「ラストウォー:サバイバル」について

MAXむらいは呆れられ、かまいたちは叩かれる

スマホを触っていると、(というかXとかやっていると)頻繁に流れてくる「ラストウォー:サバイバル」というスマホアプリの広告。
MAXむらいはバカでかい液晶ディスプレイを触ってゲームをしているフリをしているのが憐れだと言われ、かまいたちも三文芝居で「仕事を選んだほうが良い」と言われている。

ただ、「ラストウォー:サバイバル」は2024年4月度のアプリで世界一の売上を叩き出しており、その売上は1億ドル(約150億円)だと言う。プラットフォーマーに3割持っていかれても、100億円残る。しかもこれは1ヶ月の売上だ。個人的な感覚で言えば、MAXむらいにも、かまいたちにも、1億円・2億円級の広告契約のオファーを出していても不思議ではない。
特にかまいたちは三文芝居の広告だけでなく、アプリのスプラッシュスクリーンに直筆のサインまで入れるサービスっぷりである。
こりゃーオファーは億単位確実でしょう。

詐欺ゲーム?

この広告に対する反応として、「詐欺ゲームなのに」という枕詞がついている。「詐欺ゲーム」というのは、広告に表示される画面のようなものはゲームには登場せず、まったく違う内容のゲームをプレイさせられるというもの。
これまでも散々批判されてきていることで、ゲーム会社は対応として申し訳程度にミニゲームとして広告と同じ内容のゲームを入れ込む、というのは良く見られる光景だ。

ただ、「ラストウォー:サバイバル」については最初からかは分からないが、広告に出てくる「×3」「+10」などを選ばせるゲームはミニゲームとしてずっと存在しており、分量も申し訳程度ではない。
また、ゲームの半分?を占める戦闘パートでも、自分の軍団を左右に振って進めていく仕組みはゲーム性としては一緒だ。もちろん、戦闘パート以外の戦略パートは、広告には出てこないものなのだが。
あまり悪質な詐欺ゲームと指摘するのは当たらない、と思っている。

逆に悪質性が高い詐欺ゲームだと個人的に感じるのは、「ROYAL MATCH」だ。広告では火炙りになりそうな王様をパズルを解いて助け出す映像が流れるが、そんな部分はなく、ただのパズルを延々とやらされるだけだ。(噂では数十ステージに1回くらい広告と同じようなゲームが挟み込まれるゲームが存在するらしいが、これはさすがに申し訳程度でしかなさすぎる)

他にも「マフィアシティ」なども広告と内容がまったく違うし、ゲーム内容が薄っぺらすぎるものとして「ビビッドアーミー」「おねがい社長」なども存在する。

ただ、「ラストウォー:サバイバル」はゲーム性としてとても素晴らしいかというとそうではない。が、キャラスタービジュアルやSEの作り込みや、ゲームシステムのバラエティの豊富さ、レベルデザインの秀逸さなどはしっかりしたゲーム性を感じさせるものだ。
ただ、ゲームをしたところで得られるものはないし、膨大な時間の無駄、(課金すれば)膨大なお金の無駄になるので、できればプレイしないのが正解だと思う。ただ、自分の基地が成長するのは楽しいんだよなー……(白目)

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