裏工作イルカマン
スタンダードだと進化させるための要求が高く、カードの性能の割にイマイチ使いにくいイルカマンexですがエクストラではそのデメリットを消し去るカードと組み合わせることで活躍の場面が見込めそうだ、というのは誰しもが考えることだと思います。
今回は、イルカマンexを使用したエクストラレギュレーション用のデッキを組んでみました。
デッキはこちら↓
イルカマンexが水タイプということでカイとシナジーが取れる裏工作型として構築してみました(ダイブボールともシナジーあるけど持ってない)。
ソーナンスを前に出してイルカマンexに進化させ、ソーナンスにふうせんを貼って入れ替えたり、グズマやあなぬけのヒモで前に出ていって戦います。
イルカマンexが倒されたらまたソーナンスを前に出してイルカマンexに進化させて…と繰り返しです。
ソーナンスが前に出ている時は特性のうらこうさくが使えなかったり、イルカマンが連続で攻撃出来ない、ギガインパクト250は強そうでそうでもなかったり、これらを解決するための立ち回りが少々難解になるデッキですがHP340は悪リザードンexのバーニングダーク最高火力を耐えれるほどに高く殴ってサイドを取り続けられれば非常に強力です。
採用カードについて
以下、採用カードについて説明します。
アタッカー(イルカマンex)
デッキの核となるカード。
ナミイルカはなかよしポフィンで展開出来るうち最もHPの高いものを採用。
ギガインパクトの打点250は高そうで倒したいラインを倒せないという微妙な数字なので後述する打点補助カードと合わせて攻撃することを検討します。
ギミック(ソーナンス)
バトル場に出してイルカマンexの特性を消して手札から進化させるために使います。
イルカマンexに進化出来ればうらこうさくの特性も止めてしまうため邪魔になるのでふうせんをつけてすぐにベンチの戻します。
カプ・テテフは特性が使えるので盤面を展開するために必要なカードが揃っていない場合はカプ・テテフからサポートを持ってきて使うことを検討します。
システム(インテレオン:うらこうさく、ジメレオン、カプ・テテフ、マナフィ)
インテレオン、ジメレオンは手札から進化するとトレーナーズを持ってこれます、盤面展開、打点補助、呼び出しカードを揃えるなどやりたいことをやれるようになるのでとても強力です。
カプ・テテフはソーナンスの説明にも記載しましたが、イルカマンexが立てられそうになくソーナンスをバトル場においておく場合に山札からカードを持ってくる用途で利用します、呼ばれるとサイド2枚取られてしまうので必要がなければ場には出しません。
マナフィはアローラライチュウに実質後1で勝負を決められたトラウマから採用しています、ルギアからげっこうしゅりけんが飛んでくることもあるので入れておくと穏やかな気持ちになります。
打点補助(インテレオン:クイックシューター、こだわりベルト、レッスンスタジオ)
環境TOPのレジドラゴ、ルギアを1回の攻撃で取れるようにするための採用です。
クイックシューター+レッスンスタジオ、こだわりベルトでギガインパクトの打点が280まで上がるので環境TOPのVstarポケモンを取ることが出来るようになります。
クイックシューター+レッスンスタジオ+こだわりベルトまで合わせると打点は310となりサイコジャンプで逃げられがちなミュウVmaxも1回の攻撃で倒せるようになります、条件は厳しいですがクイックシューターインテレオンを2体育成出来ればVmaxの330までは倒せるようになります。
フトゥー博士のシナリオやポケモン回収サイクロンでクイックシューターを使いまわして無理やり打点を上げていく方法も取れますし、クイックシューターで継続してダメージを撒いていくことで1回の攻撃で倒せる範囲が広がっていきます。
サーチ(なかよしポフィン、しんかのおこう、キャプチャーアロマ、クイックボール)
なかよしポフィンはナミイルカ、メッソンが対象、2体展開出来るのでまずはこれを使います。
しんかのおこうはイルカマンex、インテレオン、ジメレオンが対象(実はダイブボールのほうがサーチ範囲が広くて優秀なのですが予算的に厳しかったのでしんかのおこうでお茶を濁しています…)。
クイックボールでたねポケモン全般、特にソーナンス、カプ・テテフを持ってくることを想定しています。
キャプチャーアロマは全てを対象に出来ますがコイントスに依存します。
回収(ポケモン回収サイクロン、フトゥー博士のシナリオ)
うらこうさくの再利用、ダメージを負った、またはわざの使えないイルカマンexの回収、バトル場のソーナンス、をどけるために利用します。
うらこうさくの再利用やイルカマンexの回収はデッキの核となる行動なので効果的なタイミングを見極めて使っていきたいです。
サポート
ドローソースとしてシロナ、ナンジャモ、ポケモンとグッズサーチにカイ、これらは手札の状況を見てどれを使うかを判断します、序盤にカプ・テテフから持ってくる対象です。
グズマはギガインパクト後のイルカマンを下げつつ相手の裏を呼べる動きが強いので2枚の採用としています。
エネルギー
イルカマンexは1エネで攻撃出来るのでイルカマンexのみで戦うならもう1枚減らしてもいいのですが、サイドをずらすためにインテレオンで戦うケースも考えると計5枚の採用が妥当かなと考えています。
ウォッシュエネルギーはつけるだけでGGエンドを避けられるので便利ですがサーチしにくいという点を考えて1枚の採用です。
おわり
このnoteを書いている時点では、構築を考えただけで実戦は裏工作リザードンと1回やっただけですので(勝ちました、この対面は先行有利な気がします)、何処までやれるか分かりませんがイルカマンexを使った構築の一例となれば幸いです。
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