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経済的挫折からの副業

皆さん、こんにちはケヴィンです。

ここのところ割と「なるべく需要がありそうな内容を書こう」と思っていましたが、今回は日記的な感じで書かせて頂きます。

主な内容はサラリーマンとしての副業についてです。マイホーム購入を検討するにあたり「ワタシ収入が足りん・・・」と感じているのですが、少しでも家計にプラスになればと思い副業をはじめました。


社会人になって初めての経済的挫折

改めて私ケヴィンですが、現在31歳既婚、そして子供が一人います。そしてここ最近、マイホームの購入を検討しています。

7,8件は内見して気に入った物件も一つあったのですが、手続き途中で売れてしまいまだ探し中です。

ちなみに「結婚」や「出産・子育て」といったビッグイベントは「お金が掛かりそう」というイメージでしたが割と平気でした。

ところが「マイホーム購入」に関しては大人になってから初めて味わうレベルで「自分の収入力の限界」を痛感しました。

自分の収入力がメチャクチャ分かりやすい形で物件のスペックに現れますからね・・・駅からの近さ、物件の広さ、立地等々。そして自分が求める物件が自分の収入力だと買えないという現実を痛感している次第です。

そして予算内の物件を購入しても何十年か経てば修繕が必要になるだろうし、退職した60代、70代にそんなお金あるのかな、と心配になります。

転職したとしても大幅な年収アップは見込めないし、もちろん仕事は頑張りますが、現実的な収入の上限はみえつつあります。

そこで最近新たな取り組みをはじめました。

やっぱり副収入が欲しい

私は過去に副業経験があります。収入が足りなくて明日食う飯が無い、という状況だったら寝る間を惜しんで自分ができる副業全てをやるかもしれませんが、幸いそこまで追い詰められている状況ではありません。

そこで「自分にとってよい刺激になること」という基準で選んだ副業に手を付けることにしました。


副業とは言っても何をするか?

私が過去に経験した副業はこの記事にまとめていますが、大きく「ライター業務」と「音楽制作」の二つのジャンルに分かれます。

そして今回は音楽制作の方で動いています。

ライター業務の方が確実に仕事があると思うのですが、私は実績がほとんどないですしメチャクチャ安価な仕事しかないと思われます。過去の経験からの一例ですが1文字0.5円 x 5,000文字=2,500円の報酬、作業に5時間くらいは掛かるので時給500円くらいの仕事・・・といった感じです。

本気でライターとしてやっていくのであればまずはこういった安価な仕事で実績を作って、徐々に高単価の仕事を取っていけばよいかもしれませんが、正直そこまでのモチベーションがありません。

一方の音楽制作。こちらは多少実績がありますし、専門性が高いのである程度の単価が見込めます。例えば3時間拘束のレコーディング+3時間作業で2万~3万、時給換算で4,000円から5,000円くらいですね。

そして何より「また音楽制作に関わりたい」という気持ちがあるのに加えて、尊敬している人たちと仕事できるので大変な作業でもそれほど苦になりません。

ちなみに音楽制作の具体的な内容ですが
・曲の制作(一から曲を作ることもあれば、既存曲の別バージョンを制作することもあり)
・レコーディング、ミキシング、マスタリング
といった内容です。

仕事をどうやって取るのか?

まず名刺代わりになる作品(曲)を作りました。

これで「この曲を自分で作って、自分で演奏して、自分で録音して、自分で編集しました。

どの工程も対応できるので何か役に立てることがあれば是非連絡ください」といった形で営業することができます。

そして音楽関係の知人数名に連絡を取って近況報告をしつつ軽く営業しました。それから数か月経ち・・・現在2つの案件が進行しています。

1つは音楽講師の方で私のエンジニア業を自分が提供しているサービスと合わせたプランを思いついたとのことで動き始めています。

こちらは定期的にご依頼頂けそうな内容です。

もう一つはライブのオープニングで使用する音源の制作でして、こちらは最後の詰めを行っています。

私の場合、自分自身が過去にバンド活動していたこともあり、音楽活動を続けている知り合いがたくさんいます。

そういった繋がりで問い合わせが入りますが、ゼロから始めるのはさすがに厳しいかもしれません。

ですので音楽制作を皆さんに勧めるつもりはありませんが、皆さんそれぞれ「自分の場合はこれかな?」と置き換えて解釈して頂ければと思います。

過去の失敗を活かしたい

詳しくはこちらの記事にまとめていますが、私は以前脱サラしてこれらの業務を本業としてやろうとして失敗しました。

当時の失敗を活かすべく、意識していることがいくつかあります。

その一つが「料金設定」です。

当時「実績を積ませて頂く」という意味合いで知り合いのバンドの音源制作を無償で請け負っていたのですが(最初の頃は会社勤めしていましたし)、会社勤めを辞めたことを機に有償で対応させて頂く事にしました。

しかしバンド側からは強い反発があり、今では失敗したと反省しています。無償で請け負うことも良くないと思いますが、大事なのはお客さんの理解を得ることです。

プライベートでの付き合いもあるバンドさんでしたし、ざっくばらんに話が出来る間柄だったので、自分の状況を説明して仮に有償の場合どの程度の料金なら納得してもらえうか話を聞いたりするべきでした。

あるいは相手から「もうそろそろ有償で依頼させてもらわないと申し訳ない」と言われるまで無償対応を徹底するか。

結局、中途半端に有償を求めてしまい反発を買いました。

その後は何かあるごとに「有償なのに・・・」とクレームを言われるようになり、後悔しました。
(そもそもそういったクレームを言うようなお客さんとは付き合いを続けるか否か考えた方がいいですが、そういった話はまた別の機会に・・・)

1つの案件はあえて無償対応している

現在進行中の案件のうち一つは無償で対応しています。

それはいくつか理由があるのですが・・・

-バンド側にお金の余裕がないことを知っている
-自分に実績のない内容だった(音源制作自体は経験があるけど、初めてのジャンルだった)
-報酬を頂くとしてもここではないと思った

と言ったところです。

「フロントエンド」、「バックエンド」という考え方

以前、ライター業に携わっていた時学んだことの一つに「フロントエンド・バックエンド商品」という考え方があります。

「フロントエンド商品」とはお客さんを集めるための商品です。

例えばスーパーのチラシで見かける特売品が一つの例だと思います、数十円のもやしとかですね。

この商品は利益を取ることを考えず、とにかく集客することだけを考えます。

「バックエンド商品」は逆に利益を取る商品です。

最初からこの商品を売ろうとしても売れないかもしれませんが、フロントエンド商品で呼び込めているお客さんには売れる可能性が高まります。

「もやしを買いに来たけど、週末用に高いステーキも買っちゃったわ」という具合ですね。

ということで今回のこのバンドさんからの依頼に関してはフロントエンド的な対応が適切だと思ったのです。

そしてバックエンド商品も用意しているのでこの案件が完了するタイミングで「今度よかったらこういうのいかがですか?」と提案する予定です。

本業挑戦時はお金に困っていたので余裕がありませんでしたが、幸い今は会社勤めの収入があるのである程度余裕を持って動けるのが良いですね。


長期プランの事業も一つ

音楽制作業とは別に今現在は無利益な事業も一つやっています。

こちらは友人との協業ですがポッドキャスト番組を配信しています。

日本ではあまり馴染がないかもしれませんが、ポッドキャストとはインターネット上で視聴することができるラジオ番組のようなものです。

欧米ではかなりポピュラーで、Youtuberほどではありませんが有名な「ポッドキャスター」=ポッドキャストの配信者もいたりします。

日本にもいつかブームが来るはず・・・と信じてもうすぐで1周年になりますが、まだポッドキャストの波は来ていませんね笑

ポッドキャストの収益方法はいくつかあります。

-直近の数エピソードを有償化する(配信開始からある程度経過したエピソードだけ無償で聞けるようにする)

-広告を募る(番組中にCMとしてスポンサー商品を紹介する)

-会員制にする(会員向けの特別コンテンツを用意したり、会員を収録に立ち合わせたり、会員向けのサービスを提供する)

-番組ブランドの物販を売る(番組のロゴを使ったアパレル、雑貨などを売る)

といったところでしょうか。

私は今のところ物販の販売をやりたいと考えています。

というのも他の収益方法はビジネス臭がするというか、少なくとも番組の雰囲気に合わない気がするんです。

一方で物販は「清い」というか、違和感なく動けると思うのです。その分収益力は弱いですが・・・

とは言えまだ満足いく視聴者数・再生数ではないですし、ゲストを招いたエピソードを配信したりすることによってもっと番組を成長させようと思っています。

まとめ&注意点

以上が私の2021年4月時点での副業状況です。

ざっくばらんに日記的な感じで書かせて頂きましたが、誰かの参考になればうれしいです。

ちなみに「会社員って副業していいのか?」という点について。

結論は「会社によってルールが違う」だと思います。

私が今勤めている会社の社内規定を確認したところ「二重就業の禁止」とありますが「会社の承認を得ないで業務に支障が生じる他の職務に従事し、事業を営んではならない」と書いてあります。

解釈によっては微妙ですが、業務に支障が生じない範囲であれば会社の承認を得ずに副業しても良いと私は解釈しています笑

例えばこれが「いかなる形態であっても弊社以外の業務に従事して報酬を得ることを禁ずる」みたいな内容だったらアウトですけどね。

まぁなかなかここまでキツイ規定は無いと思いますが。

ちなみに以前働いていた会社の規定は「弊社以外の事業者に雇用されることを禁ずる」みたいな内容で、要は他の会社に雇われる形で二重で仕事するのはダメよという内容でした。

ですので副業しても大丈夫か?と心配な方は社内規定をチェックしてみてください。

多分「就業規則」の部分に「二重就業の○○○○」と書いてあると思いますので。

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