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サイディング納まり 知識 水の動きを理解する 漏水対策
外壁のサイディングは水により湿気がたまり、そることがある。過去にこれで漏水の事例が多くあった。
これを合板の上の防水シートに貼り付けてしまうと室内へ防水シートとサイディングの間の水がたまり室内へ漏水することがある。そこで、防水シートとサイディングの間に胴縁を入れることで通気層を作り漏水を防ぐ。出隅、入隅のところは既製品の役物を用いる(既製品)。高さは3mくらいになる。継ぎ目には、水が中に入らないよ
R4年度一級建築士製図試験合格 感想
昨年、一級建築士製図試験を受験し、学科製図ともにストレートで合格することができました。しかし、一昨年に学科で悔しく1点足りずに不合格になっていましたので、そこから何を改善し今回合格できたかをお伝えいたします。
私は、一級建築士を一昨年から勉強を始めました。そこまでにかなりのドラマがあり、その時は超大手ハウスメーカーで勤務しておりました。残業も多く合間を縫って勉強をする形でしておりましたが、昨年よ
一級建築士受ける時参考になる防火性能・準防火性能
今回は、特に都会で建築物を建てる時に適応が欠かせない防火性能や準防火性能について詳しくどのようになればなるのかについて噛み砕いて話していきます。
まずは、防火性能と言うものがどう言うものなのかを箇条書きでまとめると
外部からの延焼を防止するもの
外壁や軒裏が損傷しないもの、遮熱性があるもの
屋外側と屋内側でセットで仕様が定められているもの(外壁や軒裏の材料のこと)
になります。上記のイメ
一級建築士のしけんもでるよ!! 4号特例縮小による実務への影響
本日は、確認申請などが容易な4号特例が法改正により縮小される点について説明します。
結論から言うと、
木造2階建て住宅が4号特例ではなくなります。
4号特例の適用内容は、新3号建築物に引き継がれます。
新3号建築物は、平屋の200m2以下が対象になります。
以上3点が大きく変更になります。
新3号建築物が、現在の4号建築物に該当する形となりますが、新3号建築物の具体的なイメージとしての画
「学生は特に必見」 建築士を受ける方も 一連の流れをまとめた建築物省エネ法
今回、建築物省エネ法について今回分かりやすく説明していきます。
初めに、建築物省エネ法がどのような場合に必要になるかと言うと
300m2以上の住宅・非住宅が対象。
300m2未満の建築物には省エネ基準の説明義務。
上記の時に、建築物省エネ法が関わってきます。300m2未満の建築物も令和7年に適合義務になる予定です。
次に、具体的にどの部分が影響してくるのかと言う点について説明します。
項目
設計事務所知識 Kitchen design読解 〜天板編〜
本日は、最近は住宅のインテリアの一部として考えるのが必須条件になってきたキッチンのデザイン性を上げるためにどのような点を設計事務所がキッチン制作で気にするかを記述していきます。
キッチン天板形状まず初めは、キッチンの天板の形状についてです。キッチンがリッチに見えるか安そうな既製品に見えるかを感じさせるかは、第一印象はキッチンの天板の厚みがかなり関わってきます。下記の二つの画像が一つの参考になりま
意匠設計 不燃化粧板アイカショールーム感想(一部)
今回、アイカのショールームに行ってきました。
そこで、アイカの商品について説明します。
排煙設備の告示緩和で内装に不燃物を用いなければなりませんでした。
しかし、意匠にもこだわりが必要なため、アイカのメラミン版を化粧材として用いる
ということになりました。
そこで、不燃化粧板について何パターンかお伺いしたのでご紹介します。
セラール:不燃メラミン化粧板
メリット:デザイン性がよく、施
設計事務所知識「住宅設計防水の仕組み」 シート防水とウレタン防水
住宅のパラペット部には必ず雨が室内に侵入しないように防水が必要になります。
今回その仕組みについて説明します。
シート防水
住宅の天井のパラペット部は、基本スラブ(RC)を打ち、
その上にモルタルを塗り天端をそろえ、シートを貼っていきます。
理由は天端がガタガタだとシートに隙間ができ、室内へ漏水することがあるからです。
そのシートを貼る際、コンクリートとモルタルの付着力を上げるため、プライマーを