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メンバーの久富さんの話と薪ストーブ。

僕ら高津川デザイン工房は、
島根県高津川流域で飲食店「糧」の店主である大江と、「bluebearの薪ストーブ屋さん」の村上がタッグを組みつくったチーム(会社)です。
このチームは「高津川流域の暮らし楽しむ、豊かさを見つける」といったテーマを活動の軸にしています。

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この軸を聞くだけだと抽象度高めですが、活動をまとめると
・住宅設計、リノベーション
・店舗設計(人の集まる場所)、リノベーション
・空き家バンクの魅力化、移住・定住促進事業
・環境改善活動、啓発活動
・薪ストーブの販売斡旋
・地域活動の企画・デザイン業務
などをやっていく会社になります。

「高津川流域の暮らし楽しむ、豊かさを見つける」というテーマが軸にあるので、建築の他にも様々な活動が生まれていくと予想してます。すぐに新しいスタッフを雇用するなんてことはできないので、今は想いを共有できる方々とタッグを組み活動をしていく予定です。

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今回はメンバーの紹介。

昨年の12月に役員で入っていただいている薪ストーブ屋の村上久富さんが、自邸に薪ストーブ屋のショールームをオープンさせました。現在久富さんが運営するinstagramでも、様々な発信をしていて火を使った暮らしを楽しく家族で過ごされている様子がとても魅力的に紹介されています。

それまで町で2度ほど会ったくらいだったけど、この方は面白いなーと思い、いつか何かを一緒にやりそうな気がするという直感を元にショールームオープンの日、会いに行きました。ちょうど初めての雪が降った日なような気がします。薪ストーブ日和というやつでしたね。

そこで夜な夜な薪ストーブの話や、前に勤めていた役場での話、これからの津和野について色々談義を交わしました。

今まで全く違う分野や経歴だし、違う視野を持っている人だけど、村上久富さんは「人」で仕事をする感じがとても好印象でした。それがあって、僕は久富さんの薪ストーブを売る仕事のサポートをしたい、出来るだけリノベーションの案件で薪ストーブを入れられることができないか?と思ったのを覚えています。

僕自身の話でいうと、東日本大震災がキッカケで
「住み続けていく場所には、暮らしをしていくための安心できるインフラを整えたい」という思いがありました。

人との繋がりはもちろん、ハード面のインフラであるエネルギーや食の部分、政治関連など全てについて、全てを活動に紐づけていきたいと考えていました。

そういった部分で薪ストーブの説明を聞くと

・火というエネルギーを自給できること
・日の周りには人が集まるということ
・集落にとっての避難場所になり得ること

という導入するだけで、安心のインフラになり得ると思いました。
最近、台風が来るだけですごく怖い思いをしますが、災害が多発する日本にとって自分や家族の身を守るための道具は持っていて損はないのでは?と感じます。

そして環境面でいうと、津和野の森林面積の比率は9割ほどあり薪ストーブを使うことで森の間伐が進み、整えることができます。それに合わせて津和野では自伐型林業を業にする若者が増えつつあって、薪が販売されることにより収入源が増えることに繋がるとも思います。

色々な説明を聞いていると、導入するだけで暮らしのインフラになり得るのが薪ストーブだと思ったし、林業で頑張る方が増えている津和野とって、薪ストーブは必須アイテムなんじゃないか?と思いました。

これが僕らがやっていく軸のアイテムである「薪ストーブ」を導入促進しようという理由です。

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