豚が喘ぐ 〜値上げ！値上げ！さっさと値上げシバくぞっ！！！〜

「朝5時になりましたっ！！！皆様ご機嫌ようっ！！！この度目出度く且つ有難い事にオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーを買収しルイヴィトン・モエヘネシー傘下にして下さいました、ルイヴィトン・モエヘネシーにアタクシは今日も抗議しま〜すっ！！！」

「値上げっ！！！値上げっ！！！さっさと値〜上〜げっ！！！シバくぞっ！！！」

「ポーチに収まるサイズのペーニュビュリーはいつも入荷すると即瞬殺っ！！！アタクシ自身人様へギフトに櫛を贈りたい時に贈る事が出来ないっ！！！ギフトとて豊富に在庫や種類がある中を優雅に選びながら、アタクシは真心込めた買い物がしたいっ！！！それでもいつも代官山店にはアセテート櫛を目当てに、この間なんかUさんが接客されていた男子が…ハンドルコームはじめ複数本櫛を買って行かれたみたいですよ〜っ！！！」

「●ルメスのケリーやバーキンの様に、最早ビュリーのアセテートコームは人気アイテムですっ！！！だったら容赦無い値上げしたって全然良いじゃありませんかっ！！！●リーヌの櫛だって、アセテート製でザッと30,000円くらいでしょうっ？！？それでもスリマンとてお買い上げされるお客様はいらっしゃるんですからっ！！！しかもラムダンがスリマンに、自分達がお世話になっているスイスの櫛工房を紹介したって話なんでしょっ？！？だったら1時間でも早く値上げしちゃっても良いじゃ無いですかっ？！？」

「は〜や〜く、櫛値上げっ！！！絶対早く櫛値上げっ！！！アタクシの勝ちよっ！！！」

「アタクシの事なんかど〜でもイイから、1時間でも早く櫛を値上げてルイヴィトン・モエヘネシーの利益追究ですよ〜っ！！！櫛職人さんの育成にも、ルイヴィトン・モエヘネシーあなた達が手を下しなさいっ！！！解りましたねっ？！？」

「折角利益を追究するのですから、ついでにお六櫛職人の育成もルイヴィトン・モエヘネシーがやってしまいなさいよっ！！！みねばりの木の育成にも、ルイヴィトン・モエヘネシーが資金提供してしまいなさいっ！！！オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの為だけにお六櫛を製作してくれる専属の櫛職人を、ルイヴィトン・モエヘネシーで今から育成しそして確保してしまいなさいっ！！！」

「はい値上げっ！！！値上げっ！！！さっさと値〜上〜げっ！！！シバくぞっ！！！」

「工房ふるかわやのみねばり櫛を買い付ける事から、自社で専属の櫛職人ハンドメイドによるビュリーのシグネチャーが刻み込まれた美しく高級なみねばり櫛へっ！！！日本の伝統と美しいオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーを、今こそ融合させてしまうのですっ！！！ルイヴィトン・モエヘネシー傘下となり更なる美の探求が出来る様になったオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーに、更なる力を与えてやって下さいよっ！！！ルイヴィトン・モエヘネシー、解りましたねっ？！？」

「は〜や〜く、櫛値上げっ！！！絶対早く櫛値上げっ！！！櫛ばっか買っているミーハー客なんか容赦無く養分にして、ヴィクトワール先生とラムダンが更なる強大な力を手に入れるっ！！！アタクシの勝ちよっ！！！」

「取り敢えずアセテート櫛の価格を容赦無く値上げてしまえば、その分ルイヴィトン・モエヘネシーもオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーもヴィクトワール先生もラムダンも家族同然でもある全てのスタッフさん達もそして櫛職人さん達も…みんなが幸せで豊かになれるっ！！！職人の育成に雇用も増やせて、ドンドン幸せや豊かさをモノに出来るチャンスをルイヴィトン・モエヘネシーが増やし与えてくれるっ！！！アタクシはもういい加減私物の櫛から卒業して、スキンケア・ボディーケアに再び手を出して行きたいですから…1時間でも早く櫛の値上げを致しましょうね〜っ？！？」

「はい値上げっ！！！値上げっ！！！さっさと値〜上〜げっ！！！シバくぞっ！！！」