ウクライナ侵攻まとめ

20220403

1.ウクライナ問題とは
2.正しさなんてのはおどれの都合(銀と金より)
3.くっそ弱かったウクライナ軍
4.チェスではなく将棋になったことが理由
5.

ウクライナ問題は正義と正義との戦い。

ロシア側にも当然言い分があり、どちらが正しいかを決めるのは
どちらが間違っているかを決める

裁くというのは当然に「何を根拠にするのか」そこが問題となる。

ロシアの歴史、ウクライナの歴史、そして欧州の歴史。

歴史の流れの中に今回のウクライナ騒動があり、
このウクライナ騒動もまた、歴史の流れの一部になる。

それをふまえて、今自分は何をすべきか。
まずは軍事行動のみに焦点を絞り、
今回の軍事行動が失敗した理由を考えていこう

今回の軍事侵攻が失敗した大きな理由は、過去の成功体験だと推測する。

12年前にUkraineに軍事侵攻した際、ロシア軍はUkraine軍の装備の稚拙さに驚いた。

旧ソ連時代の軍備そのままだったからだ。

おかげでロシア軍はいともたやすくUkraineを蹂躙した。

ここでロシアには「ウクライナは弱小」という認識が根付いた。

一方のウクライナ側は、徴兵制を導入し、軍備の充実を図った。
元々が旧ソ連の軍備を使用していたので、ロシア側が横流しする軍備をそのまま組み込むことが出来た。

銃にしても、同じ銃弾を利用でき、使用もメンテも可能であった。

また、戦術に関しても、徹底して市街戦に特化した戦術を訓練した。

攻めるのではなく、とにかく守る側として守備的な市街戦を徹底し、
泥沼化させる。

その間に諸外国へ情報戦を行い、応援要請する。

つまり、対ロシアに特化した戦術・戦略というわけだ。

今回、この戦術・戦略が驚くほどにうまくいった。
理由としては、ロシア側がウクライナを甘く見て兵站がおろそかになっていたこともある。

ロシア側の戦車は確かに強力だ。
だがしかし、戦車といえでも燃料がなければ何も出来ない。

ウクライナ側は戦車を相手にするのではなく、戦車と燃料を運ぶ輸送車との分断を図った。

これにより、孤立した戦車は無力となる。
乗員は脱出し、戦車は放置される。

そして、その放置された戦車はウクライナにとって戦力になる。

なぜなら、ウクライナ軍は元来、旧ソ連軍の軍備、つまりロシアの一世代前の軍備。

燃料・砲弾・操縦法が共通しているのだ。

削がれた戦力が、そっくりそのまま相手側の戦力になるのだから、
ロシア兵としてはたまったものではない。

将棋で言えば、片っ端から飛車角をとられて、それを相手が使ってくるようなものだからだ。

年末に、ロシア軍がウクライナ国境に集結しているニュースを聞いて、
どうなることかと思っていたが。

まさか、ロシアがここまで成果を上げれないとは夢にも思わなかった。

プーチン氏はこれで終わりだろう。

21世紀最高の指導者から、21世紀最悪の指導者になったプーチン氏が、命だけでも助かることを願って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?