピンコンで見た「入院した親友のお見舞いに行ける時のエロさ」に衝撃を受けてから、その「漫談.現実       .嘘」という拡張子の虜になった。
「コント.嘘」でも「あるある.現実」でもない、こんなトロイの木馬みたいなお笑いがあるのか、と衝撃を受けた。

そこから独演会に行かせてもらったり、矢野号さんと3人でラジオを収録させてもらったり、無理を言って俺の30人組手にもお呼びしたりもした。二人で『人間失格』のすべての文字を入れ替え、『Mr.FULLSWING』の最終話と全く同じ内容にしたこともある。

もちろん寺田さんやサツマカワさんが優勝してもこの上なく嬉しいのだが、ぴんくさんの優勝には「嬉しい」と同時に「ありがとう」と思う。

(以下、ほぼ俺とぴんくさんの個人的な話です。返金可。)

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