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200802.全町草刈り

今日は町民全員で草刈りをする日らしい。

4年住んだ土地ではじめて聞く言葉「全町草刈り」集落ごとに時間帯はいろいろ違うらしいけど、うちらの地区は6:00集合。え、ってなって、内心絶対行きたくないと思っていたので嫁がいこうということでじぶんに鞭を打って参加。

昨晩から店の準備とかカレーの仕込みとか色々考えてしまって、なかなか気持ちにエンジンが入らない。それと何よりも億劫なのが店があるから途中で抜けなきゃいけないのを説明するのがいやなのだ。

や、もしくは集団行動が苦手なのかも。特に引率される方。どっちかというと能動的に直感で動きたい。だれかの頭の中で転がされたくないっていうのがある。(正当化をしつつ言い訳)

ま、ぐちぐちするのはこの辺で。

朝現地へ行くと、集会直前の雰囲気。ギリギリで行ったことにまたちょっと後悔するけど、集会を仕切っていた人の挨拶と説明が終わり、すぐに僕の方に近寄ってきてくれて「今日はありがとう、よろしくね」という。やー、なんだかココでは新人扱いだわって思った。そう思わせてしまっている斜に構えている自分をちょっと責めた。

1時間ほど先輩方の後に続き、作業をする。やっぱりお店があるので退場をするとき申し訳ない気持ちになった。

お店へ向かう道中、自分の住んでいる地区の風景をみる。
そこには除草剤で枯らした大地じゃなくて、太陽が出た日に集落の人たちが一斉に草刈機をもって整えている景色がある。こういう景色に感動して住んでいるのだ。

一昨日の会議で思いついた仮説「町の景観が美しく保たれている町は元気なんですかね」これをいったとき、となりのオッちゃんがブンブンうなづいていたのを思い出した。

町を美しく保とうとする行動の裏にある想いってどんなものなのだろう。ぼくにとってはまだ理解できてないし、自分の体に身についてない感覚。ま、いつか身について先輩方のように先頭切って草刈りをしている日が来るのだろう。

<8月2日 日曜日>

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