ビジネスモデル
この記事は日々の日記(メモ)をnote(ブログ)に転用しただけのものです。
色々な関係で固有名詞を「***」としたり、表現を変えたりしています。
【ビジネスモデルが大切】
ビジネスモデルはどこの部分でお金を稼ぎ、どういう仕組みでビジネスが成り立っているのかといったカラダ全体のようなもの。
カラダの筋肉や骨、関節もそれぞれで連動し体全体を動かしているようにビジネスモデルもカラダ全体で進む方向を決め、それに向かってどの部位を動かしていけばいいかを明確にしていく必要がある。
例えば、カフェといってもコメダとスタバは大きく違う。
スタバは全て直営店(FCもなく会社が全て管理したお店)であるのに対し、コメダばほぼ全てがFC(フランチャイズ)である。
ただ、このコメダのFCも一般的なFCとは異なり、ロイヤリティは席数×1500円のみでコメダの会社の十数%ほどの収益。
じゃあコメダは何で稼いでいるのか。
【コメダのビジネスモデル】
飲食店がコロナに見舞われ大きな打撃を受けた中でコメダは黒字を確保し大きな損失はなかった。
それはビジネスモデルが特殊であり、実はコメダはFCでもロイヤリティからの収益ではなくFCに対してコーヒーやパンの卸しを行っておりそこで稼いでいるのだ。
つまり、FCで他社にお店を作らせてその作ったお店で販売する物をFCに対して販売するといったようなカタチ。
同じカフェ業態でも異なるビジネスモデルでコロナという状況においてはコメダの強さが露わになったが、これは別にスタバが良い悪いとかコメダが良い悪いではない。
大事なのはどこに進むためにどこの部位を鍛えて動かすのか。
つまり、ビジョンによるビジネスモデルの違いだ。
【ビジネスモデルとビジョン】
ビジネスモデルが異なるのは、スタバとコメダでもビジョンが異なり、それによって何を大切にしているかという部分の違いである。
コメダのビジョン(経営理念)は「私たちは珈琲を大切にする心からを通してお客様にくつろぐ、いちばんいいところを提供します」であり、コーヒーや場所、空間を大事にしている。
一方でスタバは「人々の心を豊かで活力あるものにするために ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そして一つのコミュニティから」であり、コーヒーを通して人との関わりやコミュニティの部分(つまり人)を大切にしている。
だからこそ、極端に言うとコメダは圧倒的な商品力と居心地の良い空間(木目と柔らかいソファ)されあれば良い。一方でスタバは人を大事にするべきなので全て直営で管理体制を整えている(アルバイトの研修なども企業理念の浸透や人としての教育を行う)。
それぞれどこに向かうか、そのためにどうやって展開していくかが整理されているのだ。
ビジネスが小さい時は、その小さな部分でのやり方でいいが、組織として大きくなっていくと(大きくなっていくには)ビジネスモデルという全体からビジネスを考える必要がある。
【****のビジネスモデル】
*****」としてのビジョンは「自分らしく輝く人生を、」であり、1番の軸の部分。そしてそのためのミッションは「お客さまに寄り添ったサービスで"美"を引き出し、人生を楽しむサポートをする。」こと。
僕たちも人との関わりや「美」を通して「自分らしく輝く人生を、」を目指し進んでいくべきで、その部分では特に今やっていることに問題はないと思うし今後も「人」を大切にして広げていきたい。
ただ、そうするためには事業を継続する力や余裕が必要でキャッシュポイントなどのビジネスモデルを強くしていく必要がある。
オンラインとオフラインをうまく使い、オンライン(人の手がかからない、人を価値としない)でマネタイズし、オフライン(**や***、その他今後のコミュニティ)を通してつながりを深めていく。
強い組織になるために。人を大切にするために。
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