とにかく漫才

わからない。とにかく滑って、眠れなくて辛くてそれでも前を向いてネタをやるしかないはずなのにできないでいた。悔しくて仕方がなかった。たくさん逃げて逃げて戦いから遠ざかってた。雑魚なのに雑魚のフリをしていると思ってた。バカなのにバカのふりをしているつもりだった。雑魚でバカ。それが演じれるのが強みだと思ってた。違う違う。本当にそうなんだよ。雑魚でバカなの、俺は。だったらそれを武器にできるじゃんか。もっと人を頼って、面白くなれるじゃんか。そりゃ、やる気はないかもしれない。だけど、チーム友達だからね。やっぱ、そういうことよ。

いろんなことあるし、これから大変だって知ってるつもり。けど、そんなのには足向けて寝てやれ。戦って勝てよ。バカと雑魚を武器に戦えよ。誰かが救ってくれる。昨日はそんな夜だったな。

昨日たまたま江古田で芸人さんと話した。10年目の芸人、二人とも百戦錬磨に見えてカッコよかった。けど、内心、この人たちより面白いを強く持たなきゃいけないってなった。当たり前だ。じゃなきゃ芸人をやる意味がない。

見てて欲しい。魂の、雑魚とバカが作る魂の漫才を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?