「TFT 日本鯖 5位」なぜ中国でアーゴットの人気が無くジンの人気が高いのか
なぜ中国でアーゴットの人気が無くジンの人気が高いのか
日中戦や中国のストリームを見ているプレイヤーは疑問に思ったでしょう。
なぜ中国のプレイヤーはJP、NA、KRで頻繁にプレイされているアーゴットをあまりプレイしないのか。
今回はその理由について書いていきたいと思います。
そもそもアーゴットの強みはどういうところでしょうか?
それは序盤に強いアイテムであるスタティックシブ、アイオニックスパークを後半ある程度使えること。
そして序盤強いシナジーであるイノベーター、スクラップ、ケミテックを組み合わせやすいことです。
序盤の強さによって2ステージ、3ステージを連勝し、4ステージを連勝は出来ないもののある程度勝つことで余裕を持って8レベルに行く構成です。
つまりお金を残しつつ8レベルに行けない場合は選択する理由が無い構成でもあると言えます。
8レベルでジンクス、タムケンチを重ねたり9レベルに行くことがアーゴットでtop2を取るための必要条件です。
3ステージの例
4ステージの例
ジン構成を見てみましょう。
ジン構成の強みは前衛を無視してバックラインをジンのスキルによって倒すこと。(これがヴェックスに強い理由でもある)
そしてサイオンがプロテクター+エンチャンターによってCCを撒きつつ死なないことです。
サイオンのCCを受けやすいアーゴットやヨネはこれらの理由により数を減らしました。
ジンは現在主流とされている殆どの構成に有利を取れる上7レベルで完成します。
そして8レベル、9レベルとレベルを上げることで入れられる駒の種類も豊富でボードの強度も上がりやすくキャップも高い構成です。
本題に入ります
なぜアーゴットが中国でプレイされていないのか?
それは3、4ステージ突入時の中国の卓の特徴にあります。
中国では3ステージと4ステージでボードの強度を上げているプレーヤーが多すぎます。
3ステージではシャコ2、4ステージではジン2が出来ていることが珍しくありません。
3-2または4-1の2つの主要なポイントで、全員がボードの品質を向上させておりすべてのプレイヤーが連勝を取りに来ます。
そのような卓でスタティックシブ、アイオニックスパークのような序盤強いアイテムを作りその時強い盤面を作るだけで3、4ステージを連続で勝つことができるのでしょうか?
連勝をするにはレベルを上げ、リロールをすることでの盤面の質を高めていかなければなりません。
3-2でレベルを上げ(6レベル)リロールをして連勝を続けたとしましょう。
リロールをしたため後半の構成変更の難易度は高くなり(お金が無いため)、ジンクス2、タムケンチ2を作ることは出来ず9レベルに行くことも難しくなります。
3、4ステージで連勝を取ることが出来ず、4ステージ以降はジンに負け続ける。
このような理由により中国でアーゴットは評価されていません。
まとめ
ジンとアーゴットではそもそもジンが有利である。
中国は3-2、4-1で構成を作ってくるプレイヤーが多いため3、4ステージでスタティックシブ、アイオニックスパークを作って勝つことが出来ない。
日中戦や中国のストリームを見る際にこの記事を思いだしてくれたら幸いです。
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