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日浦市郎八段、残念。

いやぁ、将棋界にも残念なニュースが。

日浦八段が対局で故意に「鼻出しマスク」をして注意されたにも関わらず、改めなかったとして反則負けになりました。これで3局連続。10時対局開始で、10時6分に対局終了となりました。
2局連続までは連盟から処分がありませんでしたが、3局連続となって何らかの処分を下す、というアナウンスがありました。

過去には、対局に何度も遅刻した棋士に罰金100万円が科される、なんてこともありましたが、今回は金銭じゃないような気がします。
2024年3月末までの対局禁止、とかですかね。
いきなり除名とか、強制退会、とかはなさそうな雰囲気を感じます。

去年までは(鼻出しで)問題なかった、らしい。

一応、日浦八段から間接的に出てくる情報によると、去年までも鼻出しマスク状態で対局していて、何らお咎めがなかった、ということのようです。
なので、なんで今年に入ってから反則負けにされるのか、という思いがあるみたいですね。
なので、負けが込んできた来たから拗ねてやってる、みたいな批判は的外れですね。(言ったモン勝ちの世の中なので仕方ないですけど)
まぁでも最近になって立会人がいない日があったのを無くして、立会人が常に裁定するようになったので、「立会人の指示に従う」という条文に依拠して立会人が指示をしたのに従わないのであれば、反則負けも已む無し、でしょう。
また、日浦八段(だけとは限りませんが)の鼻出しマスクでの対局に、去年までも苦情のようなものが寄せられていた可能性もあります。年を跨いだタイミングで、「鼻出しは今年からは注意の対象にする」という申し合わせがあったとしても、不思議ではありません。
これまた間接的に出てきた情報ですが、日浦八段は将棋連盟・佐藤康光会長に向かって、「こんな団体、潰れてしまえば良い」と言い放ったそうですが、そんなことを言うならその発言と同時に退会届も叩きつけるべきだったんじゃないでしょうか。
何かいろいろとよく分からない行動です。

個人的には

ルールはルールなので、守れないのであれば処分、一応1回目?なので、いきなり永久追放やら棋士資格剥奪、というのではなく、1年+αの対局停止くらいが妥当なのかなぁ、と思います。なので、↑にも書いたように2024年3月31日までの対局停止、ですね。その処分が開けても(マスク規定が存在していて)違反するようであれば永久処分、ということで。
昨今、コンサート等では一部で声出し解禁され、野球では今シーズンから声出し・鳴り物応援解禁が発表、5月8日にはCOVID-19の5類移行が予定されているようです。
長時間 近距離で対局する将棋の場合はどうなるか分かりませんが、来年度(2023年4月1日から)または5類移行と同日付でマスク着用の臨時規定がなくなる可能性もあるんじゃないか、とも思うので、その対応が見えてくるまで待てなかったのかな、とも思います。
対局のたびに最悪の空気が流れるような行為をする、という人は、個人的には度し難いものがあります。

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