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無邪気さを失わずに育ったお陰

オッス!ワシ「健斗」っちゅんだけど...。




今回は、無邪気さを失わずに育ったお陰で気が付けたことを話す。




無邪気っていうと、真っ先に思い浮かぶのが、素直であどけない子供。




みなさんも、無邪気だった頃があるはず...。




でも、歳を重ねるにつれて、段々と考えないといけないことが増えて、無邪気でいられなくなるのが一般的。




そんな中でも、自分は、無邪気さを失わずにこれまで育ってきた。




当然、浮いた存在になる。




浮いてるからこそ、周りとあらゆるものの捉え方が、合わない。




その合わない状況を体験して、味わった複雑な気持ちを話していく。

無邪気なふるまいで周りに変わり者扱いされた

2歳の頃までは、もう誰も止められないくらい、無邪気さ全開でたのしんでた気がする。




3歳の頃から、無邪気な自分でいちゃダメなんだって、自ら抑える様になった。




そのきっかけは、父さんにいつも怒鳴られて過ごしてきたから。




会話なんてまともにできる状態じゃない。




小学生の時に、換気扇の前でタバコ吸いながら、父さんこんなに大変なんだ...って、苦労自慢をしてきた。




なんて言ったかは覚えてないけど、慰めたつもりで、伝えた言葉に対して、カンカンな父さん。




あまりにも詰められたせいで、自分の捉え方がおかしいんだって責めた記憶がある。




きっと、父さんの傷口に直にふれたんだと想う。




生活費を稼ぐことに翻弄される父さんに、まだその事実を受け入れる余裕がなかっただけ。




学生時代も、仕事をしてからも、自分が話したいことが上手く伝わらなかったり、相手の言ってることもよく分からないなんて、日常茶飯事。




なんでこんなに話が噛み合わないんだろう?
ってよく想ってた。




ただ、それでも無難に生活するには、ある程度周りと協調していかないといけない。




その状況で25年、やってきたのもあって、自分が変わり者だからいけないんだって、勘違い。




自分がいつも受け入れるばかりで、周りから受け入れてもらえなかったのもあって、人と関わることが面倒。




1人で過ごす方が楽で、段々人と距離を置く様になった。




本当は、人と関わることが大好きだし、もっと自分の好奇心に忠実に楽しみたい。




そんな気持ちを抑えてしまったもんだから、あんなにキラキラしてたのに、心が堕ちて、人生はつらいものだって誤解する様になった。

周りの人達は生き延びることで精一杯になってる

世間一般的な捉え方で、毎日暮らすとなると、人生はつらいもの、っていう認識になると想う。




それだけ世の中には、障害が多いってこと。




生きるだけでも、お金がたくさんかかる。




ご飯を食べるために、寝るために、服を着るために、働くために、税金を払うために...。




数え出したらキリがない。




子供の時は、親が全部やってくれたお陰で、無邪気でいる余裕がある。




親側も、その状況に翻弄されるからこそ、子供には、1人でもたくましく生きられる様、育ってほしいと願う。




本当は、何の制約もなかったら、ただ子供を可愛がれるのに...。




そんな葛藤をすることだってあるはず。




自分のことをこなすだけでも大変。




人生はつらいものだって、想ってしまう気持ちも理解できる。




父さんもその1人で、勢いで結婚し子供3人、生活するだけでいっぱいいっぱい。




自分がたのしむ余裕はないからこそ、できるだけ早く、手のかからない子供になってほしかったはず。




そうなってくれれば、安心して自分のことに時間を割ける。




それに、自分があまりにも無邪気すぎて、これから社会に出て、生きていくとなった時、傷ついてしまうかもしれない...。




ひどくつらそうな子供の姿をみるのは、耐えられないという想いから、可愛がりたい気持ちは抑え、あえて厳しくしたのかもしれない。




ただ、あまりにも余裕がなさすぎた結果、感情的になることでしか、接することができなかったんだと想う。




学生時代だって、仕事をしてからだってそう。




人生がつらいと想ってる、余裕のない人にとって、いつもたのしそうにしてたり、キラキラしてる自分をみると、なんでそんな風にふるまえるのか不思議。




そうなれない自分と比べて、卑屈になる気持ちを抑えられなくなり、変わり者扱いしたり、足を引っ張ってしまう。




もちろん、その人達が悪いわけじゃない。




誰だって、自分がつらい時に、目の前にたのしそうにしてる人がいたら、憎しみの気持ちが湧くと想う。




そこまで理解できるからこそ、やり場のない気持ちに悩まされてきた。

周りを気にせずたのしむことを最優先にしていい

事ある毎に、足を引っ張ってきたり、甘えてくる人のことを、自分は吸血鬼って呼んでる。




寄り添えば寄り添うほど、自分のHPとMPが吸収され、干からびてしまう。




気の済むまで吸いとったら、風の様にどこかにいなくなる。




分かりやすく言うと、自分の機嫌を自分でとれないから、機嫌をとってくる人を求めて彷徨う人。




自分はこれまで、たのしむことに対する罪悪感と、貢献欲を埋めたい気持ちに翻弄され、周りに合わせてきてしまった。




たのしむことで、周りから後ろ指を刺されることが怖い。




誰かの役に立てない自分は、価値がないんだって責めてしまうのが耐えられなくて、困ってる人をみつけては、助けると言うより、相手の荷物を全て背負ってきた。




そうすることで、これまでなんとか心が壊れなくて済んだ。




冗談とかじゃなくて、身包みを剥がされる。




それだけ、命を粗末に扱う行為を、淡々としてきたってこと。




誰かのために生きてはいけない。




普通に暮らしてるだけで、そんな人達はごまんといる。




しっかり境界線を引いて、自分の心を自分で埋められる様になるのが義務。




周りが例え、つらそうにしてても、可哀想だからって先回りして助けたり、相手の課題を肩代わりしてはいけない。




それは、相手の成長の機会を奪うことになる。




サッカーで言えば、レッドカード一発退場!




一人一人が心の自律をし、自分がたのしめることに時間を注ぎ込む。




人の目なんか気にしてる暇があったら、すぐにでもたのしむ為の土台作り。




たのしむ余裕がないくせに、人生つらいと想う人を助けると共倒れになる。




余裕ができた時に、初めて人生つらいと想う人達に、その余った分を優しさとして、分け与えられる。

生き延びる為に耐えるほど身体の老化を早める

ほとんどの人が、歳を重ねるにつれて、無邪気さを失っていく。




義務教育で、お金のことも、人との距離感の保ち方も教えてくれない。




週5日、8時間を会社に貢献し、生かさず殺さずの手取りで、ギリギリの生活。




旨みは会社が持っていき、個人の能力が育つこともないまま定年。




会社側としては、やめてほしくないから、色々と策を練る。




社会に揉まれて、生きていくので精一杯。




情緒豊かだったのに、そんな魅力的な姿は、もうどこからも感じとれない。




そんな人達が多いから、世の中がこんなにも混沌としてる様にみえてくる。




生きると言うことは、つらいものなんだ...。




そう信じ込んで、疑わなくなった時、自分が生き延びられることを最優先にすると想う。




どうせ行動したって、たのしむことはできない。




最低限お金があれば、生活する分には問題がない。




後は、埋まらない心を刺激的なもので、一生懸命埋めよう。




気に食わないことは、全て誰かの責任にして、自分はいつだって被害者。




こんな考え方に辿り着いてもおかしくない。




それくらい心が絶望してしまってる。




厳しいことを言う様だけど、人生はつらいと言うのは、その人達の誤解。




心が堕ちてるからこそ、眼にみえるものをネガティブに捉えてしまう。




土台作りをしようとしないから、長いものにどんどん巻かれて、ジリ貧になっていく。




面倒毎はいつも誰かに任せ、自分の課題から目を背ける。




当然、喜びもないし、いつまでも付きまとう苦しみに支配されていく。




空の上に帰る人もいるし、それができない人達は、呼吸をするため必死で何かにしがみつく。





あんまり、こういうことは言いたくないけど、それも自分で選んでる。




こういうと、激怒する人がいるけど、苦労する選択をとってないと誤解して、頑張り続けてるから、無自覚に自分で選んでることにさえ気が付けない。




というより、気が付かないの方が正しい。




重荷は抱えれば抱えるほど、自分の身体も心も疲れさせ、老化を早める。




今すぐにでも、誤解に気付いて、創意工夫で重荷を下ろさないといけない。




強制はしない、それだけ向き合うのは大変だから。




ただ、もし人生はたのしめるってことを、腹落ちさせたいなら、やるしかない。

ED

ここまでみてくれてありがとう!

今回は、無邪気さを失わずに育ったお陰で、気が付けたことを話してきた。

幼少期から、周りと感覚が違って、浮いてたからこそ、自分の感覚を卑下したり、変わり者なんだって責める。

分かり合える人がいないことで、心がドン底まで堕ちてきた。

そんな中でも、無邪気さを失わずに、生きてきてくれた自分に感謝したい。

今この瞬間がつらくて仕方なかったり、周りの目を気にして、無邪気にふるまえない人達もたくさんいる。

そんな状態から、少しでも早く抜け出してほしい。

この話が、何かの気付きに繋がったり、じりつへの転機になると嬉しい!

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