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紛失したアマチュア無線従事者免許証の再交付とコールサインの復活(前編)

紛失というか、アマチュア無線従事者免許証を、バッグごと盗難にあってしまいまして…

えーっと、盗難にあったのは、ものすごく前のことなので、心配しないでください。(なんと!ワタシが大学生の時です(^^;))

その時、ちょっと無線からは遠ざかりたい理由があって…(無線関係の人から、つきまといをされてて(^^;)、知人や恩師に助けていただき、事なきを得ました。)

盗難は警察に届けていたので、バッグや授業のノートなどは後日発見されましたが、財布は抜かれていました。運転免許とか銀行カードなどは復活させたのですが、無線従事者免許証のことは、もうすっかり忘れて今まで生きてきたのです。

先日、ふとしたことで、母校の高校の無線部も廃部していることを知り、「そりゃ、そうだろう。」とは思いつつも、クラブのコールサインまで失効しているとは思わず、強烈に青春がなくなった気がして、なんだか寂しい気持ちになっちゃって。

部室でやったミニFM局、屋上で作ったアンテナ、手作りのQSLカード、コンテスト合宿、部室でやった焼肉大会・・・楽しかったなあ。私たちの学年は部員3人全員女子で、1つ上の学年は男子5人に女子2人だったし、当時はコレからの時代は、女性もどんどん活躍する!って思ってたんですよ…。

アレから時が過ぎて、何年か前に、第三級陸上特殊無線技士(三陸特)を取ったりしたんですが、アマチュア無線のコールサイン、もう誰かが使っちゃってるだろう・・なんて思ってました。

まあ、無線賑わってはないので、調べると自分のコールサインは無事残っていて、やっぱり自分のコールサインを復活させたい!!って気持ちがムクムクわいた訳です。そしてその第一歩として色々申請をしたので、noteにワタシのやった手順を公開したいと思います。

紛失した無線従事者免許証の再交付

まずは無線従事者免許証の再交付からです。再交付申請書は免許証を発給してもらった地方総合通信局に出します。無線従事者免許証を紛失した場合の手続きに必要な書類は次のとおりです。

□ 無線従事者免許申請書
□ 氏名及び生年月日を証する書類
□ 手数料(1,750円分の収入印紙)
□ 写真(縦30mm×横24mm)
□ 返信先(住所、氏名等)を記載し、切手を
ちょう付した返信用封筒
(免許証の郵送を希望する場合のみ)

無線従事者免許申請書は総務省の電波利用ホームページ「無線従事者免許申請書の様式(ダウンロード)」にありますのでダウンロードして使いました。

氏名の変更の事実を証する書類の例なんですが
・ 住民票
・ その他、公の機関が発行した証明書
(いずれもコピー不可)

とのこと。

申請書類が全部揃って、郵送しようと郵便局の前まで来た時に、ワタシの場合、免許を取った後に結婚しているので、名前が変わったことは住民票でいいんだろうか?という疑問が湧きました。

それで確認のために総務省に電話すると、該当する地方総合通信局に聞いて欲しいと言われまして…それで、九州総合通信局に電話して、結婚して名前も住んでいるところも変わっていることを告げると、あっさり「住民票で大丈夫です。」との返事をもらいました。聞いてよかった。これで再交付申請できたぞ!

旧コールサインの確認申請

無線従事者免許証の再交付申請はできたので、次はアマチュア無線局再免許申請をする時に、以前のコールサインを復活させねば!と調べました。すると、やはり旧コールサインを証明する書類が必要だそうで、          

・無線局免許状のコピー(旧コールサインが記載された免許状のコピーがある場合)
・旧コールサインが記載された「無線局事項書及び工事設計書」の写しで、・総合通信局(沖縄総合通信事務所を含む)の証明印が押してある書類
・申請者の旧コールサインが記載されている局名録等のコピー
・日本アマチュア無線連盟(JARL)で発行する「旧コールサイン確認書」

のいずれかになるんですが、ワタシの場合は、以前のコピーとか取ってないので、日本アマチュア無線連盟(JARL)で発行する「旧コールサイン確認書」を申請することにしました。

申請の方法はJARLの「旧コールサインを復活しよう!」ページに詳細がのっています。

後日、ワタシのコールサインの確認がとれたとのことで、確認証が届きました。なつかしいコールサイン。確認できてよかった…

そして嬉しいことに、再交付申請してた、無線従事者免許証が本日届きました!ホログラムがとても綺麗。

取得した時は「電話級」って名前だったんですけどね(笑)

「第四級アマチュア無線技士」の免許までは、無事再交付できました!!申請してよかった!!


(後編につづく)

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