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種のサイクルを暮らしに

萩の暮らしの先輩のところにいってきました。勝手に先輩だとおもっているんですけどね。いつもお世話になっている家具製作をされているあのご夫婦です。今週はそこのアトリエを訪れてきました。

ご主人はいなかったのだけど、奥様がいらっしゃって、野菜の種採りをされてました。なんだかその光景がとてもすてきで、、あぁこういう暮らしをしたいんだなぁと改めて実感しました。しっかり種採りをする時間と作業場所があるのっていうのは大事ですね。

種を撒き、野菜を育て、元気な苗から花を咲かせて種を付かせ、そして種を採り、次のシーズンにつないでいく。この一つのサイクルをちゃんと経て、農的暮らしの美しさが生まれるんだなと実感しました。

ぼくも糧の窓際にある種シェアコーナーにある種をいただいて畑に撒いているのですが、種採りとなるとあまり時間がさけなくて、不完全なんだよなぁと毎度残念に思ってましたが、近しいところに実践されている方がいるっていうのは嬉しいものです。お手本にしなきゃです。

みなさんに、その種のサイクルを体験してもらうために「種のシェアコーナー」を糧に用意してます。誰かが継いできた種がそこに置いてあるのですが、その種を使って、一種類だけでもいいから、育てて味わって、種をとってみてください。

いつかのタイミングで、一つの野菜がつくる種の多さにまずびっくりして、ちゃんと農的暮らしをすると食費とかであくせくしなくてもいいのでは?あれ、なんで働いているんだっけ?こういう働き方でいいんだっけ?とか思い始めるかもしれません。

ある意味であぶない体験かもしれません・・笑


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