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ラジオは時代に咲いた徒花なのかもしれない。

※ラジオDISり勢力ではないです😊

「みちょぱ」もラジオをやっていた

前回、若者「水溜りボンド」(25歳と26歳)「藤田ニコル」(21歳)「Chelmico」(26歳と23歳)がラジオパーソナリティをやっていたことに衝撃を受けた、という記事を書いたんですが、実は昨年5月から「みちょぱ」こと池田美優(放送開始時20歳)も「みちょパラ」というラジオをやっていたことが分かりました。

残念ながら「みちょパラ」初回放送見つからず

余談ですが、藤田ニコル「あしたはにちようび」の初回放送は慣れないこともあって大変たどたどしいスタートだったんですが、「みちょパラ」のみちょぱはどうなんだろう、と思ったけど初回放送(2019/5/12放送分)が見つかりませんでした。放送開始1ヶ月後の2019年6月の放送ではわりとしっかり話せていたので、初回から慣れた感じでできていたのかもしれませんね。

若手人気タレントがラジオをや(れ)る理由①

まず大前提として、タレントがある程度ラジオに親しみを覚えていることがありますが、若手人気タレントとタイアップしたい企業が、テレビほどコストをかけずにプロモートできるメディアとして、ラジオが「ちょうど良い」ケースがある、ということ。
ラジオを普段聞かない人は知らないことですが、ラジオは現状、CMスポンサーがついている番組が少ないです。CMスポンサーがついている番組もありますが、聞いていると、「過払金請求」「自社イベントCM」「過払金請求」「過払金請求」「B型肝炎治療費請求」「過払金請求」「過払金請求」みたいな感じで、聞いているとゲンナリします。
そこへ行くと、人気タレントは「(まともな)スポンサーを連れてきてくれる」有り難い存在だったりします。藤田ニコルの番組には「アットホーム」他1社がついています。「アットホーム」はTVCMでも藤田ニコルを起用しており、メディアミックスとしてラジオ番組もスポンサードしているようです。
同様に、「みちょパラ」もスポンサーがついています。

若手人気タレントがラジオをや(れ)る理由②

上記はラジオ局側の理由ですが、タレント側としては「自分発信の情報」かつ「公共放送」という両立のメディアであること。
若手人気タレントなので、自分発信の情報メディアはいくらでも(「インスタグラム」「Twitter」「ブログ」「Tik tok」「YouTube」などなど)ありますが、これらは自ら選んでアクセスしてきてもらうメディアです。
一方で、公共放送は「流れで見ている・聞いている人が偶然接触してくる可能性のあるメディア」であり、新規開拓が期待できたり、期待外の層にリーチできるメディアと言えます。
もう一つ、ラジオはテレビに比べて縛りがゆるい、ということ。藤田ニコル・みちょぱのラジオを聞くと、「テレビで同じこと言ったら……」と思う攻撃的な発言、暴言、口汚い言い回しなんかが織り込まれていたりします。そういう飾らない、気楽なメディア、情報発信する側として「居心地の良さ」を感じているのではないでしょうか。
聞く側からしても、TVである程度「品よく振る舞うこと」を求められて素が出ないタレントの「素」が見れる(聞ける)ところにラジオの存在価値を見出している面がありますよね。

今後も若い人気タレントの流入に期待

YouTubeは急速にテレビを超えるほどの人気メディアになったお陰で、コンプライアンスがテレビ並に厳しくなってきている、という話もあります。
残念ながら、ラジオはいまさらそこまで隆盛するメディアではないでしょうから、そういう「居心地の良いスキマメディア」としてのラジオに、若くて人気のあるタレントが流入してくることを期待したいですね😊

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