2023年度の数字を作った

 久しぶりの待機時間にサイゼリアでお仕事。(※ミラノ風ドリア美味い)

 どうも!総合型地域スポーツクラブをやっています、上杉健太です。

 今日は、『2023年度の数字を作った』というテーマでお話します。テーマの通り、来年度の事業計画と予算の数字を作ったので共有します。まだ、超現実路線で作ったカッチカチのベース案みたいなものです。組織としての決定はこれからですし、数字としても、ここからどれだけ飛躍させられるかという勝負を毎年していく感じになります。(※逆に、ここを割り込んだら超ダメという数字)


重点テーマ

 まずは2023年度の重点テーマですが、『クラス単位の活動の活発化』としたいと思っています。クラスの数自体を増やしていくことは引き続きやっていくのですが、人財や施設確保の面で、やればやるほど伸ばせるというものではありません。2022年度は年度中にもクラス数を増やせたので、2023年度は増やした枠(クラス)にしっかり会員を入れていくということに注力します。会員数に跳ね返ってくるところですね。クラスあたりの人数が増えますから、雰囲気としては活発な感じになっていくと思います。
 同時に、一人当たりの練習時間が減ったり、色々なニーズが混在する感じにもなっていくはずですので、「もっとやりたい!」という子向けには、長期休み中の特別練習みたいなものをどんどん企画してあげたいなと思っています。ちょうどこの冬休みに、コーチの提案によりバドミントンジュニアクラスで3回行います。こういうのを2023年度は色々なクラスで行っていきたいなと思っています。それが競技志向クラスの設立に繋がっていくことも当然視野に入れて。
 一方で、スポーツをもっとやりたいというよりは、この仲間ともっと遊びたいという人も出て来るでしょうから、そういう人の為には交流会みたいなものも企画していきたいと思います。食事会的なものだったり、スポーツ観戦だったり、レジャー的な遊びだったりをいつもの仲間とやってさらに仲良くなるイメージです。成熟したクラブに見られる”メイン活動以外”の部分を徐々に作っていくということです。(※コロナのせいでだいぶ遠慮していたが、そろそろ2023年度はいけるでしょう!)


定期活動の増減

 では次に最も重要な定期活動の増減について。ここはミスると本当に会員からの信用を失うところで、超絶大事なところです。基本的には、継続を望む会員がいるクラスは、どんなに少人数でも継続させるというのが僕の理念です。(※望めばいつまでも続けられるクラブ)

 ただ、今年度は継続が危ぶまれるクラスがあります。それは、バドミントンジュニア金曜クラス。年度の途中に増設したクラスなのですが、担当コーチが大学4年生で、就職を機に退任してしまうんです。ここの後任を見つけないと、クラスの継続は不可能となります。一応コーチ資格を持っている僕が引き継ぐことも考えてはいるのですが、ちょうど外部クラブから指導を請け負っている時間と重なってしまっており、なかなか調整が難しそうなんですよね。なので、何としても後任を見つけなければ・・・!(※候補はいるので、そろそろ打診しちゃおう)

 変更をしようと思っているのが、コーディネーショントレーニングキッズ(年少・年中)クラス。ここは年少さんのニーズがあまり高くないので、年中さんを卒業させてしまうよりは、年中・年長クラスに変更をして、今の子をそのまま持ち上げようと思っています。もちろん抜けてしまう子はいるとは思いますが、同じメンバーが持ち上がればより充実した内容にできると思うので、ここは楽しみな部分です。
 もう一つ、コーディネーショントレーニングジュニアクラス(小学生)も変更します。元々は2~4年生を対象にしていたのですが、実際に募集をしてみると、兄弟関係やお友達関係などで年長さんと1年生が4人もいるという状態になり、さらに現4年生から継続を望む声ももらっているので、対象を全学年にし、コーチも2人体制に増やすことにしました。ここは会員数が減ってしまったらコーチ増員が無駄になってしまう部分なので、頑張ってプロモーションしなければならないところですね(笑) (※でも、もし一人で十分な数になったら、ある程度のところまでやってから僕が抜ければいい)
 バスケ中学生クラスも変更します。現在は月2回行っているのですが、これを3回にします。このクラスは、僕が他のクラスで一切顔を出せない為、完全に外部に委託して運営してもらっているのですが、本業で大変な中、増やしてもらえることになりました。本当に有難い!

 増やそうと思っているクラスもあります。まずはバスケットボールです。まだ企画が固まっていないのですが、ジュニアクラスから抜ける新中1や、その保護者などをターゲットにしたいと思っていますが、バドミントンのスキルアップクラスの企画がなんだかいい感じなので、そのバスケットボール版にしようとも考えています。このあたりはコーチと相談ですね。でも、僕もバスケのスキルを持っておけば何かと便利なので、僕も会員として参加できる企画にできたら一石二鳥でいいなと思っています。また企画が固まったら共有しますね。
 それと、既にここでも共有済みですが、ヨガとバトントワリングも具現化に向けて動いていますので、順調にいけば合計3クラスが年度頭から増やせると思います。


それ以外の事業

 定期活動以外の事業としては、今年度の継続を想定して計画・予算を組んでいます。外部クラブの指導・事務業務(在宅)、外部クラブのアドバイザー業務、noteのマガジン運営、講演系、といった感じですね。ここは特に積極的に増やすつもりはなく、先方のメリットを第一に考えていきます。


コスト

 コストの面では、人財にかける費用をアップさせたいと思っています。具体的には、僕の役員報酬、コーチ謝金あたりですね。もう既に高い割合で設定しているものについては、会員数を上げることで上げたいと思っているのですが、そうでない人達については、設定時代を変更して上げていきたいと思っています。僕の報酬も月数万円上げたいと思っています。


会員数

 会員数は、現在の170から継続率70%程度で考え、4月スタート時点を108名。年度末の着地を180名としました。2022年度からプラス10名という超絶堅い数字です(笑) これは、絶対に越えなければならない目標と言えるでしょう!


予算規模

 そんなこんなで予算化してみると、以下のような感じになりました。

【事業活動収入】¥8,951,920(対前年決算見込 +2,023,630)
 ①会費・入会金収入 ¥692,000(対前年決算見込+¥99,000)
 ②事業収入
  ・参加会費収入 ¥6,934,000(対前年決算見込+¥2,335,650)
  ・受託事業収入 ¥1,250,320(対前年決算見込-¥431,020)
  ・その他収入 ¥75,600(対前年決算見込-¥22,390)

【 事業活動支出】¥8,951,920(対前年決算見込 +2,533,447)
 ①事業費 ¥3,243,330(対前年決算見込 +1,411,533)
 ②管理費 ¥4,887,900(対前年決算見込 +425,370)
 ③予備費 ¥820,690(対前年決算見込 +696,544)

 ちなみにこの数字は、toto助成金を含んでいません。72万円で申請を出しているので、もし通ればシンプルに72万円プラスの規模で運営します。いや、助成金を効果的に活用できれば、100万円以上の規模で大きくなるでしょう。(※そっちの予算はまた後で立てます)

 とりあえず、結構堅く見積もったとしても、予算規模としては200万円ほど大きくできると思うので、改めて着々とクラブを育てているなと思いました(笑)


 ということで今回は、『2023年度の数字を作った』というテーマでお話しました。これをベースに、toto助成金を受けて飛躍するパターンと、コーチの退任などの最悪ケースが重なったパターンを出して、色々な状況を想定した経営計画を立てたいなと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました!
ではまた!

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上杉健太@総合型地域スポーツクラブ
総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5