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エントロピーの増大。

エントロピーの増大則というものがある。
エントロピーは「乱雑さ」を表す指標で、次元としてはエネルギーを温度(ケルビン)で割ったものになる、とWikipediaに書いてある。
つまり、むっちゃ簡単に言うと、「乱雑さ」は時間とともに増大していきますぜ、という「則」である。
しかし1度あたりのエネルギー。なんなのだ、それは。

たとえば100mlの水がここにあるとして、
氷の場合は、コップのなかにカランコロンとおよそ3、4個の氷の収まる姿が予想される。しかし液体の水になってしまうと、きれいに整った状態で収められていた水がかなり不安定な状態になる。コップに穴が空いていたらすぐさま漏れ出すだろうし、こぼしたりなんかしたら収集がつかなくなってしまう。さらにさらに、温度を上げて水蒸気になってしまった場合はどうだろう。もはやコップのなかに収まることはなく、空気中を漂う。水の分子量(相対的な質量)は18、空気の分子量はだいたい28〜32の間くらいなので、100mlの水蒸気は部屋中を駆け巡るだろう。

エネルギーは、例えば熱エネルギー、太陽光エネルギー、などなど普段から馴染んでいる単語だけれど、ちゃんと考えると実体のないもののように感じる。
僕はエネルギーと言われると、1/2mv^2の運動エネルギーを思い出す。
定数である1/2はおいといて、質量である「m」と速度の2乗である「v^2」のかけ算がエネルギーだ。つまり重くて速い物体はより大きなエネルギーを持つ、というイメージ。

えっと、なんでこんなことを書いているのかというと、
土曜日、日曜日と遊びほうけていたせいで、部屋がとっ散らかっていて、エントロピーって増大するなあ、と思ったからでした。
増大するエントロピーを横目に、わたしは朝から文章を書く生活を遂行しております。1週間頑張りましょう。

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