GoogleとFacebook

この記事は日々の日記(メモ)をnote(ブログ)に転用しただけのものです。
色々な関係で固有名詞を「***」としたり、表現を変えたりしています。

世界的な大企業であるGoogleとFacebook(現Meta)は広告が主な収益源である。2つとも自社の強いプラットフォーム(Googleだと検索サイトやYouTubeなど、FacebookはFacebookや Instagramなど)に人を集め、そこに企業からの広告を掲載して掲載料で稼ぐ仕組みだ。

ただ、GoogleとFacebookの財務諸表を見てみるとGoogleの原価率は高く、Facebookは原価率が低い。つまりFacebookの方が利益率が低いのだ。

企業は同じ業態でもビジネスモデルが違うということがほとんど。
以前もスタバとコメダのビジネスモデルの違いを説明したが、今回も簡単にGoogleと Facebookの違いを見てみよう。

GoogleとFacebookのお金の流れを見てみると、
《Google》広告主⇨G⇨クリエイター⇨顧客⇨広告主の商品
《Facebook》広告主⇨G⇨顧客⇨広告主の商品

Facebookにはクリエイターがない。
クリエイターとはYouTuberやアフィリエイターなどのことで、Googleは YouTuberやアフィリエイターがいることでユーザーを集め、広告を掲載して、その分YouTuberやアフィリエイターに還元させる。

Facebookはこのクリエイターがいない分原価が低く利益率が高い。

じゃあFacebookのビジネスモデルの方が優れているのかというとそういうわけでもなく、Googleはクリエイターが自分で稼げる場所を作ることで、自分たちのプラットフォームを強化し、価値を上げる。

FacebookもGoogleもプラットフォーム(商品)としての価値がなければユーザーがいないわけだし、ユーザーがいなかったら企業がお金を払って広告を出そうと思わないのだ。(実際に2つの企業は研究開発にしっかり投資している。)


これを参考に考えると、僕たちが今やっているのはFacebookのビジネスモデル。広告業ではないが、商品(サービス)を直接顧客に販売するやり方。

ただ、これから商品(モノ)を売るとなるとGoogleのような戦い方も必要で、利益率は下がるが僕たちの商品を使って稼げる人を作ることで広告費をかけずに普及して行く。

ちなみに*****はそういう上手いやり方のパイオニア。


今後、ネット販売や間接的な販売を強化していくフェーズだと考えている。

その中で大事なのは圧倒的な商品力とビジネスモデルから考え作り上げる能力と選択肢。

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