タラコちゃんに届けるぜ

深夜になるとタバコが吸いたくなる。友達にすすめられたキャビンを燻らせ、月光の聖者達を歌ってる自分に酔いしれた。「こんな俺はかっこいいぜ!Baby」

タバコ、タバコ、たっぷりタバコ。タバコ、タバコ大好き、タバコがやってくる。

本当はこっちを歌ってた。家の近くのビックエーで卵を買ってる時に思いついた。大声で歌った。誰もいなかったから気持ちよかったぞ。けど、誰かが来たら黙っちゃうんだろうな。だって、恥ずかしいもん。しゃーなし。

GUの紙袋に卵とバカウケとイチゴタルトとムーンライトを入れて上記のタバコの歌を歌いながら、タバコを吸ってたら、紙袋の底がちぎれた。中身が地面に落ち、ヤンキー座りでタバコを噛みながら、どうしようか考えた。外から見たらあれ、マイク真木かな?って思われそうな雰囲気の俺。いけすいてる。こりゃめでたい。

卵の無事を最初に確認するあたりが、俺の中身は主婦って感じだ。タバコも普段は吸わない。誰かにカッコつけてるところを見せたい時にしか吸わない。それが深夜が多いってことで深夜に吸っている。特定人物に見せたいけど、ダサいって片づけられそう。それくらいの言葉で俺の心を蹴飛ばしてほしい。俺の心情的エロスが喜ぶからさ。

んな感じで家に帰って冷蔵庫の卵ホルダーに卵を入れたら2個割れてた。元気だと思ってた俺は全てが萎れた感じ。青菜に塩。卵2割れ。んなことを思って寝るよ。おやすみ。

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