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スタイルの追求(『ギグワーク』を書いた理由その2)

昨日からスタートしたクラウドファンディングですが、
早くも90パーセント近くに(10月4日午前2時38分現在)。

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まじでありがたい。
引き続き、支援をお待ちしています!

https://camp-fire.jp/projects/view/198982
(長い「まえがき」読めます!)

では、本題。
オレが今回の作品である、

『ギグワーク』
〜組織に縛られず死ぬまで「時間」も「お金」も自由になるずるい働き方〜

を書いている中でこだわったのが、

スタイル

だった。
『モテる読書術』は3年ぶりってこともあって、すんなり書けたんだ。
ところが、

「口調がむかつく」

みたいなレビューを見て、オレも売るためには丁寧がいいのかなんて日和ってしまい、
『移動力』はまあまあ丁寧に書いたんだよね。

で、2作やってみて思ったのが、あんま関係ないなって。
だったら、自分のスタイルでいきたいなって。

オレなりのロックっぽい感じを出したいなって。
多少、ダサかったり、ムカつかれるかもだけど。

もちろん、決めるまで何度も書き直したし、
編集の上江洲さんに迷惑かけたくないなとか葛藤はあった。

でも、そんときに以前、あるベストセラー作家が、

「言いたいことは同じようなことが多くなるなら、
 ジャズミュージシャンみたいなスタイルにこだわろう」

みたいな話をしていて共感したのを思い出したんだよね。
だったら、スタイルにとことんこだわろうと。

ジャズって同じ曲でもミュージシャンによって全然違う曲に聞こえるでしょ。
そう、そんな感じでいいかなって。

そもそもオレの書く文章や思考ってのは、誰かに強く影響を受けたものだ。
自分で言うのもなんだがオリジナルではない。

でも読み手にはかなりの価値をもたらしていると自負している。
だって、世の中の知識、オレの経験を集めて、日本社会で生きる人たちに役立つようにまとめてるんだから。
(自画自賛。笑)

そもそもオレは研究者じゃなくて編集者だから、ミュージシャンよりもDJに思考が近いんだよね(実際、有名DJの沖野修也さんの本を編集させてもらったこともあるくらいDJの思考には共感している)。
オレがプレイリストを作るのが好きなのも、同じ理由だ。

だから、今回、意識したのは、

世の中の流れに乗った働き方を、
オレのフィルターを通して、
読者に伝える

ってことだった。
このフィルターがスタイルで今回のテーマである、

ギグ

ってこともあって最初にマイルス・デイビスの話をしてみたりしたんだよね。
ただ、このやり方が良いかはわからない。
ある意味、作家であるオレのエゴでしかないからだ。
何度も言うがそれを許してくれた上江洲さんには感謝しかない。

少し矛盾するかもしれないが、本の中でもオレは「編集者最強説」を書いていて、時代的にも編集者が過去にないくらい注目をあびているんだけど、だからこそ作家性を強く持っておく必要を感じてたりもする。

そんな中で、オレなりに追求した結果が

『ギグワーク』
〜組織に縛られず死ぬまで「時間」も「お金」も自由になるずるい働き方〜

なんで、まずはクラウドファンディングのページでまえがきを読んでみて。
それで面白いと感じたら、どれかリターンを選んでくれ。
とくに、ブレックファーストミーティングは楽しみなんだよね。
詳しくはこちら↓


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