中村式投資コラム「稼ぐためか極めるためか」

中村です。
本日もコラムテーマは、
「稼ぐためか極めるためか」です。


僕自身は外国為替のデイトレードに特化した人間ですが、
これでうらやましがられるのは、「稼ぐ」ということです。

しかしこれは大きく違います。

あえていいます。

「大きく」違います。

イチローさんはおカネを稼ぐために野球をしているでしょうか?

オカネは十分に持っています。十分すぎるほどにね。

リタイアすればいいのでは?

違います。

何かが好きで、
極めた先におカネが入ってきてるだけです。

でもその何かが好きで入ってきたおカネを
またその何か極めし大好きなものの為に費やします。

さらにスキルが上がり、究極の域に入ります。
おカネは当然無限に入ります。求めてもないです。

これこそ重要なのです。

例えばお酒がすごい好きな人がいたとします。

もう365日お酒のことしか考えてないです。

働く先も酒屋で務め、
また高級飲食店のホールスタッフのアルバイトも
してお酒にずっと携わっているとします。

この人はもうお酒のプロで
自分で仕入もできるようになります。

いろんな人に提供します。
ネットも使います。

年収がとんでもないことになるでしょう。

でもそのオカネも結局のところお酒のことに使っていきます。

当然お酒が好きである以上ソムリエなどの資格も取得しているでしょう。

必然的に料理にも詳しくなるし、
仕入れ値や税務会計にも詳しくなるでしょう。

結果的にね。

けど彼の頭は全て「お酒」のことだけです。

彼をアルコールのスペシャリストとして世界中が欲しがります。

これが極めるということです。

但しひとつ気を付けなければいけないことは、
仕事に従事して「好きでなくなった」という人がいます。

これはサービスを受ける側の「好き」だからです。

分かりやすく言うと、
・お酒が好きなのでいろんな人に提供したい。
いろんなカクテルを作るのが得意だし、料理との相性も詳しいです。

・お酒が好きなのでいろんなお酒を飲みたい。
いろんな料理との相性を試してみたい。

この二つには大きな違いがあります。

・最初の方はサービスを提供する側の思考であり、
得意であり好きなことです。
・二つ目の方はサービスを受ける側の思考であり、
ただ好きなだけです。

仕事は極めるものを見つけるときには
好きなもので選ぶのではなく、
得意なもので選びます。

そして極めます。

どちらにせよ、
ただそれを極めていくだけです。

そうすると毎日毎日それのことだけを考えます。

3年もあればプロの領域にいくでしょう。

稼ぐのはプロであれば、
ほぼどの領域でも当たり前です。

ただ極めましょう。

一つのことを。

足すよりも引く事が重要です。

一点特化、求められているのも、
そして自分が何かを極めるのも一点を特化して
究極なまでに昇華するだけです。


あなたは何に捧げますか?


僕は外国為替です。
株式も仮想通貨も遊びです。今はね。


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