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6月の振り返り 〜問い続けること〜

 6月が今日で終わり、1学期も残すところわずか・・。時間がすぎるのはとても早いです。
 さて、6月はどんな1ヶ月だったでしょうか。よく言われるのが、6月危機でしょうか。6月に入ると、子供たちがだれて、しんどくなってくる。その原因は色々あると言われています。気象や日照時間の関係で自律神経が整えにくいこと、梅雨に入り、子どもたちの衝動が抑えれなくなること(外遊びができないこと)などです。言い出すたとたくさん出てきます。みなさんの学校や学級はどうでしたか?私は幸いなことに、大きな揉め事はなく無難(笑)?に過ごしていました。多分、それは喧嘩や揉め事はあるものの、子どもたちの中で解決しているか、個人の中で解消しているかでしょう。
 では、なぜ表に出てこなかったのか?また、自分は何をしてきたか?
ということです。私がしていたのは、2つです。一つは、つけたい力をはっきりさせたこと、二つ目は子どもに問い続けることです。
 初めにつけたい力についてです。
 つけたい力は、伝える力とつながる力の2つです。両者ともに共通することは、子どもと子どもの関係の強化、教師と子どもの関係を強化ということです。これは、友だちにならなくてもいいが、子どもたち同士が互いに話し合いをして、否定しないようにするための取り組みでもあります。つまりの学級の育ちを考えて、そのための力となります。
 2つ目は、対話の仕方です。低学年ともいえ、幼稚園や保育園などを経験して小学生に入ってきます。だから、私は「解決する能力がないわけではないのでは?」と思いました。ただ、問題なのは、出来事の順序に離せないことや、どんな言葉で伝えることができればいいかなど、言葉にすることができないかもしれないということです。だから私は、「つまり・・・?」、「○と○について確認だけど?」と途中で入りながら自分たちで考えるサポートをしていました。つまり、わたしの役割は子どもたちが困ったら私が出て、少し手助けをすることです。そして、最後には、「次はどうすれないいのかな?」、というに投げかけ、考える余白を残します。そうやって日頃から、子どもたち自身が考える癖をつけ、私はそれに対して価値をつけていきました。
「よく考えたね。次はそうゆうふうにできたら素敵だね」
「そこまで出来たら、また大きく成長したことになるね」
など、子どもたちに伝えていました。考えることを通して、子どもたちの考えることや行動に価値をつけ、心を育てていくようなイメージです。

 これら2つのことを私は4・5月で取り組み、6月を迎えました。その結果、6月ではできることが増えていました。
 ・体育の時間に自分達で体操して一緒に用意をしてくれること
 ・誰かが休んだときに、一緒に当番活動を手伝ってくれること
 ・学習がわからない児童と一緒に考えてくれること
 ・ノートを開いてくださいと言わなくても、自分たちで開いてく書いていること

他にもありますが、このような姿が見られるようになりました。では、伝える力とつながる力とはどんなことをしてきたか?
次回、授業の実践を通してご紹介したいと考えています。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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