引越しに伴う法人の本店移転手続きについて
先日引越しを行い、それに伴って法人の所在地を変更する事となった。
変更の届出は管轄区域の法務局に必要書類を提出すれば良いのだが、どの書類が必要なのか一見だとわかりづらかった。
法務局のHPには、必要書類の一式がPDF形式で公開されている。
しかし、実際には管轄内か否かで必要書類が変わってくるので分かりづらい。
実際には、最小行政区画(市・町・村などの区切りのこと)内の本店移転なら、定款に記載している住所の変更が無い為必要書類が少なくて済むことが調べる内にわかった。
定款の変更が必要無ければ、1.本店移転登記申請書、2.取締役会議事録又は取締役決定書の二つで済む。
2については、定款で取締役会を設置しているか否かで変わるので、法務局の例に従って作成すれば良い。(設置していれば取締役会議事録、設置していなければ取締役決定書を作成)
書類の作成が完成したら、法務局の窓口に行き書類を提出して「商業・法人登記申請受付確認票」という用紙を貰う。受付票には、本店移転の完了予定日が記載されており、何事も無ければその日前後に本店の住所が変更される。(自分の場合は5日後に変更が完了した)
上記の本店移転手続きが完了したら、履歴事項全部証明書を取得する。
その後税務署やハローワーク・銀行等へ住所変更の手続きが待っている。
面倒ではあるが、一つずつ片付けていくしかない。
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