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『異説・狂人日記』までの日記 1日目

考えてみれば本番の残り5日
シナリオを読むのはご法度といえども、何もしないままに当日を迎えるられるほど僕の心は強靭ではありません。
ということで残りの期間は『異説・狂人日記』配信までの準備として色々なことを調べてみたりしたいと思います。

初日は「狂人日記」について
浅学な自分でも名前を聞いた覚えがある。「異説」と付いているからには元になる物語あるのではとGoogleで調べてみる。
魯迅とゴーゴリによる同名の小説がある。2つあるのかyo...
どちらが参考にされているのか思案しても答えは見つからず、唯一あった魯迅の日本留学経験から「こちらなのではないか...」と狙いを絞ってみる。
(合っているかもわからないし、参考になるかもわからない。大切なのは本番まで僕の心が狂わないこと。ゲームは既に始まっている
※ここから魯迅の書いた「狂人日記」について触れるが
(100年前の小説とはいえネタバレとかあり得なんだが...)という方はそっとブラウザを閉じていただきたい。

1928年に書かれた魯迅さんの処女作。えっ処女作こんなに有名なの?
どうやら青空文庫にあるらしい。(井上紅海訳)
調べてみると30ページほど。何も考えずに読んでみる。


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思った以上にグロテスクな事象が出てきたので、そういったものが無理な方は勢い良くスマホを放り投げていただきたい。後の責任は負いかねる。


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(読了)SAN値 1D6減少

あぁ、嫌だ嫌だ。
読まなければ良かった。このての話は本当に苦手だ。
いわゆる カニバリズム

物語は日記の形をとって狂人が「自分が人に食われてしまう」という妄想に取り憑かれ、悩み恐れ嫌悪し、ただその「食われる」という考えだけは一切揺るがず日々を過ごしてる。
はたして本当にこの男が狂人なのか、男の生きる周りの世界が狂っているのか曖昧になってくる。日記は最後に人を食わずにいる、または食ったことのないであろう子供...というところで終わっている。終わってしまった。もう書けないのか、狂ってしまった為か、はたまた...あぁ、嫌だ嫌だ。

読み終わった勢いで書かれた経緯やその時世の中国の事柄について調べたが、置いておこう。問題浅田大根氏が今回嬉々として誘おうとしている世界。どんな狂気が待っているのであろうか。
怖い。怖いものはホラーだったらジャパニーズのじっとりした這い寄るような恐怖もアメリカンなドン!と急に現れるサプライズな恐怖も、お化け屋敷だろうが絶叫だろうが何から何まで嫌だ。
それより何より、こんなに恐ろしいのに好奇心から今回の企画を受け入れ、
「怖いもの見たさ」ただそれだけで『異説・狂人日記』への楽しみが少し、ほんの少し増している。
そんな自分が一番、あぁ、嫌だ嫌だ。




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