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日置を想う、すべての人と。

noteに選挙のことばかり書いてる気がする(笑)政治と宗教の話はあまりするな、タブーだぞ。という雰囲気のある世の中で、ホントごめんなさいね。自分でも自覚してます。でも、政治の話がしたいんじゃないですよ。永山由高というひとりの人間の生き様のことを少々・・・

ケンタ、あんまり話すな(笑)
以下、長文です。長文かよ。

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「ふるさとには、夢などない。」

そんな空気感に、押しつぶされそうだった10年前、私を支えてくれた友人が、永山由高という人間でした。

15歳で鹿児島・甑島を離れ、今から12年前に鹿児島へ戻りました。少子高齢化、産業の衰退、担い手不足、地域コミュニティの希薄化、空き家の増加、田畑は荒れ、若者のいなくなった故郷の姿。

夢を語れば、夢を見るな。現実をみろと言われ、ものと情報が溢れた時代には「希望」がありませんでした。

当時、24歳だった私は、生まれ育った故郷を、もっと好きになりたくて、まずは、自分にできることをしようと思って耕作放棄地を再生しながら、小さな田んぼと、焼酎用のからいもづくりを見よう見まねで、始めました。

「なんのために大学に行ったのか」「故郷には、帰らんくてよか」「自分の代で、店はたたむ」「こどもたちには、都会で暮らしてほしい」「農業や漁業では、メシは食えん」「綺麗事ばかり言うな」地域のあちこちには、こうした声や閉塞感も当たり前のように、たくさんありました。

若かった自分は、その言葉に何度もくやし涙を流し、周囲の重圧と、

「ふるさとには、夢などない。」

そんな空気感に飲み込まれてしまいそうな毎日でした。そんなとき、こんな言葉をかけてくれた友人がいました。

「ケンタはさぁ、日本の宝だよね」
「本当にすごいと思う」って。

多くの人々に反対されながら、たった一人で始めた農業。若くて、肩書きもなく、実績もなく、農業のことも知らず、何者でもなかった当時の私を「日本の宝」と呼んでくれたのが、今回、日置市長選挙に立候補している永山さんでした。

また、休みの日には、奥さまと甑島の田んぼまで来てくれて、稲刈りの片付けの加勢をしてくれたことが、どんなに心強かったことか。今でも忘れません。

あれから10年が経ち、私は35歳になり、二人の娘がいます。生まれ育った故郷に、地域づくり会社を立ち上げ、現在、14名の若いスタッフと故郷を守り育てるために、農業の他に、使われなくなった公共施設や空き家などを再生し、豆腐屋、パン屋、ホテル、レストラン等の運営、特産品の開発などに取り組ませていただけるようになりました。

そうした様々な事業を通じて、僅かながらですが、甑島の子供達に希望をもたらすことができているのではないかと思います。

けれども、周囲の空気感に押しつぶされて、挫折しそうだったあの時。永山さんの言葉がなければ、自分自身の挑戦を諦めていたかもしれません。永山さんは、あの時の私にとっては、まるで暗闇を照らすような、ひとつの光でした。

「応援すると言うこと。」

口では、なんとでも言えるのですが、永山さんのいう応援する、支援するという言葉は、決して一方通行で、投げやりなものではありません。目の前のひとりのために、自分に何ができるかを真剣に考え、そして「行動」し「決断」していくことです。

永山由高という人間は、前例主義でもありません。過去に実績がないからといって、若いからといって、あるいは、年老いているから、障害があるからと言って何かをあきらめたり、諦めさせたりするような人では、ありません。

また、どんなに悲しいことも苦しいことも「正しさと、楽しさ」を持ち合わせて、ともに悩み、ともに苦しみ、より良い未来に向かっていけるよう、対話と挑戦を忘れない人です。

そんな人が、このまちの市長になる。

それが、できるのが今回の日置市長選挙です。現在、新型コロナウィルスの感染拡大により、さまざまな分野での弊害や日常生活への変化が起きています。まさに、これまでの「当たり前」が通用しない時代になったことは、周知の事実です。

一つの業種、業界を知るだけでは、乗り越えることは容易ではありません。金融、民間企業、社団法人、地方自治。さまざまな分野を経験してきた永山さんだからこそ、従来の発想にとらわれず、日置市を本当に必要な場所に導いてくれる人だと思います。

10年前、何者でもなかった私の言葉を信じて、ひとりの若者を宝物と言ってくれたように、今、「永山由高」と言う一人の人間の可能性を私は、信じています。

彼が、日置市長になると言うことは、この町で暮らす一人一人の幸せに向き合う「本来の政治」が始まると言うことです。

具体性のない、みんな。や、表面的な地域のためといった言葉ではなく、目の前のたったひとりのためにできることを真剣に考え、対話を通じて、ともに挑戦していく、そんな市長が、ここに誕生したとしたらどんなに素晴らしいか。今回、最後に選ばれる市長は、ただ一人です。その未来を日置市のみなさんが、自分の意思で選ぶことができることが、羨ましい。

コロナの感染拡大を防止するために、急遽規模を縮小した出発式で彼は言いました

「私が、皆さんの上に立つのではなく、変革の先頭を走ります。」

心から思いました、

「永山さんは、日置の宝です。」そして、そんな永山さんを支える皆さんもまた、日置の宝です。「本当にすごいと思う。」

10年前に私にいただいた言葉を、永山市長候補にお返しします。どうか日置市にゆかりのある皆様、わたしの友人「永山由高」を、日置市長に押し上げてください。

何卒、宜しくお願いいたします。

2021.5.10

公式サイト

https://nagayan.jp/

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