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「気遣いします」なんて言ってるヤツは一生できるようにならない

昨日は私が主宰する20代コミュニティに、

『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』

の共著者である河合克仁さんにゲスト登壇していただいた。
私が河合さんにオファーした理由は、

気遣い

を若者たちに伝えたかったからだ。
河合さんほど気遣いができる人はほんといない。

そんな講演会が終わり、彼らの反応見ていると、

「気遣いできるように頑張ります」

みたいなのが多かったが、意地悪を承知で言えば、

「それでは一生気遣いなんてできないだろうな」

と思う。

結局、気遣いなんてものは頭で考えずに、
自然とできるから気遣いなわけで、
しようと思ってできるようになるものではない。

だから、気遣いしようとしている人は、
一向にできるようにならないと思う。

じゃあ、どうすればいいかだが、私が考えるのは、

反応を速くする

するようにするのがいい。
たとえば、

メッセージに即反応(いいね、だけでもいい)
目の前の相手の動きを見て、いまできることをすぐやる
今いる環境において、いまできることをすぐやる

ということ。
2、3番目は少しハードルは高いかもしれないが、
1番目は誰でもできる。

にもかかわらず、仕事なんかしていても既読しておきながら、
反応しない人が大半だ。

とにかく、

反応を速くする

は日々のトレーニングだから、
そういうことを心がけているうちに速くなる。

反応が速くなれば、そのときに状況、相手に対して、

「いま自分ができること」

を咄嗟に反応できるようになる。
そうなば、すなわち、

よく気づく人

になれる。
よく気づく人は気遣いできる人なわけで、
こういったトレーニングを日々するしかない。

ほかには、

ゴミを拾う、
後ろから来る人のためにドアを開けておく、

など、できることは意外と多いし、
もしないと思うなら「気づく力」がないということで、
トレーニングを日々続けるしかない。

少し話はそれるが、

「夢とか理想とかビジョンを語る前に、いまできることを必至にやれよ」

ということに似ている。
人は結局、

今できることしかできない

わけで、にもかかわらず、

夢、
なりたい理想、

なんかばかり考えている人が多い気がする。

「やりたいことを探しています」

みたいな人に私もよく会うが、

「夢とか理想とかビジョンを語る前に、いまできることを必至にやれよ」

ということの先にしか何もないんじゃないかな。
まあ、これもおっさんの愚痴でしかないし、
じゃあ、私ができているかというと自信はないが。笑


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