短詩の風 2017 覚書
今年も泳二さん主催「短詩の風」に参加させてもらいました。今年で三回目……? 色んな企画に参加しながら自分のバックアップをほとんど取っていないので、回数もどんなものを出したのかも曖昧なところを反省しつつ、春。
おお、久しぶりにnoteで書いてますけど、相変わらずEnter+Shiftが程よい改行なのね。ついでに話ぶっ飛びますが、Yahoo!ブログが自社ブログ以外トラックバック機能が働かなくなる仕様変更とか、まあ、WEBもこの十年であっという間に荒廃してきたなあ。――もとい。
2015年の短詩の風は元ツイートを探してそのうち追加します。去年の「短詩の風」に出した歌と今年のものを、覚書で載せておきます。
#うたの日 タグをつけて出したのはののさんへの敬愛をこめて。
うたの日は参加者も安定して増えて、好いことだと思います。はぐれ者には眩しいくらい、素敵な場所ですなあ。
――さて。老獪の長喋りはこのくらいにして。
≪2016年≫
川風にはためく群れのひとしきり足を生やしたカヌーが通る
今どきはエアコンのある学び舎をきみも母校として巣立つ春
≪2017年≫
キムジョンナムキムジョンナムと呟けば我も攫われそうな夕暮れ
聞き慣れた毒ガスの名は流れ寄る青の濃すぎるTVのこちらへ
半眼はこの世の汀かゆだね尽きソファーに溜まる命のひとつ
死ぬ人の貌 死したのちの貌 どこに違いがあって見せつけられる