中村式投資コラム「相場と他者視点」

中村です。
本日もコラムテーマは、
「相場と他者視点」です。

相場の世界は
何か隔離されているものと思っている方が非常に多いです。


でもうまくいく人は何やってもうまくいきます。


他者の視点をいかにしてジャックするか、
自分の恐怖をいかに理解するか、
これが大事です。


このような急騰であるから、
人はどう思うのか、
どうすると自分が怖いのか、
それを理解すると途端にうまくいきます。


今やってることが
うまくいってない人も結局、
自分視点オンリーです。


他者視点をジャックしてみてください。


だいたいはここら辺で今の自分と同じパターンでやめるだろうな。
だからこそここで… 


といったような一つ抜けた行動がとれるようになります。


・だいたい他の人はここでロスカットするな
・だいたいここで他の人は利益をきめるな
・だいたいここで他の人は売りや買いをだすな
・だいたいここら辺のあたりで自分と同じように他の人は…


こういった他者視点がある人は突き抜けます。


自分視点オンリーな人は突き抜けられません。


人はほとんどそこまで差がないからです。


つまり自分視点では他者との差が出ないのです。


数年前に御呼ばれした会で
声がろくにとどかないような
すごくうるさい居酒屋に招待されてしまったことがあります。


これもコストと立地だけを考えているからです。
凡人です。


僕には考えられません。

・相手の住まいはどちらだっただろう
・会話中心にするわけだから静かなほうが良いだろう
・おたばこは吸われるだろうか
・アレルギーはあるだろうか
・この会合である以上は当然個室でいこう
・多人数であるから景色は必要ないだろうな
・できるだけ駅から近いほうがいいだろう
・遠くから来られる方は何時ごろの電車がいいだろうか
 この時間だと遅いから少し早めで了承願えるだろうか
・料理重視なのか、雰囲気重視なのか


本当に様々なことを考えます。

仕事も同じです。

例えば質問一つにおいても

「どうやるのですか?」

「これはこういう風に調べたところ
 こうやるのだと思ったのですが、間違いないですか?」
「この部分は調べたところ
 こうやると思ったのですが、いかがですか?」


全然違います。

相手の視点を理解しているのが後者です。

つまり、
後者はお客様に提案、
社内での提案、
広告関係なにをやってもうまくいきます。
相場も。

つまりそういうことです。

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