応援している人に初めてフラスタを贈ったら、その一年後には企画を立てていたオタクの話①

実際は半年後には企画を立てていたのですがね。

ご挨拶

初めまして、健太と申します。
あちこちフラフラと浅く広くオタクをやっていましたが、1年半くらい前に声優ユニット:サンドリオンを応援し始めてから一気に交友関係、行動範囲が広がり、楽しい毎日を送っています。
その切っ掛けともいうべきフラスタについて、誰かの助けになればと思い筆を執りました。
この記事は

  • そもそもフラスタって何をすればいいの?

  • 応援している方にフラスタを贈ってみたいけど、何から始めればいいのかわからない

  • 贈ってみたいけど、自分にはクリエイティブなセンスとかないし・・と悩んでいる

そんなあなたに向けて書いています。


そもそもフラスタって?

フラワースタンドの通称。よく新装開店の時に店前にあるやつですが、オタク界隈ですと応援している方、キャラクターのライブ・イベントの出演を祝って贈る風習があります(諸説あり)
一例を載せておきます。

僕が初めて贈ったフラワースタンド

ここまで大きなものではなく、テーブルサイズの楽屋花を贈ることもあります。フラワースタンド、楽屋花を合わせて祝い花と表記されることがあります。
では、いざ贈りたいと思った時には、どうすればよいのでしょうか?
まずは個人(友人数人でを含む)で贈る場合について述べたいと思います。

実際に贈る際にやること・手順

1、レギュレーションの確認

これが始まりであり、一番重要なことです。
いくら贈りたいと思っても、公演によっては受け取りしない、そもそも発表されないということがあります。お花を受け取るのは運営に負担があることであり、会場の規模、内容によっては贈れないこともあります。その際は仕方がないと納得しましょう。
また、贈れることができるとなった場合でも、それにはルールがあります。気持ちが先走って受け取る側の迷惑にならないようにしっかりとルールを確認しましょう。
重要なのは①配達先・日時(いつ必着か)、②サイズ、③回収の要否
です。これはお花屋さんに手配する際に絶対に必要ですので、これが明記されていない場合、運営に確認しましょう。

2、贈りたいのはフラワースタンドか楽屋花か

さて贈れることがわかりました。では、実際にフラスタ・楽屋花のどちらを贈るのか決めましょう。公演・イベントによってはフラスタのみ、楽屋花のみなどありますので、レギュレーションを確認しましょう。
フラワースタンドは会場に設営されるため、自身で見られることがほとんどかと思いますが、楽屋花は文字通り楽屋行きなので完成品を見ることはできません。

3、予算を決める

次に決めるのは自分の中での予算です。この後お花屋さんに相談する際の指針になりますので、ざっくりでかまいませんが、いくらにするかは人によって違いますので正解はありません。自身のお財布と相談してください。
お花屋さんによって異なりますが、だいたいのところは
楽屋花 6000円~
フラワースタンド 25000円~
で受け付けているところが多いようです。
代金はお花代+送料が入りますので、総額なのか送料別なのか確認しましょう

4、贈りたいお花のイメージを考える

おそらくここが一番躓く点、もしくは躊躇する点ではないでしょうか。
贈りたいものの確たるイメージがある方は素晴らしい!その情熱をお花屋さんに伝えてください!
しかし、実際は「贈りたいという情熱はある、お金はなんとかする!でも、具体的なイメージができなくて詰んだ・・・」となり、行動できない方は多いのではないでしょうか?僕自身もそうでしたが、イラストは描けませんし、語彙力もあまりないので相手に伝えるというのが非常に困難です。そもそもクリエイティブな発想力がないです・・・

4.5、実際に贈っている人の例を参考にする

上記にあるように、発想力がなくてどうすれば・・・と悩んでいるならば実際に贈られているものを参考にしましょう。X(旧:Twitter)で公演名・イベント名で検索すればでてくるでしょう。もしくはお花屋さんに作例がありますので、それらを見て、自分の中で「あ、こういう雰囲気好きかも」と思ったものを参考にしましょう。ただし、実際に参考にする際は贈った方にDMで許可を取りましょう。その方も応援する方を想って、たくさん考えて贈ったものです。それに対するある種のリスペクトはあるべきだと思います。

5、お花屋さんを探す

大都市部に住んでいる方は直接店舗に相談できるのでいいですが、そうでない方は探すのが一苦労です。
なので、そういった方向けにインターネットで受付できるサービスがあります。
代表的なのは
・Sakaseru https://www.sakaseru.jp/

・感動フラワー専門店 Flower's room F(痛花)

・ハナノキ

あたりでしょうか。
僕が実際に使ったことがあるのはSakaseruなので、ここからはその例で紹介したいと思います。

5.5 実際に探してみる

Sakaseru HPより

Sakaseruのホームページを検索し、①、②と検索すれば作例はでてきますので、自分の好みの作例を探してみましょう。
探せない方、安心してください。ページ右下に「スタッフに相談」という項目があります。そこで贈るエリア、日時、ざっくりとした贈りたい内容を記載しメールで相談しましょう。Sakaseruのスタッフさんが相談に乗ってくれます。

6、依頼する

実際に依頼するときにはどのような情報が必要なのでしょうか。
まずは1で述べたレギュレーションです。これがないとお花屋さんも動きようがありません。
①配達先・日時(いつ必着か)、②サイズ、③回収の要否
ですね。
*レギュレーションの発表が遅い公演・イベントもあり、依頼先によっては最低限の金額を先に支払い、相談の上ある程度のイメージを先に作ることを了承してくれることもあります。

次にイメージが固まっている場合はそれを伝えてください。
固まっていない、そもそもクリエイティブ能力に自信がない方は、その旨をお花屋さんに伝えましょう。
例:「贈ってみたいのですが、クリエイティブな発想に自信がなく、細かい点はお花屋さんにお任せしたいと考えています。」
相手もプロですから下手に見栄をはらずに相談しましょう。ただ、贈りたい方のイメージ、公演の雰囲気、メンバーカラーなど出せる情報はなるべく渡しましょう。ホームページを貼り付けしても、お花屋さんが全て確認するのは非常に手間ですし、イメージの食い違いが起きてしまいます。

ここで3の予算の話に戻りますが、お花屋さんは伝えた予算内で頑張ってイメージに近づけようとしてくれますが、内容によっては厳しい場合もあります。その場合、予算を増額するか、規模を縮小するか、選ばなければなりません。

7、決定とその後

以上の話が終われば、もう自分でやれることはほぼ終わりです。
贈る花に取り付ける立札の作成をどうするのか(お花屋さんがやってくれるのか、自分で作成が必要なのか)、イラストや小物類を取り付けるのかなどはありますが、初めて贈る方は欲張らずにまずは贈ってみることを第一優先で考えてみましょう。
最初から自分のイメージ通りにできる人は多くありません。贈っていくうちに、「あれをやってみたい」「こういう雰囲気のお花にしたい」など自分の中で希望のイメージが湧いてくると思います。こだわるのはそれからでも遅くありません。まずは初めの第一歩を踏み出すことが重要だと思います。

8、実際に贈った例

とはいえ予算とか規模感とかがわからないのだけど?という方のために僕が贈った例を載せます。基本的にお花の量が増えれば予算は上がるものと考えてください。
①フラスタ 1基あたり総額5万円(お花代4万円)

初めて贈ったお花。初手で2基贈ったせいでお花の人と呼ばれました。解せぬ

②フラスタ 総額31395円(お花代25000円)

③フラスタ 1基あたり総額41895円(お花代35000円 イラスト代別)

初めてイラストを付けました。イラストめっちゃ可愛い


④楽屋花 総額8505円(お花代6000円)

楽屋花ですが回収が必要だったので、新幹線で持って帰りました。

⑤楽屋花 1つ総額14910円(お花代12000円)

まとめ

長々と述べましたが、お花を贈ることは手間です。また、身もふたもない言い方をすると運営にお金を落とすわけではないので、完全な自己満足のものだと僕は考えています。
しかし、応援している方に「応援しているよ!」という想いを届けるのにお花はわかりやすい形であることは確かだと思います。贈った花を見て、応援している方が喜んでくれることが何よりだと思いますし、公演を彩り、頑張る力になっていたらとても嬉しいものです。また、お花を贈ると良くも悪くも名前が知られますので、交友関係が広がるきっかけにもなります。もちろん贈ったからエライとか、贈ってないからダメとかいうわけではないのはお分かりですよね?

他の方と比べる必要はありません。「お花贈るとか重くないかな・・・」とか「こだわりとかわからないし・・・」など悩む気持ちは重々わかります。僕もそうです。今でもそうです。ですが、応援している方に喜んでほしい、応援しているよという気持ちを伝えたい、そういう気持ちがあり、お花を贈ってみようかな?と少しでも思ったのならば行動してみませんか?いつも贈れるとは限りませんし、折角できる機会があるのならば行動してみませんか?あなたが応援している方はきっと喜んでくれると思いますよ!


この記事が悩むあなたの背中を少しでも押せたのなら幸いです。
次回は企画編、イラスト編を載せたいと思います。



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