出産エピソード

今日は次女の出産エピソードを書いてみようと思います。

3月22日出産予定日。0時過ぎ21日になったくらいに陣痛じゃなくて先に破水した。私はその日実家に泊まっていて旦那は家のマンションで寝ていた。いつもすぐ寝る旦那。休みの日は20時に寝ることもある。多分若手芸人イチ早く寝てると思う。寝てるやろなあと思いながら電話すると案の定寝ていた。でもすぐ来てくれて車で病院に向かう。

まだ陣痛も来てないし朝に促進剤するから寝てていいよと言われたのでそのまま入院することになった。寝てていいよと言われたもののいつ陣痛が来るのかいつ生まれるのかソワソワしてあまり寝れず。

そんな嫁を横に旦那はすぐ寝ていた。案の定。大いびきをかいて寝ていた。

朝6時ごろ起きて福井でラジオの仕事がある為旦那は帰った。寝に来ただけだった。

破水はしたものの陣痛はまだ来ていなかったので朝の9時から錠剤タイプの促進剤をすることになった。私は錠剤が飲めない。それでも我慢して飲んだ。全然陣痛がこない。来たかな?と思ってもすぐおさまる。1時間に一回促進剤の錠剤を飲まないといけなかった。苦行。そんな状態が6時間ぐらい続いた。助産師さんが『全然陣痛こないから点滴タイプの促進剤にしていくね』と15時くらいに点滴タイプにチェンジした。錠剤頑張った意味。初めから点滴タイプにしてほしかった。錠剤タイプからしないといけない理由があるかもしれないから何にも言えなかったけど。

点滴タイプに変えた瞬間から陣痛がきた。しかも我慢できないくらいの痛みがいきなりきた。ドーピングもいいとこだ。しかし私には付き添い人がいない。旦那は福井にいるのでどんだけ急いでも3時間はかかる。頼れるのは助産師さんしかいなかったのでナースコールを押して「痛いです」と伝えるも忙しい助産師さんはすぐ何処かに行ってしまう。ここにいて欲しいのに。迷惑と分かっていても助産師さんが出て行った瞬間からナースコールを押していた。

やっと分娩室に移動出来ることになったがまだまだ生まれない。私の母と娘が来てくれた。まだ3歳の娘に母親が痛がってる姿はトラウマになるかなと心配していたがそんなことお構いなしに横で娘は『ガチャガチャしたい〜!!!』と泣いていた。私が「痛い!」と大声で叫んでるのに。『ガチャガチャしたい〜!!!!!』と叫び泣いていた。応援とか心配とかしてくれよ。

助産師さんが『頭見えてきてるよー!!!』と言ってくれたので「どれくらい見えてますか!!」と聞くと『これくらい!!!うずらの卵ぐらいかな!』と言われた。全然やんけ!!!!見えてるうちに入れんなよ!!!!多分助産師さんは頑張る気起きると思って言ってくれたのだろう。私は逆にこんだけ頑張ってそれだけかと頑張る気がなくなった。

あと少しで生まれそうなときに『バースプランに旦那さんが臍の緒切るって書いてるけどどうするー?』と聞いてきた。即答で「もういいです。」と答えて無事に次女が生まれた。

もちろん旦那は間に合わず。大阪駅に着いたときに生まれたと連絡が来たらしい。

生まれたと聞いてから旦那はすぐ駆けつけるかと思いきや一旦家に帰り荷物を置きシャワーを浴びて自転車で来ました。仕事遅刻して焦るけどもう間に合わんし逆にゆっくり行こうって感じやめろよ。急げや。

荷物いっぱいあるから持って帰ってと言うと「チャリやから無理」とまで言われました。

退院の日、周りの人は旦那さんや家族と帰る中、舞台やからと旦那は来ず私は1人で大荷物と新生児を抱いてタクシーで帰宅しました。

まぢで旦那なにしにきたん?

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