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糧から見る畑迫。

こちらメールマガジンのコラムから抜き出した記事です。

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このメールマガジンを読まれている方は糧に来店されたことがある方が多いのかなと思うので何となくわかると思いますが、糧は津和野にあるといっても「津和野にもこういう場所があったんだ」と思われるくらい観光の中心地から離れた集落にありますよね。

立地について、糧を立ち上げる時からとてもポジティブに思っていましたし、その感覚は今も変わらないです。

「通りすがれる町中の好立地にあるよりも、ちょっとわかりにくく、目的がないと行けない場所にあることで、プロジェクトに共感する人が多くくるようになる。それがD&DEPARTMENTの立地の選ぶポイントです」とナガオカケンメイさんが言われていました。Dのスタンスには学ぶことが多くて、よく参考にしています。

糧もコンセプトに共感してくださるひとたちに来ていただいて、一緒にやりたいことを考え、動き続けていきたいと思っていました。

ただ昨年の春先くらいから糧のある畑迫(はたがさこ)地域を持続可能な集落にしていくというテーマで「小さな拠点づくり事業」という活動に関わりはじめ、今後10年から20年先の集落のことを考えることが多くなりました。

10年20年経ったら、いま元気なおじいちゃん、おばあちゃんもそんなに動きがいいわけじゃないのは想像できます。その方々が集落の安定感を築き上げてくださっているのに、このままじゃまずいな、という感覚がひしひしと湧いてきました。
答えがあるわけじゃないけど、考えなきゃなぁというモードな昨今です。

ただ、この活動をはじめて、地域の安定感的な世代の方々が活発に地域のことを考え、まだまだ面白くなるゾーーーとキラキラした目で活動をしているのを共にしていて、その姿になんだか元気をいただいている状況がとてもうれしくて、
そういう活発に活動する方と出会うと、糧にきてくださるみなさんにそういう方を合わせたいなって思うようになりました。徐々にかもしれませんが畑迫の集落のみなさんと糧に来てくださるみなさんを繋げられる機会が生まれたらいいなって思っています。

どんなシナジーが生まれるかわからないけど、きっと面白いことになるはず。

「僕ら」と「関わってくださるみなさん」そして「地域のみなさん」が関わって、集落まるごと面白くなったら、どうなるのだろう。糧に行く道中に他にもお店増えるかな。わー、そうなったらすごいな。もっと住みたい地域になっていくかも。

そうかそうか、地域が面白くなっていくと移住もありそうですね。
空き家活用も考えていかなくてはです。

今回のメルマガは、畑迫中心です。
糧の関わるイベントを紹介しますね!

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