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人生の節目に、宮脇賣扇庵の扇子を。

昨日はまさか2本目の私物を、呆気なく購入出来るとは。
明日にでもそれは京都へと送られ、現地に到着次第職人さんの下で親骨裏に名入れを施していただくのだけれども。

手描きの扇面なのだ。手描きになると、個体差も生じて来る。

6月下旬の時点でアタクシ、何にしようか?を某の分も含めチェックしに東京店へお邪魔させていただいていたのだけれども。

まあ昨日はその後の予定も控えていた事もあり、30分程で昭和通り沿いにある東京店を後にした訳で。そして渋谷へと戻ったみたいな。
(因みに銀座の前は、日本橋小網町そして水天宮へお詣り)

だけどしかし残り2本だった在庫の内、良い感じの物があったから本当良かった。

名入れの指定もスムーズに進んだので後は東京店の皆様方にお願いしていただき、高価格帯の扇子を拝見させていただいていたのだ。
許可いただいてもっと写真を撮らせていただければ良かった…

ピンクの百合がモチーフな飾り扇、良かったなアレ。

次は自宅のオブジェとして、その飾り扇子でも行ってみようかと。
家の中も飾り扇子がオブジェとして飾られている事で、パワースポットに。

家の中の良い気が、扇子で更に壽惠廣がる。みたいなね?

そしてね?宮脇さんのInstagramでね?

女性用扇子のみだったのだけれども親骨や要部分にダイアモンドがセッティングされた作品が、東京店にも置かれておりましてね?

勿論螺鈿細工も併せて施されている訳でもあり。

セッティングされているダイアモンドの詳細まではチェックし忘れたが…

男性用扇子でも螺鈿細工が施されている物まではあったのだけれども、男性用扇子でもダイアモンドがセッティングされた作品…作っちゃっても良いと思いますよ?なんて。

他にも夏扇子よりも遥かに大きなフルウッドな扇子もディスプレイされていたり。手描きで確か牡丹だか芍薬の花が描かれていて。

感動させられちゃったよアタクシ。

眼福とは、正にこう云う事でしかないだろ?としか。
以下みたいな感じのフルウッド。

こう云う物こそ、究極の贅沢品。って物ではございません?

長刀鉾や鷹山の扇子も作られているみたいで、鉾のグッズとして祇園祭の前祭や宵宮の時にでも販売してもらいたいよね〜?なんて。
台は京都本店にて購入して。みたいな?

と云うか、扇骨の本数が少ない上記みたいな扇子って…何扇子になるの?

飾り扇子?舞扇子?
定義がかなり曖昧な所があって、複雑よね?扇子って。

あとアタクシ、竹と云う素材が好きになりました。
そして煤竹が使われた宮脇の扇子を手にする事も、既に己の視野だとか頭の中に入れているのだ。

掌の皮脂を親骨が吸う事で、竹の色に深みが増して行く。

拡げると、以下の様な具合。
今から3年前の8月に、東京店で初めて購入した宮脇の扇子である。

購入当時は親骨に扇骨も薄い漂白され天日干しまでされた竹の色だった訳なのだが、毎年夏場使う度に掌の皮脂を親骨が吸収してしまい。
その結果、色の深みが増して行く。と云う形で表れる。艶も出て来る。

今後も大切に愛用を続けて、更に親骨の色に深みを出して行きたい。

竹と云う素材って、ヌメ革にも似ていて。
ふと感じさせられた事であった。

最後に宮脇の扇子には、宮脇独自の香りが付けられている。と云う事が先日だったのですけれども…アタクシそれ嗅がせていただいたんですよね?
いやァ〜、お兄さんビックリさせられちゃった。

嗅がせていただいた瞬間、モロだったんだよ。モロ。

あふぎ香って、薄くてナンボ。な所なのかな?とは思った。

けれどもアタクシ扇子で扇いだ時には、結構ガツンと香りが来る方が好みなある種の悪趣味っぷりであり。
それで結果、鳩居堂の赤角形をチョイスしちゃうのよね〜?

香りに辛味も感じさせられるしさ。
且つ宮脇の化粧箱への収まりも良い。

因みにあふぎ香は5個入りで1セット・税込1,100円。
京都本店及び東京店で購入可能。


だがしかし問題は1つ1つ形状やデザインが違う為に、物によっては化粧箱への収まりが悪くなってしまう。と云う懸念。
それがあってアタクシ、結局引き続き鳩居堂の赤角形になりそうなのよね?


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