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スタンフォード式 「バカ」になるための哲学の授業


長倉です。
急遽、スタンフォードオンラインハイスクールの校長、

星友啓先生

スタンフォード式
「バカ」になるための哲学の授業

というワークショップをやることになった。
ある意味、世界最先端の教育現場にいる星さんから、

哲学

を学べるまたとない機会。
たとえば、どういう人に役立つかというと、

・「生き方/働き方」に迷っている
・「頭の使い方/考え方」を学びたい
・「思考力」に自信がない
・「他人」に流されてしまう
・「やり方」では「あり方」を学びたい
・最先端の「教育」について知りたい
・「子供」の教育に悩んでいる

…など、なにかと迷いがちな人に来てほしい。
とくに今回は参加者のために2つの点を考慮した。
それは

・超一流から直接学べる
・少人数

だ。
詳しく見ていこう。

・超一流から直接学べる

いつも言っているが「誰から学ぶか」が重要。
スタンフォード大学の哲学のPhDでもある星先生から
学べる機会は本当に貴重だ。

・少人数

今年1月に私がプロデュースした星先生のセミナーは、
150名もの人に来ていただいた。
ただし、今回はワークショップ形式。
まるで授業のようになるので、少人数にした。
もちろん、たっぷり時間を取って学んでもらえる。

ここまでの説明で今回のワークショップの価値はわかってもらえたと思うが、、

「なぜ、哲学なのか?」
「なぜ、『バカ』なのか?」

についてもう少し説明していく。

「教育」から「学育」への時代へ

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星先生は、

「教えることは危険である」

と今年1月のセミナーで言っていた。
私も、

「本当にそうだな」

と共感したのを覚えている。
なぜなら、

教えてもらうことで、考えなくなってしまっている

というのが日本人の大半だからだ。
私は仕事柄多くの人に会うわけだが、
そのほとんどは

自分で考えることができない

という人たちだ。
簡単な言い方をすれば、

マニュアル人間

ということだ。
これは日本の学校教育と大きく関係している。

日本の学校教育は「やり方」と「答え」を与える教育

だ。
教えてもらった「やり方」の通りに「答え」を導く。
そして、それを速く正確にできた子が優秀とされる。

この教育は高度成長期の日本経済にはよく機能していた。
なぜなら、言われたことだけをする労働者がいればよかったからだ。

ところが、この30年間で日本は沈没した。
日本だけが取り残される形で世界経済が成長していった。

その理由は「やり方」まで教えてしまう教育にあったわけで、
だからこそ、

「教えることは危険である」

と言える。
星先生が伝えているのは、

教え育む、のではなく学びを育む

ということ。
つまり、教えるのではなく、学び方を教えるということ。
「教育」ではなく「学育」へということ。

シリコンバレーの教育事情

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そもそも私が星先生と出会えたのも、
サンフランシスコに住んでいるからだ。

たまたま、子供がスタンフォード大学がやっている、

サイエンスサークル、

ディベートの合宿

に参加することがあり、そこで星先生の存在を知り、
私からアプローチした。

もちろん、スタンフォード大学がやっている高校ということで、
スタンフォードオンラインハイスクールの存在は知っていた。

そして、驚いたのは校長が日本人だったということ。
私はアメリカの教育についてとても関心があったから、
今は本のプロデュースもさせてもらっている。

ご存知だと思うがスタンフォード大学は世界大学ランキングで3位。
ちなみに東大は42位、京大は65位(英タイムズ・ハイアー・エデュケーション調べ)。

シリコンバレーにグーグル、アップル、フェイスブックのような企業が密集するのもスタンフォード大学があるからだ。
現在では、この3社以外にも次々にイノベーションを起こす企業が生まれている。

つまり、まったく日本と対照的な地域の中心にあるのがスタンフォード大学なわけだ。

まさに最先端で最高レベルの大学がやっているオンラインハイスクールということで世界的にも注目を集めている学校だ。

当然、そこにはギフテッドと呼ばれる天才たちが世界中で学んでいるわけで、オンラインだからどこからでも学べるので世界中から優秀な子が集まっている。

私はそこでどういう教育が行われているかに興味があった。
たまたま、子供がジョンズホプキンス大学のギフテッドプログラムCTYに参加していたり、数学に特化した学校に通っていることもあり、多くのギフテッドたちを見てきた。

彼らは「やり方」なんか学ばなくても、答えを出せてしまうわけで、そんな彼らにどんな教育をしているのかが気になった。

そこで星先生に尋ねたところ、

「哲学を教える」

と教えてくれた。

「PANK IS ATTITUDE!」

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哲学ときいて、

「たしかに」

と思った。
私はビジネス書のベストセラーを創ってきたけど、
スキルを教えるようなものは無意味だと思ってきた。

だから、自分で書く本については、

「やり方」ではなく「あり方」

が学べるものと思っている。
今後もその姿勢は変わらないだろう。

結局、どんなに「やり方」を教えても、
「あり方」がなければ生きてる気がしないから。

多くの人が感じている脱力感のようなものは、
「あり方」がないからだ。

私は、伝説的パンクバンドTHE CLASHのジョー・ストラマーが残した、

「PANK IS ATTITUDE!」

という言葉が好きで、ATTITUDEがすべてだと思っている。
ATTITUDEは人や物事に対する考え方・姿勢・態度と訳されるが、

現実や人生に対する対処法

だと思っている。
結局、この対処法が確立されていないから、多くの人は、

・「生き方/働き方」に迷っている
・「頭の使い方/考え方」ができていない
・「思考力」に自信がない
・「他人」に流されてしまう

といったことになっているのではないか。

人間がつくる世界で人間がやることでしかない

最近はよく、

AI時代

がどうのこうのという話が多い。
どんどんテクノロジーが進化しているのも確かだし、
今後も加速するだろう。

でも、そんな時代において、あえて、

哲学

な理由は明確だ。
それは、

「所詮、人間のやること、つくること」

だということ。
人間が数千年にわたって歴史を作ってきたわけだが、
その中でも

普遍的なもの

がある。
それが、昔から語り継がれる

哲学

だ。
そうでなきゃ、何百年にもわたって語り継がれていないはずだ。
AIもあらゆるテクノロジーも、今の世界も、未来の世界も

「所詮、人間のやること、つくること」

なんだ。
そして、人間は所詮生きても100年くらいしか生きられないから学習できない。何度も同じ過ちを犯し続けてるから世界は平和にならない。

私が『親は100%間違っている』という本を書いたのも、みんな親になるのははじめてだし、そのときの親は一度しかできないから。
たとえ2人目、3人目と育てても違う子だし、子育てしている年齢も違う。
だから、毎回初心者だからうまくできるはずがない。

人類も同じでどうして同じ過ちを犯すかといえば、
それは人類として学習できないからだ。

「所詮、人間のやること、つくること」

と考えれば、そこには

普遍的なもの

が必ず存在し、それを解き明かすのが

哲学

なわけだ。
だから、人生を攻略する上で哲学は必須とも言える。
とくに変化が速い時代ほど普遍性を知っていることが重要だ。
なぜなら、速さについていくだけではいずれ息切れしてしまうから。

実際、P&G社の元CEOであるA.Gラフリーは 、

「芸術 、自然科学 、人文科学 、社会科学 、言語を学ぶことで 、知性が精神的な器用さを育み 、新しい考え方にオープンな人間になる 。これは 、常に変化する環境の中で成功を収める条件でもある 。
 速球力と冷静な判断力で切れ味の良い投球を見せることができなければ、メジャーリーグで勝つ投手にはなれないように 、有力な経営者をめざすのであれば 、幅広い教養を身につけ 、曖昧さや不確実性に上手に対応していく力が欠かせない 。
 幅広い教養課程を修めれば 、概念的思考 、創造的思考 、批判的思考の力が伸びる 。これは 、心を鍛え抜くうえで欠かせない要素である 」

と述べているように、人生だけでなくビジネスにおいても哲学の必要性を説いている。

一度、バカになれ

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ここまで読んで

哲学

の重要性はわかってもらったはずだ。
さらに今回のテーマである、

バカ

についても少しだけ。
私は多くの日本人を見ていて、

「真面目だな」
「窮屈そうだな」
「自信なさそうだな」

ってとても感じる。
私がサンフランシスコに住んでるからかもしれないが、
街中を歩くだけでも、

変なやつ

だらけだ。
本当に自由だし、周りを気にしていない。
これも学校教育の中で培われてきたのかもしれない。

ただ、言えることは、一度

バカ

にならないといけないということだ。
バカになることではじめて

新しい価値観

も手に入る。
だから、今回のテーマを

バカ

にしたわけだ。
だから、まず最初に、

バカ

について考えてもらうつもりだ。

6月23日の具体的な講義内容は、

1時間目 なるべき「バカ」とは何か考える
2時間目 なぜ今哲学が必要なのか学ぶ
3時間目 哲学の基礎に触れる
4時間目 今だから必要な哲学テクニックを身につける
5時間目 パネルディスカッション(星先生×長倉顕太)

とした。
哲学の基礎となる

「方法的懐疑」
「主張と立証」
「論理的誤謬」
「対話と弁証法」

などから。現実世界に役立つ、

「イノベーションを生み出す思考」
「ディスカッション役立ち術」
「グロースマインドセットの持ち方」
「ユニークな自分の見つけ方」
「幸せになるための哲学思考」

などまでが学べる内容だ。

どうだろうか。

とても興味深いものだろう。
これだけの内容のワークショップは正直、日本にはないだろう。
まさに世界レベルのものを提供できるということで、
プロデューサーとして興奮もしている。

この世界レベルのワークショップの気になる価格ですが、
シリコンバレーから星先生に来ていただくこと、
スタンフォード大学で学ぼうと思えば学費も含めた年間総費用は約800万円など、とてつもなく価値が高い。

さらに冒頭に述べたように、

・超一流から直接学べる
・少人数

ということもあり、受講料は

定価 84000円(税込)

になります。

これでも相当の価格の低さではないだろうか。
私は正直安すぎるとさえ思っている。

そして、先着15名の方には、

2019年1月に開催した星先生の講演会の動画

もプレゼント(今後、2万円で販売する予定のもの)
※先着特典は終了しました。

「これからの教育」などについて語ってもらった貴重な内容。

どうだろうか。
これでも相当の価値である。

ただし、今回、6月18日までの早期割引価格で

早期割引価格 52500円(税込)

で参加できます。

早めに申し込むことで5万円以上も得します。
※月々2500円からの参加も可能

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<スタンフォード式「バカ」になるための哲学の授業詳細>

(日時)
2019年6月23日(日)
13時〜18時(開場12時45分)
※開始時間、終了時間は多少前後することがあります。

(場所)
東京都内
※入金確認後、お知らせいたします

「私には難しいんじゃないだろうか」という人のために

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ここまで読んで、

「私には難しいんじゃないだろうか」

と考えた人もいるでしょう。
でも、そこは安心してもらいたい。

星先生に特別に許可をいただき、
何度も学べるように当日のワークショップを収録した動画を、
全員に配信することにした。

つまり、

何度でも、
納得するまで、

学べることになる。

繰り返しになるが、

「私には難しいんじゃないだろうか」
という人のために、

・超一流から直接学べる
・少人数

さらに、

・何度でも繰り返し学べる

ので、急いでお申し込みください。
とくに先着特典が欲しい方はお急ぎを。

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追伸 「誰から学ぶか」にフォーカスしろ

ここまで読んでくれて、ありがとう。
私もおかげさまで独立して7年がたった。
もう8年目に入ったわけだから、
7年前の自分では想像もつかない生き方になっている、

サンフランシスコに住んでることも、
本を4冊出していることも、

まったく想像していなかった。
本当に良い意味で予想外だった。

こういう環境にいまいれるのは、

誰と

という部分に徹底的にこだわってきたからだ。

誰と仕事をするか、
誰といるか、

そして、

誰から学ぶか

だけは妥協せずに来た。
正直、残念だなと思うのが多くの人が

誰と

を間違ってしまう。
誰から学ぶかなんかは簡単にわかるのに、
時間とかお金をケチってチャンスを逃している人が多い。

今回、星先生から学べるチャンスはもうない。
だから、迷っているなら、ぜひ、来て欲しい。


星友啓プロフィール

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Stanfordオンライン高校校長
哲学博士

Education & EdTechコンサルタント

1977年東京生まれ。2000年東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。2001年より渡米し、2002年Texas A&M大学哲学修士修了。

08年Stanford大学哲学博士修了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、Stanford Online High Schoolスタートアッププロジェクトに参加。

2016年より校長に就任。現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアにむけて、教育及び教育関連テクノロジー(EdTech)のコンサルティングにも取り組む。


長倉顕太プロフィール

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作家、元編集者、インターナショナルスクール、人材育成会社経営。
 サンフランシスコ在住。

 主な著書に 『移動力』(すばる舎)『モテる読書術』(すばる舎) 『親は100パーセント間違っている』(光文社) 『超一流の二流を目指せ!』(サンマーク出版)など。


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